クラス転移したからクラスの奴に復讐します
初戦
カードルを慰めた俺はカードルと共に会場に転移した。
「ありがとな。アスト」
「いいよ。じゃあ頑張ってくる」
「おう、頑張ってこい!」
俺はカードルと別れて選手控え室に向かった。
控え室に入り椅子に腰かけたあと今日の対戦表に目をやる。
この対戦表は帝国に行く前にもらったプリントの裏に書かれていたものだ。
「初戦は獣国のミルスか……ケモミミなのかな」
俺は獣国というフレーズに心躍らせた。
いやだって異世界なんだからエルフや獣人っているよね~って思ってたのに今まで獣人に会ったことないからさ。
できたらモフモフしたいけどなぁ。あの耳って触る=婚姻みたいなものだって精霊神様が雑学程度に教えてくれたしそう簡単にはさわれないだろうなぁ、いや完全に無理か。
「第三試合からか……ちょっと体でも動かしておこうかな」
俺は試合が始まるまでの間、軽い筋トレ(それでも腕立て千回)や心や魔力を落ち着かせるのに瞑想したりしていたらあっという間に時間が来てしまった。
俺は汗をタオルで拭いたあと、リングに向かうためにドアを開いた。
「それではこれより!、シルフレール学園代表予選一位通過を果たしたアラストール選手と!、ジャンビバ学園代表予選二位通過を果たしたミルス選手の試合をはじめまーす!」
ドアを開けると司会者がそう試合アナウンスをして観客席からも叫び声が聞こえてきた。
俺と前のドアから出てきたミルスらしき背中に鳥の翼を生やした奴はおんなじタイミングでリングの真ん中に向かって歩きだし、お互いの距離が5メートルになるくらいで止まった。
これがこの大会の中で選手同士の挨拶みたいなものだ。
すると、横から黒い燕尾服を身にまとったイケメンの審判が出てきた。イケメンは爆ぜろ!
「両者!構え!」
イケメン審判がそう言うとミルスは翼を広げてリーチがめっちゃ長い槍を構えた。
対する俺は、例の魔道具?NO nameを構えた。
いや、もうこの際だから名前つけるか……黒い色してるからスルトがいっか。
安易だなとか言わないでくれ。
俺がこいつに名前をつけるとNO nameのところがスルトになっておりそれ以外は変わっていなかった。
「戦闘……始め!」
その号令とともにミルスは翼をはためかせ空に飛んだ。そこに佇み少し俺の様子を見たあと槍を構えて急降下して来た。
そこは大体想定内だからあとはこれをするだけ。
『パン!パン!』
「…… ︎」
乾いた音が響き2つの弾丸はミルスの腕に的中した。
攻撃されたことに驚きミルスは攻撃を止め明らかな隙を見せた。
そこを狙い俺はさらに6発。翼の左右に三発ずつ的中させた。
すると、見事にバランスを崩してミルスは地面に落下してそのまま気絶した。
空中戦なら誰にも攻撃されないと油断していたのだろう。策士策に溺れるとはこのことか。
俺は無傷で順調に初戦を突破した。
そのあと試合を1つしたあとミリーナの試合の番になりその試合を最後まで見届けた。ちなみに勝ったのはミリーナだ。
「ありがとな。アスト」
「いいよ。じゃあ頑張ってくる」
「おう、頑張ってこい!」
俺はカードルと別れて選手控え室に向かった。
控え室に入り椅子に腰かけたあと今日の対戦表に目をやる。
この対戦表は帝国に行く前にもらったプリントの裏に書かれていたものだ。
「初戦は獣国のミルスか……ケモミミなのかな」
俺は獣国というフレーズに心躍らせた。
いやだって異世界なんだからエルフや獣人っているよね~って思ってたのに今まで獣人に会ったことないからさ。
できたらモフモフしたいけどなぁ。あの耳って触る=婚姻みたいなものだって精霊神様が雑学程度に教えてくれたしそう簡単にはさわれないだろうなぁ、いや完全に無理か。
「第三試合からか……ちょっと体でも動かしておこうかな」
俺は試合が始まるまでの間、軽い筋トレ(それでも腕立て千回)や心や魔力を落ち着かせるのに瞑想したりしていたらあっという間に時間が来てしまった。
俺は汗をタオルで拭いたあと、リングに向かうためにドアを開いた。
「それではこれより!、シルフレール学園代表予選一位通過を果たしたアラストール選手と!、ジャンビバ学園代表予選二位通過を果たしたミルス選手の試合をはじめまーす!」
ドアを開けると司会者がそう試合アナウンスをして観客席からも叫び声が聞こえてきた。
俺と前のドアから出てきたミルスらしき背中に鳥の翼を生やした奴はおんなじタイミングでリングの真ん中に向かって歩きだし、お互いの距離が5メートルになるくらいで止まった。
これがこの大会の中で選手同士の挨拶みたいなものだ。
すると、横から黒い燕尾服を身にまとったイケメンの審判が出てきた。イケメンは爆ぜろ!
「両者!構え!」
イケメン審判がそう言うとミルスは翼を広げてリーチがめっちゃ長い槍を構えた。
対する俺は、例の魔道具?NO nameを構えた。
いや、もうこの際だから名前つけるか……黒い色してるからスルトがいっか。
安易だなとか言わないでくれ。
俺がこいつに名前をつけるとNO nameのところがスルトになっておりそれ以外は変わっていなかった。
「戦闘……始め!」
その号令とともにミルスは翼をはためかせ空に飛んだ。そこに佇み少し俺の様子を見たあと槍を構えて急降下して来た。
そこは大体想定内だからあとはこれをするだけ。
『パン!パン!』
「…… ︎」
乾いた音が響き2つの弾丸はミルスの腕に的中した。
攻撃されたことに驚きミルスは攻撃を止め明らかな隙を見せた。
そこを狙い俺はさらに6発。翼の左右に三発ずつ的中させた。
すると、見事にバランスを崩してミルスは地面に落下してそのまま気絶した。
空中戦なら誰にも攻撃されないと油断していたのだろう。策士策に溺れるとはこのことか。
俺は無傷で順調に初戦を突破した。
そのあと試合を1つしたあとミリーナの試合の番になりその試合を最後まで見届けた。ちなみに勝ったのはミリーナだ。
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