クラス転移したからクラスの奴に復讐します
決闘in門兵
俺は王宮の前で手間取っていた。なぜなら。
「いいから、早く通らせてくれ」
「何を馬鹿なことを言っている!ここは王宮だぞ!そんなところへ見ず知らずの者を入れるわけにはいかん!」
「じゃあ国王に確認取ってこいよ」
「国王様はお忙しい方なのだ。お前のような平民には会うことなどできるわけがなかろう」
「じゃあセーバスさんに確認取ってこいよ」
「セーバス様も一緒だ。お前のような薄汚い者を合わせるわけにはいかん」
「じゃあどうしたら通してくれんだよ」
「お前など通すわけがなかろうが戯け」
といったすごいめんどくさい門兵に捕まっていたのだ。はぁ~もうムカつくなぁ!。
「アラストール様!」
俺がもう我慢の限界を迎える寸前でセーバスさんがこの騒ぎを聞きつけたのか俺を見つけてくれた。
「セーバスさん!。ここの門兵は人がなってないぞ、どうなってんだ」
「無礼者が!セーバス様になって言葉を…ここで断ち斬ってくれるわ!」
「すいませんアラストール様。コヤツには厳しい処分をいたしますので、どうか国には被害を出さないようにしてください」
「国に被害を出すつもりはねぇよ。もういいからさ、早くミリーナに合わせてくれ。あと、おっちゃんにも」
おっちゃんとはもちろん国王のことだ。この間仲良くなった時にお互いのことを愛称で呼ぶようにしてたからな。
「お、お前はどこまで国王様を愚弄する気か!決闘だ!お前に決闘を申し込む」
「…………はぁ~。なぁセーバスさん。こいつ殺していいか」
「…………はぁ~。私も無理です。ご自由にしてください」
「じゃあ腕と足全部斬っとこうか」
「そうしたら国の兵として使えなくなります。せめて弓兵として使える腕は残しておいてください。足は義足をつければ問題はないので」
「分かった」
そういう約束をした後俺は門兵と王宮内にある決闘場へ行った。セーバスさんは「先に国王に伝えておきます」とだけ言ってどこかへ行ってしまった。
決闘場はローマのコロッセオのような場所でそこでは沢山の兵士が訓練をしていた。
「ちょっとお前ら、こいつと決闘するから真ん中開けてくれ」
「第二団長!……分かりました。おいみんな団長が場所開けろってさ」
「「「了解です!」」」
たくさんいた兵士たちはコロッセオの壁際に行きこの決闘の観戦をするのか楽しそうにどちらが勝つか賭け事をしている。てか、こいつ団長だったんだな。団長が門兵って……毎日ローテーションでもしてたんかねぇ。
「俺は団長だな」「俺もだ」「あの男、結構やるぞ」「俺もそう思う」「ねぇ、あの人イケメンじゃない?」「うん。私もそう思う」「ほんとねぇ、いい男だわ」
最後の方はほっとこう。特に一番最後のは。勘違いしないでほしいが、一番最後のやつは男だからな。しかも2メートルもありそうな身長をしている巨漢だ。
「今更泣き面見せても遅いからな。後悔するなよ」
「さっさとかかってこいよ」
「おのれ、どこまで愚弄する気だ!ここで殺してくれる!」
門兵の奴は顔を真っ赤にしながら真剣を俺に振り下ろした。だが……
「遅い……」
そう、もうアリかよというぐらいに遅いのだ。いや、実際には速いのだろうが俺とのレベル差になればこれぐらいは止まって見えるのだ。
振り下ろされた剣を俺は一歩横に動いただけで躱す。そして、異次元倉庫から取り出した神器 グラムでこいつの足に斬りつけ、足の1本を斬り飛ばした。この剣は神界で武神様に稽古をつけてもらっていた時に練習用として使っていたものでそれをあの餞別の時にもらってからずっと愛用している。
その時の武神さん曰く「復讐にはこれだろ」ということらしい。俺はそういうのは分からないからなんとも言えないがなんといっても、斬れ味抜群だし他の武器より使いやすいのがいいな。
「うがぁ!、はぁはぁ、足が、俺の足がぁぁぁ!」
「があがあうるせんだよ。さっきの言葉をそのまま返してやるよ。今更後悔するじゃねぇぞ。このど三流が!」
俺はそう言ってもう1本の足を斬り飛ばした。最後のはどっかのチビの言葉をちょっとアレンジを加えて使わせてもらった。
「ああぁぁぁぁぁ!ガハッあぁぁ足がぁぁ俺の足がぁぁぁ!」
「だ、団長ぉぉぉ!」「お、おい!団長がやられてるぞ」「助けるか ︎」「そんなことしたら俺たちも只事じゃすまねぇよ」「あいつ団長に何してくれてんだ!」
「クールボーイねぇ~もうさいっこう!」
外野からはさまざまな悲鳴や罵詈雑言が聞こえてくるがそんなの無視だ無視。てか最後!おかま野郎!へんな声を出すな!鳥肌が止まらねんだよ!
俺は心の中でそう愚痴りながら団長のところに歩き未だに喚いている団長の髪を掴んで持ち上げた。
「お前、これに懲りたら二度とあんなことはするな。あと、俺に関わるな」
「はぁはぁ、は、はい、はぁはぁ」
俺はその言葉を聞いたあとそいつから手を離した。その時「『ドスッ』あぁぁぁぁぉ」とか聞こえたが無視してセーバスさんが来るのを待った。ちょっとスッキリしたから結構満足だ。
「いいから、早く通らせてくれ」
「何を馬鹿なことを言っている!ここは王宮だぞ!そんなところへ見ず知らずの者を入れるわけにはいかん!」
「じゃあ国王に確認取ってこいよ」
「国王様はお忙しい方なのだ。お前のような平民には会うことなどできるわけがなかろう」
「じゃあセーバスさんに確認取ってこいよ」
「セーバス様も一緒だ。お前のような薄汚い者を合わせるわけにはいかん」
「じゃあどうしたら通してくれんだよ」
「お前など通すわけがなかろうが戯け」
といったすごいめんどくさい門兵に捕まっていたのだ。はぁ~もうムカつくなぁ!。
「アラストール様!」
俺がもう我慢の限界を迎える寸前でセーバスさんがこの騒ぎを聞きつけたのか俺を見つけてくれた。
「セーバスさん!。ここの門兵は人がなってないぞ、どうなってんだ」
「無礼者が!セーバス様になって言葉を…ここで断ち斬ってくれるわ!」
「すいませんアラストール様。コヤツには厳しい処分をいたしますので、どうか国には被害を出さないようにしてください」
「国に被害を出すつもりはねぇよ。もういいからさ、早くミリーナに合わせてくれ。あと、おっちゃんにも」
おっちゃんとはもちろん国王のことだ。この間仲良くなった時にお互いのことを愛称で呼ぶようにしてたからな。
「お、お前はどこまで国王様を愚弄する気か!決闘だ!お前に決闘を申し込む」
「…………はぁ~。なぁセーバスさん。こいつ殺していいか」
「…………はぁ~。私も無理です。ご自由にしてください」
「じゃあ腕と足全部斬っとこうか」
「そうしたら国の兵として使えなくなります。せめて弓兵として使える腕は残しておいてください。足は義足をつければ問題はないので」
「分かった」
そういう約束をした後俺は門兵と王宮内にある決闘場へ行った。セーバスさんは「先に国王に伝えておきます」とだけ言ってどこかへ行ってしまった。
決闘場はローマのコロッセオのような場所でそこでは沢山の兵士が訓練をしていた。
「ちょっとお前ら、こいつと決闘するから真ん中開けてくれ」
「第二団長!……分かりました。おいみんな団長が場所開けろってさ」
「「「了解です!」」」
たくさんいた兵士たちはコロッセオの壁際に行きこの決闘の観戦をするのか楽しそうにどちらが勝つか賭け事をしている。てか、こいつ団長だったんだな。団長が門兵って……毎日ローテーションでもしてたんかねぇ。
「俺は団長だな」「俺もだ」「あの男、結構やるぞ」「俺もそう思う」「ねぇ、あの人イケメンじゃない?」「うん。私もそう思う」「ほんとねぇ、いい男だわ」
最後の方はほっとこう。特に一番最後のは。勘違いしないでほしいが、一番最後のやつは男だからな。しかも2メートルもありそうな身長をしている巨漢だ。
「今更泣き面見せても遅いからな。後悔するなよ」
「さっさとかかってこいよ」
「おのれ、どこまで愚弄する気だ!ここで殺してくれる!」
門兵の奴は顔を真っ赤にしながら真剣を俺に振り下ろした。だが……
「遅い……」
そう、もうアリかよというぐらいに遅いのだ。いや、実際には速いのだろうが俺とのレベル差になればこれぐらいは止まって見えるのだ。
振り下ろされた剣を俺は一歩横に動いただけで躱す。そして、異次元倉庫から取り出した神器 グラムでこいつの足に斬りつけ、足の1本を斬り飛ばした。この剣は神界で武神様に稽古をつけてもらっていた時に練習用として使っていたものでそれをあの餞別の時にもらってからずっと愛用している。
その時の武神さん曰く「復讐にはこれだろ」ということらしい。俺はそういうのは分からないからなんとも言えないがなんといっても、斬れ味抜群だし他の武器より使いやすいのがいいな。
「うがぁ!、はぁはぁ、足が、俺の足がぁぁぁ!」
「があがあうるせんだよ。さっきの言葉をそのまま返してやるよ。今更後悔するじゃねぇぞ。このど三流が!」
俺はそう言ってもう1本の足を斬り飛ばした。最後のはどっかのチビの言葉をちょっとアレンジを加えて使わせてもらった。
「ああぁぁぁぁぁ!ガハッあぁぁ足がぁぁ俺の足がぁぁぁ!」
「だ、団長ぉぉぉ!」「お、おい!団長がやられてるぞ」「助けるか ︎」「そんなことしたら俺たちも只事じゃすまねぇよ」「あいつ団長に何してくれてんだ!」
「クールボーイねぇ~もうさいっこう!」
外野からはさまざまな悲鳴や罵詈雑言が聞こえてくるがそんなの無視だ無視。てか最後!おかま野郎!へんな声を出すな!鳥肌が止まらねんだよ!
俺は心の中でそう愚痴りながら団長のところに歩き未だに喚いている団長の髪を掴んで持ち上げた。
「お前、これに懲りたら二度とあんなことはするな。あと、俺に関わるな」
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