クラス転移したからクラスの奴に復讐します
すごい機能
俺はサーナさんにカードを渡したあと少しギルマスとお話をしていた。
「なんか最近帝国で勇者が召喚されたって聞いたんだけどなんか知らないか?」
そう、勇者のことだ。もし勇者の評判が良かったら俺の復讐がやりにくい。それに俺は情報漏洩を防ぐために殺されかけたんだ、何か漏らされたらまずいことがあるかもしれない。
「マジかよ……死んだな」
「何がだ?」
「俺らだよ。勇者のせいで俺たちはずっと苦しめられたんだ」
そこから聞いた話しは酷いものばかりだった。
過去に勇者の力を使って世界を征服しようとした帝国が勇者を各国に向かわせて、脅し紛いというかもろ脅迫をしていたらしい。
各国は勇者の力に恐れて従うしかなかった。この国もその被害があった国で、自分の妻や夫を勇者に取られた者、娘を勇者に強姦された挙句殺された者、勇者のせいで仕事を失った者なんかで勇者の被害にあったのは少なくない。そのくせ魔物を討伐する時は一端の冒険者に全部任せてその手柄を横取りしたり最初から戦地に向かわずダラダラしていたりと散々だったらしい。
「因みに俺はそれを一回経験してる。そんときにその時の婚約者を寝取られて、俺は勇者を信じたりはしなくなった。いや。そんな生温くないな。俺はあいつらを殺したいとも思った」
ギルマスは歯を食いしばりながら語ってくれた。
俺はその言葉に共感を覚えてしまった。いや、この世界に来たのは運命だったんだな。この世界でならあいつらを思う存分苦しめて殺せる。
「語ってくれてありがとな。俺も勇者は許せない。俺は勇者に復讐をするつもりだ」
「本気でするのか?」
「ああ、そのために強くなったんだ」
「そうか。俺たちの分も頑張ってくれ」
「ああ」
そのあとは国のいいところだとかどこの料理が上手いだとかで盛り上がった。
「ギルドマスター。カードをお持ちしました」
「ああ、ありがとうサーナ。ほら、これがアストのギルドカードだ」
そう言って渡して来たのは綺麗な白色をした純白のギルドカードだった。
因みにカードの色はランクで分けてあってGランクなら只の銅板でFランクは銅板に青色の文字で表記されたものでEは銅板に白色の文字で表記されたものといった感じで分けられている。まぁその辺はあとで解説しよう。
「ああ、ありがとな。そういえば魔物のことなんだが換金はできたか?」
「ああ、バッチリだ。そのギルドカードにチャージしてあるぞ」
「これってそんな機能まであったんだな」
俺はカードの欄を見ると、確かに所持金残高の欄が増えていた。
「それには今40億tossぐらいが入ってるからな。使う時は本人確認が必要だが結構便利だぞ」
「そんなに入ってたんだな。確かに便利だ」
俺はそのギルドカードを異次元倉庫にしまった。
「それで、これからどうするんだ?」
「なんか依頼を取り繕ってくれないか」
「分かった。じゃあ……これなんかどうだ?。今日来たばっかのまだ誰にも手が付いてない依頼だ」
「どれどれ」
ーーーーーーーーーー
ワイバーンの巣を殲滅
討伐ランク:S
概要:コーデンの森にワイバーンの巣を発見した。数は不明。
報酬:ワイバーン1匹につき1万toss
ーーーーーーーーーー
「へぇー面白そうだし受けて見るか」
「じゃあ気をつけてな」
「おう」
そうして俺は冒険者ギルドを後にした。
残ったギルドマスターは……。
「そういえばこの部屋壊れたまんまだったわ」
「早く直してくださいね」
「いや壊したのアイツなんだけど」
「今はいないんですからさっさとやっちゃってください」
「はい……」
受付に尻に敷かれているギルマスだった。
「覚えてろよアスト」
「なんか最近帝国で勇者が召喚されたって聞いたんだけどなんか知らないか?」
そう、勇者のことだ。もし勇者の評判が良かったら俺の復讐がやりにくい。それに俺は情報漏洩を防ぐために殺されかけたんだ、何か漏らされたらまずいことがあるかもしれない。
「マジかよ……死んだな」
「何がだ?」
「俺らだよ。勇者のせいで俺たちはずっと苦しめられたんだ」
そこから聞いた話しは酷いものばかりだった。
過去に勇者の力を使って世界を征服しようとした帝国が勇者を各国に向かわせて、脅し紛いというかもろ脅迫をしていたらしい。
各国は勇者の力に恐れて従うしかなかった。この国もその被害があった国で、自分の妻や夫を勇者に取られた者、娘を勇者に強姦された挙句殺された者、勇者のせいで仕事を失った者なんかで勇者の被害にあったのは少なくない。そのくせ魔物を討伐する時は一端の冒険者に全部任せてその手柄を横取りしたり最初から戦地に向かわずダラダラしていたりと散々だったらしい。
「因みに俺はそれを一回経験してる。そんときにその時の婚約者を寝取られて、俺は勇者を信じたりはしなくなった。いや。そんな生温くないな。俺はあいつらを殺したいとも思った」
ギルマスは歯を食いしばりながら語ってくれた。
俺はその言葉に共感を覚えてしまった。いや、この世界に来たのは運命だったんだな。この世界でならあいつらを思う存分苦しめて殺せる。
「語ってくれてありがとな。俺も勇者は許せない。俺は勇者に復讐をするつもりだ」
「本気でするのか?」
「ああ、そのために強くなったんだ」
「そうか。俺たちの分も頑張ってくれ」
「ああ」
そのあとは国のいいところだとかどこの料理が上手いだとかで盛り上がった。
「ギルドマスター。カードをお持ちしました」
「ああ、ありがとうサーナ。ほら、これがアストのギルドカードだ」
そう言って渡して来たのは綺麗な白色をした純白のギルドカードだった。
因みにカードの色はランクで分けてあってGランクなら只の銅板でFランクは銅板に青色の文字で表記されたものでEは銅板に白色の文字で表記されたものといった感じで分けられている。まぁその辺はあとで解説しよう。
「ああ、ありがとな。そういえば魔物のことなんだが換金はできたか?」
「ああ、バッチリだ。そのギルドカードにチャージしてあるぞ」
「これってそんな機能まであったんだな」
俺はカードの欄を見ると、確かに所持金残高の欄が増えていた。
「それには今40億tossぐらいが入ってるからな。使う時は本人確認が必要だが結構便利だぞ」
「そんなに入ってたんだな。確かに便利だ」
俺はそのギルドカードを異次元倉庫にしまった。
「それで、これからどうするんだ?」
「なんか依頼を取り繕ってくれないか」
「分かった。じゃあ……これなんかどうだ?。今日来たばっかのまだ誰にも手が付いてない依頼だ」
「どれどれ」
ーーーーーーーーーー
ワイバーンの巣を殲滅
討伐ランク:S
概要:コーデンの森にワイバーンの巣を発見した。数は不明。
報酬:ワイバーン1匹につき1万toss
ーーーーーーーーーー
「へぇー面白そうだし受けて見るか」
「じゃあ気をつけてな」
「おう」
そうして俺は冒険者ギルドを後にした。
残ったギルドマスターは……。
「そういえばこの部屋壊れたまんまだったわ」
「早く直してくださいね」
「いや壊したのアイツなんだけど」
「今はいないんですからさっさとやっちゃってください」
「はい……」
受付に尻に敷かれているギルマスだった。
「覚えてろよアスト」
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