クラス転移したからクラスの奴に復讐します

Wrath

宿

俺が都市に入っての第一声は。

「すげ~」

ただこの一言だけだ。いや、これ以上に表現するのが難しいだけか。街は全体的に薄橙色で中世のヨーロッパと同じような文明レベルだった。神界でも知識としては知っていたが実際見てみると想像してたのと全然違って面白い。
周りからは売り込みの声が響き馬車の音と国民の声でごった返していた。

「取り敢えず、冒険者ギルドかな」

神界での知識では、世界にはギルドというものが存在していてそれぞれ5つのギルドが存在する。

1つ、冒険者ギルド。
簡単に言うと何でも屋。街の中で人助けの依頼を受けたり国外に出て魔物を討伐したりするギルド。

2つ、商業ギルド。
商業をする者が入るギルド。商売をするには商業ギルドに登録しなければいけない。

3つ、魔法研究ギルド。
簡単に言うと魔法を研究して発表したりするギルド。冒険者ギルドと兼用する人が多い。
半年に一度、ギルド全体で新たな魔法を発表する。

4つ、魔物研究ギルド。
簡単に言うと魔物を研究して発表したりするギルド。日々魔物の弱点を研究している。
半年に一度、ギルド全体で新たな魔物の弱点を発表する。

5つ、闇ギルド。
簡単に言うと汚れ仕事専門のエキスパートが揃うギルド。どこにあるかは不明で常に国に追われている。

といったギルドが存在する。ギルドは幾つでも登録できるがギルドの契約を守らないとギルドカードが剥奪される。

俺は取り敢えず冒険者ギルドに登録しようかと思ってる。だって他のギルドに俺のいる意味がみつからねぇし。
商業ギルドは経営をする気がない。魔法研究ギルドは俺にとってはどんな魔法でも作れるから必要なし。魔物研究ギルドは俺には魔物の弱点は一目見ればすぐにわかるし知識もある。闇ギルドはただ単に関わりたくないからだな。

よし!。そうと決まれば早速冒険者ギルドに行くか。いや、最初に宿をとるか。

あ、でも宿がどこにあるかわかんねぇや

しばらく歩いていると、猫の憩い宿というなんか名前が可愛いがいたって普通の宿に一週間の宿泊手続きをした。お金に関しては神様たちからたくさん貰ったから問題はない。そう言えば、神様たちは俺になにをくれたんだろうか?。先に調べてからギルドに行っても遅くはないだろうから先に確認すっか。

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