赤髪幼女の異世界転生録!

鮭@SAKE

No.1 〜物語の予兆〜

榮倉光輝、大学浪人一年目の  
        『純粋』な
                     一般男性である。
   
彼は夕飯を近くコンビニに買いに歩いている。

『帰ったら『幼女さえいれば』でも見るか、あれすっげーー、感動するんだよな』

上部の言葉を訂正しょう。
               彼は『純粋』なキチガイいや、
             幼女狂である、と

歩道をてくてくと歩いているとコンビニの灯りが見えてきた。

『今日の夕飯はなににすっかなー?
オムライスかいやここはやっぱお手軽な
インスタントラーメン?まぁオムライスでいいか』

榮倉光輝は優柔不断だ。

『ふふーん、ふふふふーん。』

彼はアニメのOPを口ずさみながらまっくらな歩道を歩く。

榮倉がアニメキャラの最後の決めポーズを
決めた時だった。

逆側の方からくすくすと笑い声が聞こえてきた、目を細めて見て見ると、そこには幼女の姿があった(小2くらいか?)

『こんな時間になんで幼女が歩いてんだ?補導されちまうぞ?親はなにしてんだ?』

少し心配になった

横断歩道が近くなってきた、コレを渡ればコンビニだ。

榮倉は赤くなっている、信号機にたどり着き、アニメのOPを口ずさんでいた。

信号が青に変わる少し前に幼女が信号機にたどり着く

(まだ笑ってんだけどー!!どんだけあのポーズが笑いのツボに入ってんだよ!)

その時!!

蛇行運転をしているトラックがコンビニ側の赤くなっている信号を無視してこちらに突っ込んできた。

『おい、おい、おい、ふざけんじゃねーよ....このままだと俺...』

トラックはスピードを上げ私ではなく幼女の方向へ向う

『ッッ!!クソーーーー!!!』

体が勝手に動き
幼女を遠くに押し飛ばした。

ピーーーーーーー(耳鳴りの音)

(耳鳴りがする。寒い、苦しい、痛い。)
(誰が俺の手を握っている?母さん?いや.)

『わ、わたしのせいで、(グス
お兄さんが...』

口は動かないが光輝は光輝の手を握っていた幼女の手をぎゅっと握りしめた

(こんな死に方も悪くねーな...)

(もう少し生きたかったな...親にも迷惑ばっかかけて親孝行すらしてないのに..親より先に死んじまった..)

目の前が真っ暗になった。

『榮倉光輝・一般男性・年齢23歳
       職業  なし
・筋力ステータスB   魔力ステータス  E
体力ステータス C   の死亡を確認』

眩い光と綺麗な女性の声が聞こえてくる。

(俺、本当に死んじまったのか?)
(それに職業なしってひでーなおいw(確かにねーけど俺には浪人生というだなー))

『転生者として、ドルフ島で4の15に生まれる幼女に記憶をインプットし、転生します。』

(ん?)

『ランダム固有スキル装置により、榮倉光輝様のスキルが決定しました。』

『榮倉様の固有スキルは、魔法技の無力化です。』

(なにそれ)

『それではよき、異世界ライフを...』

(へ?)

目の前が眩しい光に包まれた。

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