闇詩

めろたん

【嘘】


私は嘘が嫌いだ

真面目でよく働く誠実な夫

素直でよく笑う明るい性格の一人娘

小さいながらも手に入れた念願のマイホーム

私はとても幸せな人生を送っています



しかし私は昨日嘘をつかれました



夫が浮気?

いえいえ、あの人がそんな大それた事を、できるわけがありません

仕事の付き合いで女の人がいる飲み屋に行っただけで私に申告するような人ですから

嘘をついたのは私の娘です

まぁ嘘と言っても子供がつくとても些細な嘘なのですが

私は娘に言いました

「例え小さな嘘でも、誰からも信じてもらえなくなるし、みんなから嫌われちゃうから、嘘は絶対にダメよ」

すると娘の瞳から大粒の涙がこぼれ落ち

「ママ、私の事嫌いにならないで。もう嘘はつかないから、嫌いにならないで」って

そんな娘の姿を見て、恥ずかしながら私も、もらい泣きしてしまい、ギュッと娘を抱きしめてあげました

誠実な旦那に素直な娘、私は平凡な人生だけど今とても幸せです




私は嘘が嫌いだ

そして私は今日も自分に嘘をつく

そんな自分が1番嫌いだ

「闇詩」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「その他」の人気作品

コメント

コメントを書く