羽が配られたのですが、もしかしてバトルロイヤル的なこと始まっちゃいますか?
醜い顔のニヤけピエロ
耳が痛くなるほどの声だ…。
一斉に天井を見上げる。
よく見ると醜い顔のオジサンピエロ…??の様な奴が俺らを見下ろしてた。
だか、にこやかにしているせいか恐ろしさが半減しているようにも感じた。
(ニヤケやがって…嫌な顔だ。なんか変な臭いしそう。臭そう。)
なんて考えている俺は能天気なのか…?
俺以外全員、恐怖におののいた顔ばかりだ。
いや…待てよ。1人だけ俺と同じような顔をしてる奴がいる。
中山 春希(なかやま はるき)だ。
(あいつもこの状況を楽しんでる…??)
『皆さん、怖いですかぁあ??』
と、俺の思考を切り裂く挑発的な言葉が聞こえてきた。
すると、突然醜いピエロは、教卓目掛けて降りてきた。
グジャッッ
耳障りな嫌な音が聞こえた。
醜いピエロは笑っている。
キャァァァァアアア!!!!
教室中がまた恐怖におののいた。
(うるせぇな…いちいち騒ぐなよ…。こんな非現実的なことが起こった最初に死ぬのは殆ど教師だろ…。)
そう、死んだのは俺らの教師だ。
あのピエロヤローは教師の上に着地したみたいだ。
(まぁ、どうでもいいか。クソみたいな授業しかしねぇやつだったし。
寧ろ、感謝だな。)
『あ、ミス着地しちゃった…!!僕の力強すぎるんだよなぁ。ま、いいか!』
ピエロが口を開くたびに周りがザワつくが、そんなことより俺は脳内で独り言を言っていた。
(ミスなのか……。わざとかと思ったわ!)
『さて、皆さん。』
俺には分かる。次の言葉が。
(きっとバトルロイヤル的なことが始まるんだよな!?
クラスメイトで殺し合いだよな!?
よな!?
俺の日常をぶっ壊してくれるんだよな!!)
心臓が高鳴る。
『驚かずに聞いてくださいね。』
クラスが静まり返る。
みんな不安がってる。
が、
俺はうきうきだ!!こんなクソッタレの日常を変えてくれるやつが来てくれたんだ…!!
『皆さんにはこれからバトルロワイヤルをして頂きます。最後のチームには望むもの何でも差し上げましょう。』
思わず顔がにやける。
(俺もあのピエロみたいなニヤケ顔になってるのかな…。なんだかそれは嫌だ。)
「おい!!!」
そんな中、クラスで1番正義感が強そうな奴がでしゃばった。
(おいおい…やめとけって…)
「お前らは何が目的だ!?こんなふざけたことはやめて、さっさっとこの教室からでていけ!!」
(こういうやつは大抵最初に殺されるか死ぬ。お前、勉強しかして来なかったのかよ…。俺は、マンガ読んどいて良かった。命助かったぁ。)
『あ゛????誰に舐めた口聞いてんじゃボケェ』
(ほらぁ…絶対怒ると思った…)
ピエロの顔、口調がガラッと変わった。
にこやかだった顔が今じゃ眉間にシワをよせた恐ろしい鬼の形相だ…。
しかも、なんだ…。今までは高めの男性声だったのに、強面のヤクザのように声が低くまっている。
(心臓に響く声だな…。)
一番後ろの席にいる正義感溢れる男子生徒の顔も引きつっていたに違いない。
次の瞬間。
ピエロが物凄い形相で正義感溢れる男子生徒の前に移動し、立っていた。
「「「!?」」」
みんなの反応が2秒ほど遅れた。
(待てよ…。ピエロは教卓付近に、男子生徒は一番後ろの席だぞ…。
あんなの人間に出来る動きじゃない…。)
つまり…
未確認生物が俺らの日常をぶっ壊しに来たことが証明された瞬間だった。
††††††††††
〇この小説を読んで下さってる方へ
読んでいただきありがとうございます!
そして、お気に入り・コメントありがとうございます!
1話を完成させてから、この小説読んでくれてる方いるのかな!?なんて考えていたのでお気に入り・コメントが励みになりました!!
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!
コメントにお返事を返すことが出来なかったのですが、このアプリ自体の仕様なのですかね…(´・ω・`)
感謝してます!!!
これからもよろしくお願いします!
一斉に天井を見上げる。
よく見ると醜い顔のオジサンピエロ…??の様な奴が俺らを見下ろしてた。
だか、にこやかにしているせいか恐ろしさが半減しているようにも感じた。
(ニヤケやがって…嫌な顔だ。なんか変な臭いしそう。臭そう。)
なんて考えている俺は能天気なのか…?
俺以外全員、恐怖におののいた顔ばかりだ。
いや…待てよ。1人だけ俺と同じような顔をしてる奴がいる。
中山 春希(なかやま はるき)だ。
(あいつもこの状況を楽しんでる…??)
『皆さん、怖いですかぁあ??』
と、俺の思考を切り裂く挑発的な言葉が聞こえてきた。
すると、突然醜いピエロは、教卓目掛けて降りてきた。
グジャッッ
耳障りな嫌な音が聞こえた。
醜いピエロは笑っている。
キャァァァァアアア!!!!
教室中がまた恐怖におののいた。
(うるせぇな…いちいち騒ぐなよ…。こんな非現実的なことが起こった最初に死ぬのは殆ど教師だろ…。)
そう、死んだのは俺らの教師だ。
あのピエロヤローは教師の上に着地したみたいだ。
(まぁ、どうでもいいか。クソみたいな授業しかしねぇやつだったし。
寧ろ、感謝だな。)
『あ、ミス着地しちゃった…!!僕の力強すぎるんだよなぁ。ま、いいか!』
ピエロが口を開くたびに周りがザワつくが、そんなことより俺は脳内で独り言を言っていた。
(ミスなのか……。わざとかと思ったわ!)
『さて、皆さん。』
俺には分かる。次の言葉が。
(きっとバトルロイヤル的なことが始まるんだよな!?
クラスメイトで殺し合いだよな!?
よな!?
俺の日常をぶっ壊してくれるんだよな!!)
心臓が高鳴る。
『驚かずに聞いてくださいね。』
クラスが静まり返る。
みんな不安がってる。
が、
俺はうきうきだ!!こんなクソッタレの日常を変えてくれるやつが来てくれたんだ…!!
『皆さんにはこれからバトルロワイヤルをして頂きます。最後のチームには望むもの何でも差し上げましょう。』
思わず顔がにやける。
(俺もあのピエロみたいなニヤケ顔になってるのかな…。なんだかそれは嫌だ。)
「おい!!!」
そんな中、クラスで1番正義感が強そうな奴がでしゃばった。
(おいおい…やめとけって…)
「お前らは何が目的だ!?こんなふざけたことはやめて、さっさっとこの教室からでていけ!!」
(こういうやつは大抵最初に殺されるか死ぬ。お前、勉強しかして来なかったのかよ…。俺は、マンガ読んどいて良かった。命助かったぁ。)
『あ゛????誰に舐めた口聞いてんじゃボケェ』
(ほらぁ…絶対怒ると思った…)
ピエロの顔、口調がガラッと変わった。
にこやかだった顔が今じゃ眉間にシワをよせた恐ろしい鬼の形相だ…。
しかも、なんだ…。今までは高めの男性声だったのに、強面のヤクザのように声が低くまっている。
(心臓に響く声だな…。)
一番後ろの席にいる正義感溢れる男子生徒の顔も引きつっていたに違いない。
次の瞬間。
ピエロが物凄い形相で正義感溢れる男子生徒の前に移動し、立っていた。
「「「!?」」」
みんなの反応が2秒ほど遅れた。
(待てよ…。ピエロは教卓付近に、男子生徒は一番後ろの席だぞ…。
あんなの人間に出来る動きじゃない…。)
つまり…
未確認生物が俺らの日常をぶっ壊しに来たことが証明された瞬間だった。
††††††††††
〇この小説を読んで下さってる方へ
読んでいただきありがとうございます!
そして、お気に入り・コメントありがとうございます!
1話を完成させてから、この小説読んでくれてる方いるのかな!?なんて考えていたのでお気に入り・コメントが励みになりました!!
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!
コメントにお返事を返すことが出来なかったのですが、このアプリ自体の仕様なのですかね…(´・ω・`)
感謝してます!!!
これからもよろしくお願いします!
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コメント
結月 五紀
この作品の見どころを考えた方がもっと面白くなりますよ。