罪と罰
自称【神】らしい
白い白い世界……
何処を見ても白く、何処までも続いていそうだ……
俺はどうしたんだ?
確か、いつものようにアイツに殴られていたら床が突然青く光だして……
「そうだ、謎の青い光に包まれたんだったか。だが、他のクラスの奴も青い光に包まれたはずだ、何故いない?」
あの声が関係しているのか?
「そうだよ、明久君。君は僕が読んだんだよ、この転移の間にね」
「そうなのか……ッエ、誰だお前は!?」
俺の目の前の白い空間に、謎の影が浮かぶ。
「僕かい?僕は神さ、君をここに呼んだ張本人さ!」
自称、神らしいこいつが、俺をこの白い空間に俺を呼んだらしい。
「明るいな」
「そうかい、僕は神。本来なら感情など持たない存在なんだけど、それじゃ楽しくないだろう?」
「そうなのか?」
「そうさ!」
テンションがウザいなこいつ。
「ははは、いいね。神にも物怖じしないその心!」
「さすが神様、心が読めるのか」
「そうだよ」
「そんなことより神様よ、俺を呼んだと言ったな、要はいったいなんなんだ?」
「うん?あぁ、君を呼んだ理由は、君達が時空の歪みに巻き込まれて集団転移してしまったためさ」
成る程、あれは時空の歪みだったのか。
「おい、まて、俺がお前に呼ばれた理由は言っていないだろう」
「いいね!気付かなければそのまま転移してもらおうと思っていたけど、さすがだね」
「で、本当は?」
「ふふ、僕が君を気に入ったからさ」
「それだけかよ」
「そうだよ!」
嘘ではなさそうだな。
「そうか」
「それじゃそろそろ君を転移させようと思う」
神(白いモヤ)は人の形になりながら。
「そうか、どんな世界なんだ俺が行くところは?」
「そうだね、簡単に言えば、君達の世界によくある異世界物のラノベと同じさ、魔法や剣があり、魔王や勇者物存在する、あぁ、ちなみに君が今から行く世界は自分の力などを《ステータス》と唱えることで数値化して観ることができるからあっちにいったら試してみるといいよ」
「成る程な、そう言えば気になったんだか俺はクラスの奴らと同じ場所に転移するのか?」
 転移するのは確実だろう。
だが、一体何処に、そして、誰と、なのかは知っておきたい。
「知りたいのかい?まあ、安心してくれ、君は他のクラスメイトたちとは違う場所に転移するように変えておいた、君もその方がいいだろう?」
さすが神、何でもお見通しか。だがまあ、助かったのは事実だな。
「すまないな」
「何てことではないさ、何せ僕は神だからね!」
この神の喋り方は相変わらずウザいな。
そうだ、肝心なことを聞いていなかった。
「あっちの世界で日本語は通じるのか?」
「大丈夫さ!異世界転移者には必ず、スキルとして異世界言語理解というのが付くから安心しなよ!」
どうやら異世界に言って言葉か通じませんといったことにはならなくて済みそうだな。
「そうか、それじゃ大丈夫だ。さっさと転移させてくれ」
聞きたいことはだいたい聞けたし、後は、あっちに行けばおのずとわかるだろう。
「そうかい?それじゃ始めよう!」
神がそう言い出した瞬間、今までただ白い空間だった場所に蒼白い立体魔方陣が現れる。
そして、眩い光を放ち始めた。
「うっ、意識が遠く……」
神が何か言っていたようだが、その言葉を聞き取る前に意識が途切れた。
「願わくば彼が…………る……に」
「えぇ」
神の横には、少し悲しげな顔をしたような女神がいたという。 
 
何処を見ても白く、何処までも続いていそうだ……
俺はどうしたんだ?
確か、いつものようにアイツに殴られていたら床が突然青く光だして……
「そうだ、謎の青い光に包まれたんだったか。だが、他のクラスの奴も青い光に包まれたはずだ、何故いない?」
あの声が関係しているのか?
「そうだよ、明久君。君は僕が読んだんだよ、この転移の間にね」
「そうなのか……ッエ、誰だお前は!?」
俺の目の前の白い空間に、謎の影が浮かぶ。
「僕かい?僕は神さ、君をここに呼んだ張本人さ!」
自称、神らしいこいつが、俺をこの白い空間に俺を呼んだらしい。
「明るいな」
「そうかい、僕は神。本来なら感情など持たない存在なんだけど、それじゃ楽しくないだろう?」
「そうなのか?」
「そうさ!」
テンションがウザいなこいつ。
「ははは、いいね。神にも物怖じしないその心!」
「さすが神様、心が読めるのか」
「そうだよ」
「そんなことより神様よ、俺を呼んだと言ったな、要はいったいなんなんだ?」
「うん?あぁ、君を呼んだ理由は、君達が時空の歪みに巻き込まれて集団転移してしまったためさ」
成る程、あれは時空の歪みだったのか。
「おい、まて、俺がお前に呼ばれた理由は言っていないだろう」
「いいね!気付かなければそのまま転移してもらおうと思っていたけど、さすがだね」
「で、本当は?」
「ふふ、僕が君を気に入ったからさ」
「それだけかよ」
「そうだよ!」
嘘ではなさそうだな。
「そうか」
「それじゃそろそろ君を転移させようと思う」
神(白いモヤ)は人の形になりながら。
「そうか、どんな世界なんだ俺が行くところは?」
「そうだね、簡単に言えば、君達の世界によくある異世界物のラノベと同じさ、魔法や剣があり、魔王や勇者物存在する、あぁ、ちなみに君が今から行く世界は自分の力などを《ステータス》と唱えることで数値化して観ることができるからあっちにいったら試してみるといいよ」
「成る程な、そう言えば気になったんだか俺はクラスの奴らと同じ場所に転移するのか?」
 転移するのは確実だろう。
だが、一体何処に、そして、誰と、なのかは知っておきたい。
「知りたいのかい?まあ、安心してくれ、君は他のクラスメイトたちとは違う場所に転移するように変えておいた、君もその方がいいだろう?」
さすが神、何でもお見通しか。だがまあ、助かったのは事実だな。
「すまないな」
「何てことではないさ、何せ僕は神だからね!」
この神の喋り方は相変わらずウザいな。
そうだ、肝心なことを聞いていなかった。
「あっちの世界で日本語は通じるのか?」
「大丈夫さ!異世界転移者には必ず、スキルとして異世界言語理解というのが付くから安心しなよ!」
どうやら異世界に言って言葉か通じませんといったことにはならなくて済みそうだな。
「そうか、それじゃ大丈夫だ。さっさと転移させてくれ」
聞きたいことはだいたい聞けたし、後は、あっちに行けばおのずとわかるだろう。
「そうかい?それじゃ始めよう!」
神がそう言い出した瞬間、今までただ白い空間だった場所に蒼白い立体魔方陣が現れる。
そして、眩い光を放ち始めた。
「うっ、意識が遠く……」
神が何か言っていたようだが、その言葉を聞き取る前に意識が途切れた。
「願わくば彼が…………る……に」
「えぇ」
神の横には、少し悲しげな顔をしたような女神がいたという。 
 
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