GANG OF THE DEAD

ノベルバユーザー218384

4月1-1

高校2年の春
俺は特にやることもなくダラダラ過ごしていた。
いつもの仲間といつもの溜まり場でタバコ吸ったり麻雀したり漫画読んだり寝てたり
そんな自堕落な日々を送っていた。
そんなある日友達の圭吾が突然髪を染めてきた、まぁそれ事態は大したことじゃなかった
圭吾「俺さ、孝之先輩のチームG-DRAGONにしたわ」
俺「マジかよ、あそこかなりヤバイぞ?」
圭吾「そんなことねぇよ!」
G-DRAGONってのは地元ではかなりヤバイ奴等で万引きカツアゲは当たり前、他にも薬やレイプ、強盗なんてのもしてる
俺は正直関わりたくなかった

俺「やめとけよ圭吾、噂じゃノルマ達成しないとリンチだぞ?」
G-DRAGONにはノルマがあって月数万~を達成して幹部の連中に上納金渡さないとひどいリンチに合う
誰もが知ってることだった

圭吾「俺はもう決めた、まぁお前も入りたかったら入れてやるよ」
俺「俺はいいよ、めんどくせぇ」
圭吾「そっか、それからまだ他の連中に言うなよ、脅かせてやりてぇからよ!」

そんな話をしながら部室でダラダラしてた。

俺はこの時の事を今でも後悔してる
なんで止めなかったんだろう?
なんでもっと必死に止めれなかったんだろう。

これは俺の住んでいる小さな町の大きな事件の話

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