目覚めると何故か異世界に!

味噌ラーメン

第38話 東の国へ

現在、アスタルテからギルドで今回の依頼の説明を受けている

「それで?東の国って所までの護衛はわかったが手伝いってのは何なんだ?」

なにか目的がるようだが面倒なのは勘弁して欲しいところだ

「はい、基本的には護衛で十分です私自身も多少の心得はあるつもりですから、しかし目的に関しては今はまだ言えません」

おいおい、本題はそっちなのに話せないって、、

「あのなぁ~話せないって何なんだ?こっちとしては面倒なのは勘弁して欲しいんだが?」

「今はまだ話せません、貴方が信用に足る人物であると判断すれば話します」

どうやら訳ありらしいな




「それで、返事はどうしたの?」

夕食時にシェリーから言われる

「ん?ああ一応’受けるよ今回の依頼」

「そうなんだね、じゃあまた暫く会えなくなっちゃうね、、」

少し寂しそうに言うシェリー

「すまない、でも必ず帰るから」

「うん、信じてるから、、それにシュー君の家はここだから」

笑顔で言うシェリー

「ああ、約束だから待っていてくれ」

そっと彼女を抱きしめる





当日の朝ギルド

「今回は依頼を受けてくれてありがとうございます」

「ああ、個人的に東の国は気になっていたんだお互い利害の一致ということだ」

奥からエルザが出てくる

「シュウ、行くのね」

「ああ、まあ色々と思うところもあるしな」

そう、と呟きエルザが忠告と言ってくる

「東の国なんだけどね、もしかしたら貴方にとっていい事ばかりでもないかもしれないわ」

なんだか含みのある言い方だな

「なんだよ良い事ばかりじゃないって?悪いことがあるのか?」

「いえ、東の国についたら貴方の刀を見てもらいなさい、その刀は東の国で鍛えられた刀だしね」

やはり、東の国ってのは俺達のいた日本に似ている国なのだろう

「ああ、わかった俺は俺の目的を果たすことにするよ」

もしかしたら日本に帰る手がかりあ有るのかもしれないし

「それと、御子様には挨拶してきたほうがいいかもよ?彼女はこの世界で唯一の魔法を使うらしいわ」

「なんだそれ?まあいい機会があればな」

「シュー君気をつけてね?待ってるから」

最後にシェリーが来てくれた

「ああ、行ってくるよ」

挨拶を済ませ、アスタルテの元に向かう

「挨拶は済みましたか?では行きましょう」

「ああ、待たせてすまない行こう」




東の国

「では、そいつはここに来るんだな?」

黒いコートを纏い腰に刀を下げた男が言う

「はい、彼は此処に来ます貴方の目的も彼なのでしょう?」

無言で去っていく男

「ようやく会えますね、私の勇者様」

END


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