目覚めると何故か異世界に!
第29話 冒険者狩り
「う~ん」
いったい、どうしたものか…
「なにを唸っているのよあなたは」
唸っているシュウに対してエルザはめんどくさそうに言う
「いや、例の冒険者狩りの事で少しな」
どうにも、気になってしまう
「あなたね、いちいち面倒ごとに首を突っ込んでると痛い目にあうわよ?」
彼女の言うことももっともである、だが気になるものは気になるのだ、、、
「わかってるさ、だがこう、、なんとも言えない感じがあるというか、、、」
「はぁ~、今回はやめておきなさい」
エルザがこんなことを言うなんて珍しいものだ
「なんだよ、なにか知っているのか?」
「いえ、知らないけど、、、これは勘よ、きっと、、、あなたは後悔する事になる」
後になってから、この一言を違和感に感じなかったことを後悔することになる
「じゃあ、シュー君きをつけてね?私は買い物してから帰るから」
いつも通りの笑顔でシェリーから送り出される
「ああ、夜は気を付けて帰れよ」
「うん、行ってらっしゃい!」
ギルドをあとにする
「さあ~て、今回はコボルトの討伐か、、、場所はケヒルナ村か」
今回の依頼では、王都周辺の村であるケヒルナで最近コボルトの被害が出ていると報告が上がってきたため、討伐の依頼があった
「ここが村か」
入り口につくと村の衛兵が出てくる
「冒険者の方ですね?ギルドカードを提示願います」
「これでいいか?」
衛兵が確認をし通してくれる
「さて、依頼主は村長となっているから、、、あのでかい家かな?」
村のなかで他より少し大きな家が目についた
「すいませーん」
「はい?どなたですか?」
ドアを叩くと中から老人がでてきた
「依頼を受けた冒険者だ、コボルトの討伐だ」
「ああ、ありがとうございます、コボルトは村の外の街道沿いに頻繁に出てきており村の若い者が何度か襲われ怪我をしています、なんとかお願い致します」
「了解した、夕方には戻るから」
「ご武運を」
村を後にして、街道を暫く歩いているとコボルトが最近見かけられるあたりにたどり着いた
「おかしいな、、、」
コボルトが一匹もいないうえに、何だか嫌な空気を感じる、、、、
「これは、、、いったい、、」
そこには切り裂かれたコボルトの死骸が無数に横たわっていた
「刀傷か?鮮やかな切り口、、、」
そして、それはそこにいた、、、
「きみ~もしかして冒険者?ごめんよ、そいつら斬っちゃったよ」
「お前はだれだ、こいつはお前がやったのか?」
そいつは、死骸の中心にいた
「だからさぁ~そういっただろう?てかさ、冒険者なら知ってる?」
「なにをだ、、」
「いやぁ~セブンスに雷使いがいるらしいんだよね~、そいつが結構強いらしくてさ~」
俺の事をさがしているのか?
「さあ?知らないな、お前はそいつをどうする気なんだ?」
「え~知らないの?残念だな~、いやそいつを斬りに来たんだけどさ~普通に殺すだけじゃ面白くないからさ、雷使いには恋人がいるらしいからさ、、、そいつを目の前で殺してから、奴をじっくり殺そうかなって?」
その瞬間、閃光が迸る
「な~んだ、知ってるんじゃんうそつき~」
雷刃が襲い掛かる
「てめえは、ここでぶっ殺す!」
鍔競り合う、雷刃と漆黒の刃
「へえ~君も刀を使うんだね、でも僕とどっちが上手かな!!」
刀を押し返され、いったん体制を立て直す
「てめえは、いったい何者なんだよ!」
一瞬で肉薄し、交わる雷と黒
「誰なんだろうね~!でも、最近はこう呼ばれているよ、、、、?」
「冒険者狩り」
こいつが、冒険者狩り、、、、
「はっ、そういう事か、、、俺もお前に会いたかったぜ、冒険者狩り!!!」
雷の魔力が周囲に広がる
「すごいね!!、それでこそだよ!さぁ~早く君を斬らせてよぉぉ~!!雷使い!!!」
END
いったい、どうしたものか…
「なにを唸っているのよあなたは」
唸っているシュウに対してエルザはめんどくさそうに言う
「いや、例の冒険者狩りの事で少しな」
どうにも、気になってしまう
「あなたね、いちいち面倒ごとに首を突っ込んでると痛い目にあうわよ?」
彼女の言うことももっともである、だが気になるものは気になるのだ、、、
「わかってるさ、だがこう、、なんとも言えない感じがあるというか、、、」
「はぁ~、今回はやめておきなさい」
エルザがこんなことを言うなんて珍しいものだ
「なんだよ、なにか知っているのか?」
「いえ、知らないけど、、、これは勘よ、きっと、、、あなたは後悔する事になる」
後になってから、この一言を違和感に感じなかったことを後悔することになる
「じゃあ、シュー君きをつけてね?私は買い物してから帰るから」
いつも通りの笑顔でシェリーから送り出される
「ああ、夜は気を付けて帰れよ」
「うん、行ってらっしゃい!」
ギルドをあとにする
「さあ~て、今回はコボルトの討伐か、、、場所はケヒルナ村か」
今回の依頼では、王都周辺の村であるケヒルナで最近コボルトの被害が出ていると報告が上がってきたため、討伐の依頼があった
「ここが村か」
入り口につくと村の衛兵が出てくる
「冒険者の方ですね?ギルドカードを提示願います」
「これでいいか?」
衛兵が確認をし通してくれる
「さて、依頼主は村長となっているから、、、あのでかい家かな?」
村のなかで他より少し大きな家が目についた
「すいませーん」
「はい?どなたですか?」
ドアを叩くと中から老人がでてきた
「依頼を受けた冒険者だ、コボルトの討伐だ」
「ああ、ありがとうございます、コボルトは村の外の街道沿いに頻繁に出てきており村の若い者が何度か襲われ怪我をしています、なんとかお願い致します」
「了解した、夕方には戻るから」
「ご武運を」
村を後にして、街道を暫く歩いているとコボルトが最近見かけられるあたりにたどり着いた
「おかしいな、、、」
コボルトが一匹もいないうえに、何だか嫌な空気を感じる、、、、
「これは、、、いったい、、」
そこには切り裂かれたコボルトの死骸が無数に横たわっていた
「刀傷か?鮮やかな切り口、、、」
そして、それはそこにいた、、、
「きみ~もしかして冒険者?ごめんよ、そいつら斬っちゃったよ」
「お前はだれだ、こいつはお前がやったのか?」
そいつは、死骸の中心にいた
「だからさぁ~そういっただろう?てかさ、冒険者なら知ってる?」
「なにをだ、、」
「いやぁ~セブンスに雷使いがいるらしいんだよね~、そいつが結構強いらしくてさ~」
俺の事をさがしているのか?
「さあ?知らないな、お前はそいつをどうする気なんだ?」
「え~知らないの?残念だな~、いやそいつを斬りに来たんだけどさ~普通に殺すだけじゃ面白くないからさ、雷使いには恋人がいるらしいからさ、、、そいつを目の前で殺してから、奴をじっくり殺そうかなって?」
その瞬間、閃光が迸る
「な~んだ、知ってるんじゃんうそつき~」
雷刃が襲い掛かる
「てめえは、ここでぶっ殺す!」
鍔競り合う、雷刃と漆黒の刃
「へえ~君も刀を使うんだね、でも僕とどっちが上手かな!!」
刀を押し返され、いったん体制を立て直す
「てめえは、いったい何者なんだよ!」
一瞬で肉薄し、交わる雷と黒
「誰なんだろうね~!でも、最近はこう呼ばれているよ、、、、?」
「冒険者狩り」
こいつが、冒険者狩り、、、、
「はっ、そういう事か、、、俺もお前に会いたかったぜ、冒険者狩り!!!」
雷の魔力が周囲に広がる
「すごいね!!、それでこそだよ!さぁ~早く君を斬らせてよぉぉ~!!雷使い!!!」
END
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