勇者であり魔王である
第7話 ステータス
俺は絶世の美女と女騎士と一緒に話しをしながら、ギルドへと向かっている。
「そういえば、自己紹介が遅れたな私がウル様に仕える 騎士 レイナだ。これでも一応レベルは31だ。あと、ナツと呼ばしていただこう。」
女騎士ことレイナはなんでも王宮に仕えるかなりの名門家らしい。そしてレイナは美人ではあるが、絶世の美女 ウル様には劣るがな。レイナは黒髪で、顔立ちはかなり揃った美人。
「私も一応、現勇者 ウルでございます。そして一応証拠に右手の甲には勇者の紋章が。」
ウルは俺に右手の甲を見せた。何というか東西南北の記号みたいな感じだった。
「あっ、見えました。あれがギルドです、ナツさん。」
その建物の外見の前方は国会議事堂?みたいな感じだ。
「ナツさんは驚かないんですね。田舎から来た人は大抵驚くんですよ。」
「え、あぁうん驚いているよ」
ぶっちゃけ、みたことのある建物だもん。とはいえなかに入ると国会議事堂とは違った。
「左手が冒険者や旅人が利用する食堂で、右手に見えるいくつかあるボードが依頼クエスト。そして前方に見えるのが、ギルドの受付です。って、聞いてますナツさん!」
中はかなり木で出来た構造だった。左は食堂というより酒場みたいで、右はなんか色々なボードがある。そして前方見れば、可愛い受付嬢が見える。
「ナツさん!!」
「えっ、あぁうん。」
「私の話聞いてましたか?」
「もちろん聞いてるよ。」
「ふむ、だったらナツ ウル様が話したことを一言一句間違わず話してみろ。」
何故かレイナは怒り気味で突っかかてきた。
「えぇと確か...ごめんなさい聞いてませんでした。」
「ふん、私はウル様が話したことなら言えるぞ、
左手が冒険者や旅人が利用する食堂で、右手に見えるいくつかあるボードが依頼クエスト。そして前方に見えるのが、ギルドの受付です。って、聞いてますナツさん
だ。どうだ見たか凄いだろ!」
ごめんなさい、そこまで言えると逆に恐いです。
「レイナ、あなたがそこまで言えるのは知力が高いお陰でしょ!」
ウル...それは知力どうこうの問題じゃないと思うんだ。
「ウル様のお言葉なら、知力が低くても私は言えます。」
「あの...それより俺ステータス確認したいんだが...」
「あぁ、そうですよねナツさん。」
そして俺は今ギルドの受付嬢の前に立ち、
「すいません、ステータス確認したいのですけど」
「はい、ステータス確認ですね。その前に、ギルドへの登録はお済みですか?」
「いえ、したことないです。」
「でしたら、こちらの紙にご記入をお願いたします。」
受付嬢から和紙みたいな白紙と羽根ペンを渡された。そこには俺が17年間見たことのない文字だった。しかし、何故か俺は読めている。そこには
<名前>
<種族>
<職業>
と書いてある。そして書くこともできた。何で俺、異世界の文字を理解しているんだ?はっきり言える、俺は17年間確実に見たことがない文字だ。それを俺はどうしてだか、書く・読めるができる。ただ、言えるのは何故か俺は知っている。どこで?いつ?ダメだそれは思い出せん。そう思いながら、羽根ペンで描き滑らせるように書いた。
<名前>ナツ
<種族>人間
<職業>旅人
それを受付嬢に提出した。
「はい、登録は完了です。ステータスの確認ですね!どうぞ!これはついさっきの紙もそうですけど、精霊紙と呼ばれるものです。この精霊紙は精霊と精霊使いが作り上げたものでこれにステータスなんか確認することが出来ます。」
精霊紙といわれる紙と針を頂いた。
「針で血を一滴紙に流せば、ステータスを確認出来ます。」
言われるがままに俺は行った。そうすると白紙だった紙から突然文字が浮かんだ。
<ステータス>
Lv 1
称号 無
属性 無
力 15
魔力 2
耐久 11
敏捷 23
瞬発力 31
職業能力 無
固有能力 絶対心眼
技 無
耐性 無
総合評価 D
<備考>勇者適合有り 魔王適合有り
うん?何だこの備考に書かれているのは?おかしいぞ!
勇者適合有り?魔王適合有り?何だこれは?
目を凝らしても書かれているのは同じだ。
あれ〜確か勇者は世界に一人しかいないはずだよな?では何故ここに勇者適合有りと書かれているのか?あれかな、現勇者死んだら次は俺的な感じかな。では何故魔王適合有りなど書かれているのか?ダメだ分からん!
「なぁ、受...」
「凄いですね、ナツさん。まさかの固有能力が持っていて、しかも絶対心眼(アブソリュートアイ)だなんて!」
えっ、突っ込むのそこ!!いや、もっとおかしな部分があるでしょ!
「ほんとだな、確かに固有能力でかなりレアもの持っているなナツ」
いや、だから突っ込むところはそこじゃない!!
「何、二人とも!!突っ込むところはここでしょ!!!この備考に書いてあるところ!!」
二人は何が?という顔をしている。
「いや、だから備考に書いてあるこれ!!!」
それでも二人は何が?という顔して、首を傾げた。
「あーん、大丈夫か?その...ナツ疲れているのか?備考には何も書かれてないぞ」
はっ、何を言っているんだ!ここに書いてある
勇者適合有りと魔王適合有りってうん書いてあるじゃないか!!
「ナツさん、大丈夫ですか?」
「もしかして、これ俺にしか見えてない?」
「そういえば、自己紹介が遅れたな私がウル様に仕える 騎士 レイナだ。これでも一応レベルは31だ。あと、ナツと呼ばしていただこう。」
女騎士ことレイナはなんでも王宮に仕えるかなりの名門家らしい。そしてレイナは美人ではあるが、絶世の美女 ウル様には劣るがな。レイナは黒髪で、顔立ちはかなり揃った美人。
「私も一応、現勇者 ウルでございます。そして一応証拠に右手の甲には勇者の紋章が。」
ウルは俺に右手の甲を見せた。何というか東西南北の記号みたいな感じだった。
「あっ、見えました。あれがギルドです、ナツさん。」
その建物の外見の前方は国会議事堂?みたいな感じだ。
「ナツさんは驚かないんですね。田舎から来た人は大抵驚くんですよ。」
「え、あぁうん驚いているよ」
ぶっちゃけ、みたことのある建物だもん。とはいえなかに入ると国会議事堂とは違った。
「左手が冒険者や旅人が利用する食堂で、右手に見えるいくつかあるボードが依頼クエスト。そして前方に見えるのが、ギルドの受付です。って、聞いてますナツさん!」
中はかなり木で出来た構造だった。左は食堂というより酒場みたいで、右はなんか色々なボードがある。そして前方見れば、可愛い受付嬢が見える。
「ナツさん!!」
「えっ、あぁうん。」
「私の話聞いてましたか?」
「もちろん聞いてるよ。」
「ふむ、だったらナツ ウル様が話したことを一言一句間違わず話してみろ。」
何故かレイナは怒り気味で突っかかてきた。
「えぇと確か...ごめんなさい聞いてませんでした。」
「ふん、私はウル様が話したことなら言えるぞ、
左手が冒険者や旅人が利用する食堂で、右手に見えるいくつかあるボードが依頼クエスト。そして前方に見えるのが、ギルドの受付です。って、聞いてますナツさん
だ。どうだ見たか凄いだろ!」
ごめんなさい、そこまで言えると逆に恐いです。
「レイナ、あなたがそこまで言えるのは知力が高いお陰でしょ!」
ウル...それは知力どうこうの問題じゃないと思うんだ。
「ウル様のお言葉なら、知力が低くても私は言えます。」
「あの...それより俺ステータス確認したいんだが...」
「あぁ、そうですよねナツさん。」
そして俺は今ギルドの受付嬢の前に立ち、
「すいません、ステータス確認したいのですけど」
「はい、ステータス確認ですね。その前に、ギルドへの登録はお済みですか?」
「いえ、したことないです。」
「でしたら、こちらの紙にご記入をお願いたします。」
受付嬢から和紙みたいな白紙と羽根ペンを渡された。そこには俺が17年間見たことのない文字だった。しかし、何故か俺は読めている。そこには
<名前>
<種族>
<職業>
と書いてある。そして書くこともできた。何で俺、異世界の文字を理解しているんだ?はっきり言える、俺は17年間確実に見たことがない文字だ。それを俺はどうしてだか、書く・読めるができる。ただ、言えるのは何故か俺は知っている。どこで?いつ?ダメだそれは思い出せん。そう思いながら、羽根ペンで描き滑らせるように書いた。
<名前>ナツ
<種族>人間
<職業>旅人
それを受付嬢に提出した。
「はい、登録は完了です。ステータスの確認ですね!どうぞ!これはついさっきの紙もそうですけど、精霊紙と呼ばれるものです。この精霊紙は精霊と精霊使いが作り上げたものでこれにステータスなんか確認することが出来ます。」
精霊紙といわれる紙と針を頂いた。
「針で血を一滴紙に流せば、ステータスを確認出来ます。」
言われるがままに俺は行った。そうすると白紙だった紙から突然文字が浮かんだ。
<ステータス>
Lv 1
称号 無
属性 無
力 15
魔力 2
耐久 11
敏捷 23
瞬発力 31
職業能力 無
固有能力 絶対心眼
技 無
耐性 無
総合評価 D
<備考>勇者適合有り 魔王適合有り
うん?何だこの備考に書かれているのは?おかしいぞ!
勇者適合有り?魔王適合有り?何だこれは?
目を凝らしても書かれているのは同じだ。
あれ〜確か勇者は世界に一人しかいないはずだよな?では何故ここに勇者適合有りと書かれているのか?あれかな、現勇者死んだら次は俺的な感じかな。では何故魔王適合有りなど書かれているのか?ダメだ分からん!
「なぁ、受...」
「凄いですね、ナツさん。まさかの固有能力が持っていて、しかも絶対心眼(アブソリュートアイ)だなんて!」
えっ、突っ込むのそこ!!いや、もっとおかしな部分があるでしょ!
「ほんとだな、確かに固有能力でかなりレアもの持っているなナツ」
いや、だから突っ込むところはそこじゃない!!
「何、二人とも!!突っ込むところはここでしょ!!!この備考に書いてあるところ!!」
二人は何が?という顔をしている。
「いや、だから備考に書いてあるこれ!!!」
それでも二人は何が?という顔して、首を傾げた。
「あーん、大丈夫か?その...ナツ疲れているのか?備考には何も書かれてないぞ」
はっ、何を言っているんだ!ここに書いてある
勇者適合有りと魔王適合有りってうん書いてあるじゃないか!!
「ナツさん、大丈夫ですか?」
「もしかして、これ俺にしか見えてない?」
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
4112
-
-
34
-
-
353
-
-
4
-
-
0
-
-
549
-
-
3087
-
-
59
-
-
141
コメント