絶望革命少女

暇神SYARO

第二話現実と魔法少女


あれからすこし時間が経った、みんなで滅びた街を探索した。
街の建物は崩壊していて人の気配もなかったやっぱり私達達四人だけしかいないのかなあ。

「やっぱり私達以外人いないねえ。」
「そうですわねぇ」「いやいやいや、ありえへんってなんでうちら以外全員人消えてるん?」
確かにそうだ、なぜか私たちだけが生き残って他の皆全員が消えてるんだろう。

「とりあえずたべれるものとか探そうよ」「まあそうやなあ」「そうですわね」「そうだね」

私たちはそれから食べれるものを探した。食べ物自体はすぐに見つかったけどやっぱり人はいないいない。
「やっぱり人はいないですわねえ。」
「そうだね。」「けどおかしいですわひとがいのに食べ物は全くの無事で建物は崩壊していて人もいないですしあともう一つ死体がありません、まるで消えたみたいに」

「え、死体?!」

「ここにいた人達はどうなったのかなあ?」

「うちら以外はもうおらんのかもなあ」

みんな暗くなっていく、仕方ない私たち以外全員消えてしまったのかもしれないから。

「暗い話よりとりあえずご飯こころ死ぬよーお腹空いて」

「こころちゃんの言う通りだよお腹が空いてたら暗くなるよ!」
そうだ暗くなってた始まらない明るくしなきゃ、こころちゃんの一言で暗いオーラが変わりだした。

「確かにみゆとこころの言う通りやとりあえずご飯食べようか」
「そうですわね」
私たちはコンビニからご飯をもらった何故かご飯は綺麗でたべれそうだったのでパンや缶詰などを集めた。

「わたくしコンビニのパンて初めてですわ」
「ほんまかいなあそれ」
「いつもはシェフが作ってくれますから、コビニの食べ物食べてみた買ったんです」

やっぱりゆうかちゃんお嬢様なんだなあ。
「うー、生き返る」
隣でこころちゃんが凄い勢いでご飯をお腹の中に消していってるよっぽどお腹が空いてたんだ。

「よく食べるねえこころちゃん」
「こころはよく食べる子なのです!」
「初めて食べたのになんか食べたたことあるよな気がしますわ」
「もしかしたらどっかで食べたんとちゃうか?」
「そうですか、残念です初めてじゃなかたみたいです」 

私たちがご飯を食べ終わってちょっと経った頃
「ふうー、食べた食べた」
「ご馳走様でした」
「お腹いっぱいこころ満足」
「美味しかったー」

「おいーお前達」
誰かの声が聞こえたもしかして私たち以外の人?

「今の声聞こえましたか?」
「ばっちり聞こえたでうちら以外にも人がおったんや」
「待ってなんでお前たちなんだろう私たちのことわかってるのかなあ」
「何か知ってそうだよね」

私たちは声のする方に駆け寄った。
するとそこには小さい白色のドラゴンのぬいぐるみみたいなのが飛んでた。

「ようお前ら生きてたか、しかし動き回るなよ探したんだぞ!」
「ちょい待ちどう言うことや」
「こころ達のこと知ってるの?」 
「まずなんでぬいぐるみが喋ってるの?」
「そうですわあなたは何者なんですか?」
私たちはドラゴンのぬいぐるみに色々問い詰めた。

「俺の名前はシロだ仕方ねえ一つ一つ教えてやろう、なぜ世界がこうなったのかそしてなぜお前らが無事なのかを」

「この世界は絶望の病にかかったまず一段階目に人は希望をなくし廃人のようになる次に第二段階目町から人は消え建物が崩壊するそして三段階目に全てが消え砂漠になるお前達が最初にいた場所も消えた町の一つと言うことだ」

やっぱりあそこは町だったんだ。

「そしてお前らが生き残った理由はお前達がこの世界を救う力を持っているからだ、いかなる絶望をも跳ね除けこの世界に希望もたらす魔法少女となる力を持っているんだ」

「そんな、バカなうちらが魔法少女そんなわけないやん」
「そうですわありえません」
「そうだよ」

ありえないけどそれがあり得るぐらいありえないことだらけだもし本当に私に世界を救う力があるなら私は世界を救いたい!

「私は信じるシロ、私に力の使い方を教えてどうしたら世界を救えるの?」

「魔法少女になって何をすればいいの?」

「嘘やろみゆなんで?」
「ありえないかもしれないけど私にもし世界を救う力があるなら世界を救いたい」

「よく言ったお前に魔法少女の力の使い方と魔法少女の使命を教えてやる、まずこの世界には一つの町につき一体の怪物がいる奴らはその町の段階によって強さが違うそしてその怪物を倒すとその町は元に戻る、全ての怪物を倒し世界を救うそれが魔法少女の使命だ」

「全ての怪物てこの27個の町全てのことやんなあ?」
「そうだ」
「じゃあこの町にもいるてことだよね?」
「そうだ前の町にもいたよく合わずに済んだなあ」
「魔法少女の力はないどうしたら使えるのですか?」

「このギアを使ってだ強い意志を胸に抱き変身と唱えると変身できる」

この世界にある27個の町全てを元に戻すそれが私たちの使命

「移動とかどうするねん」

「それは俺が魔法の力で車を動かす」

「ねえ、しろて何者なの?」

こころちゃんがそう聞いた瞬間思ったそう言えばシロと言う名前以外わかってない。

「そうやあんた何もんやねん」

「俺は神の使者だ」
「神様がいるなら神様がどうにかしたらええやんか」
「それはできないもともと神が邪神に敗れたことによりこの世界はこんなことになったんだ」
「じゃあ最終的に邪神を倒さないといけないんじゃ」

「ああ、そう……」

「グオーン」

突然すごい音が聞こえたそしてその直後私たちの目の前に怪物が現れた。

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