モンスターが恋をした

安里あさ

episode 1 始まりはじまり


ここ最近、村の畑が荒らされる事が多くなった。毎日のようにあちらこちらで被害の声が聞かれる。

畑に残された足跡から大きなモンスターである事は分かったが、如何せん小さな村で狩人が居ない。
とゆうのも、私の父親が唯一の狩人と呼ばれる職業に就いていたのだが半年前に亡くなったのだ。
うちは母親が数年前に他界していて、親子2人で生活していたのだが、そんな矢先父の病気が発覚。帰らぬ人となった。


「どうか、頼む・・・。このままでは村がもたん。」
「・・・、分かりました」

父から少しは習ってきた狩りの仕方。実戦など片手で数える程もした事がないが、やるしかない。

私の手に村の存続がかかってくる。
無茶を言って本当に申し訳ない!と謝り頭を下げる村長だが、心では思ってもいないだろう。せいぜい、たまには役に立って相討ちにでもなればと言った所か。

つまり私は捨て駒だ。
稼ぎもない、子ども1人穀潰しのお荷物は捨てられたのだ。

「・・・上等、」

一丁やりますか。

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