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平凡男子の受難

安里あさ

act.30 *


連れてこられたのは昨日俺らが喧嘩をしたあの特進教室の奥の部屋。

なんと奥にもう1室、棚やらシャワー室やらベッドなどが設置されている部屋が存在したのだ。(いわゆる仮眠室らしい。)

俺は今、そのベッドにシャツを脱いで腰かけている。

・・・こんな風に言うとアヤシイが―

「いっ、つぅ・・・」
「悪いな。加減したんだが・・・」

柊真先輩が俺の肩や蹴られた時に出来た痣や擦り傷の治療をしてくれたのだ。
治療が終わりご丁寧にシャツのボタンをとめてくれた先輩は救急箱を棚に戻しに行く。

アレで加減してたのか・・・?本気出されたら全身打撲でもすまないんじゃ・・・?
俺が嫌な想像をしてフル、と震えていると

「ん?寒いか?」

そう言ってベッドに座り俺を膝上に抱き寄せた先輩に、ついでシーツを被せられる。特に寒かったわけじゃないが、何だか安心出来て先輩にもたれかかってみると、
きゅっと抱きしめられた。

「・・・結吏悪かったな。口出しどころか勝手に考えて動いて、結果お前を傷つけて泣かせた。悪かった」
「っ、」


静かに謝られてどうしようも胸が騒ぐ。

「先輩っ!おれ、俺は、っ嬉しかったです!」
「!」
「昨日、柊真先輩が寮に帰ってきたら言おうと思ってずっと考えてたんです!っごめんなさい!あと、心配してくれてありがとうございますっ!」
「っ結吏・・・。」
「だから先輩っ、俺を殴るなり何なりしてください!」
「・・・は?」
「俺は自分の事しか考えてなくて、先輩や沙弥の気持ちとか気づけなくてそんな自分が許せないですっ。だから先輩っ!俺を、」
「ふっ、ククッ、」
「な、何で笑うんですか!!」

俺は必死で気持ちを伝えたのにっ。
先輩は心底可笑しそうに口元を手で抑えている。・・・笑い声、漏れてますけど!?

「ククッ、やっぱり結吏は大した奴だな?」
「バカにしてませんっ?!」
「し、してないしてない。クッ、」
「もぉ!笑わないでくださいよっ!」

何だか悔しくなって膝上から降りようとする。

「待て待て、ふ、もう笑わない」
「笑ってるじゃないですかっ」
「そう意固地になるな」
「(ムスッ)」

「仕方ないだろ、嬉しかったんだ」
「?」
「結吏の気持ちを聞けたこと。あと、」
「・・・あと?」
「結吏が俺に、お仕置きしてって言ったこと。」

「は?え、」
「傷にさわらない程度の仕置きにしてやるから安心しろ。」
「え、いやいやよく分かんないんですけどっ?!」
「お前が言ったんだろ、殴るなり何なりしろと。」
「い、言ったけど、っ言ってない!!」
「フ、どっちなんだ」
「そうゆう意味じゃないってことです!」
「ヘェ?そうゆう意味って、ナニの事だ?」
「っ!」

ああ言えばこう言うなんてガキじゃあるまいしっ!
俺は更に文句を言おうと口を開いたが、
すぐに後悔した。

「ンむっ、・・・ん、ぁ、くっ」
「ン、」
「っんん、ふ、っぅ、ん・・・!」
「・・・フ、こうゆう事、期待したのか?」
「っ、ちがう!」

濃厚な口付けを交わされ、追い打ちとばかりに妖艶な笑みを浮かべてペロリと口元を舐められた。
この人男なのになんでこんなに色気があるんだっ。

「そうか?・・・でも、ココは正直みたいだな?」

ゆるく反応していた俺の中心に手を添え
するりと撫でられた。
体がピクっと跳ねる。

「や、ァっ」
「こっちはどうだ?」

その手でスゥっと脇腹から胸を撫でられる。
シャツの上からあろう事か乳首を摘まれた。

「いぁっ!やめ、」
「へぇ、」

俺の反応をどう捉えたのか、しつこく触られる。
批難の声をあげて逃げようと背中を向けるが、引っ張られてベッドに転がされてしまった。

「やだ、ってば!離せっ」
「ククッ、静かにしてな。」
「ン、っゃ、・・・ふぁっ、」
「は・・・っ、結吏。仲直り、しようか。」
「っ!」

器用にシーツの中に体を忍び込ませて上からのしかかられ、キスをされる。
気づけばシャツのボタンを外され、ズボンも下着ごとずり下げられていた。

「ャ、だ・・・ぁっ!」
「フ、・・・逃げんな」
「ンンっ、んァ、あっ・・・!」

舌を深く交わらせながら、胸もナニも弄られて頭が熱くなる。やばいくらいに気持ちがイイ。

「ふぁ、あぁっ、・・・ンっ、」
「ク、すごいなドロドロじゃねぇか」
「ふぁ、あっ、やァっ!」
「そんな啼くほど気持ちイイのか?」
「ん、んッ!イ、イイ!っぁあ・・・ゃアっ!」

胸に噛みつかれて、中心の先を握り扱かれると頭にビリビリと電気が走るような気持ちよさが駆け抜けた。

「や、ャだっ、ャ・・・っンァ!ふぁ、」
「ヤじゃないだろ?結吏」
「ィんっ、ャ、アっ!・・・ぁあァっ」
「こーら。聞いてんのかって」

そう言って根元をぎゅっと握られた。
先に親指を当てられグリグリと抉るように動かされた瞬間、腰がびくびく跳ねて背筋を逸らし叫ぶ。
気持ちよすぎて、ツライ。

「あ!あぁっ!ャっ、むり、ィヤぁっ!!」
「イヤじゃないだろ。」
「ャ、なのっぁ、あぁっ!ン、ふぁ!」

体をねじって逃げをうつ。が、

「ほら、言え。教えただろーが」
「んっ、んァっ!イ、」
「ん?(すり、)」
「ァアあっ!」
「ん?まだほしいか?(グリぃっ)」
「ィや、ヤぁぁあっ!い、言う、からァっ、」
「早く。」
「ア、ぁイ、ィくっ、イか、せてぇっ!」
「ふっ、よく出来ました」
「んッ、ンャぁあっ?・・・っあぁぁああっ!!」

ニッコリ。いい笑顔で微笑んだ先輩に驚く程の早技でイかされました。

「んぁ、ア・・・っ、はぁはぁ・・・っ」
「結吏、かわいい。」

優しく落とされる口付け。
それとは対照的に1度解放された筈のそこを握りこむ拳。止まることなく擦り、過ぎた快楽に喘ぎが止まらない。

「はぁ、っんァ?!や、めてェ・・っ!」
「そんなに啼いて煽るな・・・結吏、」

いたずらに刺激を与え続け、俺の出したもので濡れた先輩の手がスルスルと後方へ周り、窄まったソコをくるりと確かめるように撫でてくる。

「結吏・・・、力抜いて?」
「ふぁ?!んァアっ・・・!や、やめ、やめてっ、ゃンァッ・・・!」 

くっ、と柊真先輩の指に力がかかったのが分かり、背がこわばる。
ほ、ほんとにするのか・・・?!

怖さでシーツごと先輩の背を抱き締め、
ぎゅ、と目をつぶった時、


―ガチャ―


「おーい、結吏だいじょう、ぶ、か」
「こっち終わったよー・・・って、」
「あー・・・」
「こっちはおっ始めてんじゃねぇk(バシッ)」
「今のは決して上手くないぞ。・・・邪魔したな」
「はい、邪魔モノは退散!退散!後はごゆっくりどうぞ~?」
「ゆ、結吏?またあとでな~・・・」


―バタンっ―


(・・・っ!(ふるふる))
(・・・結吏、続きを、)
(しませんよ!!ってゆうか、どうしてくれるんですかっ!?)
(どうって、今更だろ?)
(~~っ!!先輩なんかもう知りません!)
(まあ、落ち着け。ほら、(ぽんぽん))
(~~~~もぉっ!)


――――――

邪魔者が入りました・・・。

コメント&いいねありがとうございます♪
がんばれます!

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コメント

  • 桜花

    毎回読んでます!結吏くん可愛いです❤️

    5
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