孤軍旅団~自分で戦いたくないので大群召喚術もらいました~
森の中モグラさんと
よしそれじゃあ行ってみるか。
まあ多分こんな森の中だから人間には早々会わないだろう。
人間だったら敵か味方か判断しなきゃいけないけど、魔物だったら多分的だしそっちの方が楽でいいや。
「お前らもついてきてくれ」
『――!』
攻撃に入っている16体の火の玉以外の16体が俺の周りを規則正しく配置される。
「なんかファンネルを背負ったみたいでテンション上がってくるな」
実際にそのファンネルからエネルギー攻撃が出るのだから臨場感たっぷりだ。
先に飛び出した16体を追いかけ森の中を進んで行くと、人間くらいの大きさの動物に近い魔物がいくらか転がっていた。
「うわー通りがかりに一発とかやばいな」
多分音が聞こえなかったのだからそれほど強い攻撃を出さなくても倒せたということだろう。もしかしたら体当たりしただけかもしれない。
もし食べられそうなものがあるなら後で確認しようと思いながら先へ先へと進んでいく。 
5分ほど歩いたところで目の前がひらけ広場みたいな草原に出た
その広い原っぱのど真ん中に巨大なイノシシの化け物が存在した 
「うわーこんなんやっちゃったのかー大丈夫か俺」
有名なアニメ映画で出ているような5 M レベルの猪の化け物 が体中を焼けただれさせながら地面に横たわっていた。その巨体に比べて呼吸音や体の動きなどがないことから完全に息の根が止まっていることが見受けられた。
そのイノシシはただ大きなイノシシというわけではなく、やはり異世界の魔物なんだなと思われる見た目をしていた。
所々から金属や水晶のようなぶっとい結晶が飛び出していたのだ。
適当な名前をつけるとするならばダイヤモンドイノシシだろうか。
「適当ってレベルじゃねーぞ……」
自分でつけた名前に自分で突っ込みながら、俺は巨大イノシシに近づいた。
体中にびっしりと突き出している金属類屋水晶の柱たち。
日本で売ってたらそれだけで数十万円はしそうな芸術的な綺麗さを醸し出していた。
「ほすい……」
人間のいる町に行けばもしかしたらいや多分高くで売れるかもしれないと確信しているのでできるだけ持って帰りたいが、ピッケルも何も持っていない俺の素手では、ひとかけらさえも取れそうにない。
「ここは神様の召喚術で!」
さっき取られたエネルギーの文は猪を倒したことで回復している感じがしているのでさっきの火の玉が出てきた感覚を思い出してもう一度召喚術に試みてみた。
「こいこいこいこい……!!なんか採集系の魔物出てこーい!」
召喚術は火の玉しか出ない可能性もあったが可能性があるなら何でも試しておくべきだ。
いざとなった時に何ができるかできないかは分かっているのは全然違うからだ。
「はいや!!」
掛け声一つ。
イメージとしたら渾身の出来の握り寿司を下駄にべちんと叩きつけているイメージ。
やったことないけど、すごくドヤ顔ができそうなシチュエーションだ。
 すると振りかぶった右手の先の地面から土色の魔法陣が現れた。
「ようしキタキタキタキタ。なんでもいいから黄色の火の玉以外のやつ。バリエーション豊かでオナシャス!」
願いを込めて眺めているとその土色の魔法陣からにょきっと哺乳類的な茶色の生き物が顔を出した。
「もぐらだーー!!かわいいやったー!」
地面から這い出すように魔法陣からもぐり上がってきたスコップとピッケルを持った2頭身ポイモグラが現れた。
「もぐもぐもぐー!!」
「このモグラちゃん、マスコット語喋ってやがる!火の玉に代わってマスコット希望だと……!?」
火の玉でもすでに可愛かったのに見た目からして可愛い土方もぐらが誕生してしまいどちらを愛でるか悩んでしまう。モグラって結構柔らかそうだよな。なぜたら気持ちいいかもしれない。
「……しかし今度は一匹なんだな。さすがにモグラが分裂はしないだろうし」
ちょっと拍子抜けしていると、とうの土方もぐらちゃんが 爪をちょっととんがった口に突っ込んでピューと口笛を吹いた。
「器用だなこいつ」
感心していると土方もぐらちゃんの周りの地面にボコボコと新しい穴が開き始めた。
「おもしやこれは!!」
期待に胸を膨らませていると期待通りに地面の穴ぼこからどんどんと土方もぐらちゃんが追加登場してくる。
穴の数は9個。その通り最終的には土方もぐらちゃんが10匹となった。
「黄色の火の玉よりも増殖効率は悪いけどしっかりと10匹は出てくれたんだな」
揃った土方もぐらちゃんが横一列に並んでピッケルとスコップを地面に立たせガチャガチャとアピールし始めた。
「もぐーーーー!!」
一番最初のリーダー土方モグラがもぐら語を叫ぶと、 他の小隊員土方もぐらちゃんはピッケルとスコップを一斉に地面について止めた。
可愛くて強そうで、頼りになりそうだ。
俺の召喚運も良いのかもしれない。
まあ多分こんな森の中だから人間には早々会わないだろう。
人間だったら敵か味方か判断しなきゃいけないけど、魔物だったら多分的だしそっちの方が楽でいいや。
「お前らもついてきてくれ」
『――!』
攻撃に入っている16体の火の玉以外の16体が俺の周りを規則正しく配置される。
「なんかファンネルを背負ったみたいでテンション上がってくるな」
実際にそのファンネルからエネルギー攻撃が出るのだから臨場感たっぷりだ。
先に飛び出した16体を追いかけ森の中を進んで行くと、人間くらいの大きさの動物に近い魔物がいくらか転がっていた。
「うわー通りがかりに一発とかやばいな」
多分音が聞こえなかったのだからそれほど強い攻撃を出さなくても倒せたということだろう。もしかしたら体当たりしただけかもしれない。
もし食べられそうなものがあるなら後で確認しようと思いながら先へ先へと進んでいく。 
5分ほど歩いたところで目の前がひらけ広場みたいな草原に出た
その広い原っぱのど真ん中に巨大なイノシシの化け物が存在した 
「うわーこんなんやっちゃったのかー大丈夫か俺」
有名なアニメ映画で出ているような5 M レベルの猪の化け物 が体中を焼けただれさせながら地面に横たわっていた。その巨体に比べて呼吸音や体の動きなどがないことから完全に息の根が止まっていることが見受けられた。
そのイノシシはただ大きなイノシシというわけではなく、やはり異世界の魔物なんだなと思われる見た目をしていた。
所々から金属や水晶のようなぶっとい結晶が飛び出していたのだ。
適当な名前をつけるとするならばダイヤモンドイノシシだろうか。
「適当ってレベルじゃねーぞ……」
自分でつけた名前に自分で突っ込みながら、俺は巨大イノシシに近づいた。
体中にびっしりと突き出している金属類屋水晶の柱たち。
日本で売ってたらそれだけで数十万円はしそうな芸術的な綺麗さを醸し出していた。
「ほすい……」
人間のいる町に行けばもしかしたらいや多分高くで売れるかもしれないと確信しているのでできるだけ持って帰りたいが、ピッケルも何も持っていない俺の素手では、ひとかけらさえも取れそうにない。
「ここは神様の召喚術で!」
さっき取られたエネルギーの文は猪を倒したことで回復している感じがしているのでさっきの火の玉が出てきた感覚を思い出してもう一度召喚術に試みてみた。
「こいこいこいこい……!!なんか採集系の魔物出てこーい!」
召喚術は火の玉しか出ない可能性もあったが可能性があるなら何でも試しておくべきだ。
いざとなった時に何ができるかできないかは分かっているのは全然違うからだ。
「はいや!!」
掛け声一つ。
イメージとしたら渾身の出来の握り寿司を下駄にべちんと叩きつけているイメージ。
やったことないけど、すごくドヤ顔ができそうなシチュエーションだ。
 すると振りかぶった右手の先の地面から土色の魔法陣が現れた。
「ようしキタキタキタキタ。なんでもいいから黄色の火の玉以外のやつ。バリエーション豊かでオナシャス!」
願いを込めて眺めているとその土色の魔法陣からにょきっと哺乳類的な茶色の生き物が顔を出した。
「もぐらだーー!!かわいいやったー!」
地面から這い出すように魔法陣からもぐり上がってきたスコップとピッケルを持った2頭身ポイモグラが現れた。
「もぐもぐもぐー!!」
「このモグラちゃん、マスコット語喋ってやがる!火の玉に代わってマスコット希望だと……!?」
火の玉でもすでに可愛かったのに見た目からして可愛い土方もぐらが誕生してしまいどちらを愛でるか悩んでしまう。モグラって結構柔らかそうだよな。なぜたら気持ちいいかもしれない。
「……しかし今度は一匹なんだな。さすがにモグラが分裂はしないだろうし」
ちょっと拍子抜けしていると、とうの土方もぐらちゃんが 爪をちょっととんがった口に突っ込んでピューと口笛を吹いた。
「器用だなこいつ」
感心していると土方もぐらちゃんの周りの地面にボコボコと新しい穴が開き始めた。
「おもしやこれは!!」
期待に胸を膨らませていると期待通りに地面の穴ぼこからどんどんと土方もぐらちゃんが追加登場してくる。
穴の数は9個。その通り最終的には土方もぐらちゃんが10匹となった。
「黄色の火の玉よりも増殖効率は悪いけどしっかりと10匹は出てくれたんだな」
揃った土方もぐらちゃんが横一列に並んでピッケルとスコップを地面に立たせガチャガチャとアピールし始めた。
「もぐーーーー!!」
一番最初のリーダー土方モグラがもぐら語を叫ぶと、 他の小隊員土方もぐらちゃんはピッケルとスコップを一斉に地面について止めた。
可愛くて強そうで、頼りになりそうだ。
俺の召喚運も良いのかもしれない。
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