こんな俺でも愛してくれますか

UAI

プロローグ

人とは善悪がある生き物である。 自分が犯した罪をなすりつけたり、自分を善人にしたがる生き物である。 そんな世の中は理不尽で退屈だ。
俺はそんな世の中を生きている。

俺こと、ギン・レックスは、今の世界で満足はしていない。

「なんつーか、暇いな」

ギン・レックスが通っているバーレン高校は、魔法や剣術、さらに武術をも取り入れた学校で、AクラスからDクラスまであり、才能ごとにクラス分けされる。この男はDクラスだが、Dクラスにならざるを得なかった。それは、自分の力が恐ろしいほど強いから目立ちたくないということで、入試は手を抜いたのだ。

「今度こそヘマをやらかさないように学校生活を送っていこう」


高校の玄関前にクラス票が張り出されていた。

「Dクラスはっと...あったっけど人数少ないな。
一クラス25人程度か」

玄関をくぐり、教室えと向かう。


「3階にあったはず」

3階に向かう途中...

「離してください」

と、女の人の声がし、振り向いてみると女1人に対し、男3人がもめているようだった。

「ちょっとぐらい、いいだろう」
「いやです、教室に行かないといけないので」

(はぁー、かかわかりたくないんだけど見てしまったのはしょーがない、止めるか)

「無理にでも連れて行くぞ」
「「うっす」」
「離してって言って「大人しく眠ってろ」..えっ」

ビリビリっとスタンガンで気絶させた。

「連れて行くぞ」
「「はい」」

(まずい)

ものすごい速さで3人組のところへ着き、おもいっきり男を殴った。
案の定1人は後方へ飛んでいき、次に左にいた男を回し蹴りで蹴る。

(あと1人っと)

と、思った瞬間

「邪魔すんじゃねー」

振り向きざまに拳が振り下ろされた。
だが、ギンには振り下ろされた拳はスローモーションのように遅く、簡単に受け止めた。

「先輩ですよね?こんなことしたらいけないと思いますが、女の人を襲うだなんて、くそやろうですね」
「このクソガキがぁーー!」
「はぁー、呆れた」

といった直後、男は気絶した。ギンは目にも留まらぬ速さでみぞおちにハンちをしたのだ。

「これで良しっと、あとはこの子を運ぶんだけど、気絶してるね、保健室どこだ?」

新入生が入学して保健室のありかなどわかるはずはないが、ギンには関係ない。

「レーダー...2階で降りたすぐだな、運んだら教室に行くか」

階段を降り、保健室の前まできた

「失礼します」

と、言って保健室に入ったら誰もいなかった

「まじかよ」

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暖かい目で見てくださると幸いです

作者より

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