聖女な妹を狙うやつは、魔王だろうと殴ります。
異世界の勇者―1話
「ふ、ん……ふぅ……」
カーテンから射す光に眼を細め、ベッドから起き上がる。
……ああそうだ。昨日、ギルドを出て……宿を借りたんだった。
「……ん?」
……俺の隣に、少女が眠っている。
おいシャル。一緒に寝るならベッドを2つ借りた意味ないじゃん。
「はぁ……さて、と」
ベッドから降り、服を着替え始める。
おっと、眼帯と手袋を忘れるところだった。
……今日は……どうしようかな?
7年前の『人国』と、今の『人国』がどんな風に変わってるか観光したい気分ではあるが……もしも、父や母に会ったら、どうすればいいかわからない。
「……シャルー、起きろー」
「うぅ……アル兄、早いよぉ……」
「何言ってんだよ。もう昼近いぞ」
「んん……もう少しだけ……」
……ま、良いか。もう少し寝かせておこう。
「……腹減ったな……」
昨日は残ってた野営食を食べただけ……ちゃんとした料理が食べたいな。
「……シャル、飯食いに行くぞ」
「ご飯!」
バッと跳ね起き、ボサボサの髪のまま外に出ようとする。
「待て待て、服着替えな。あと髪をちゃんとしろ」
「うー……わかった」
せっせと支度を始めるシャルを待ちながら、窓の外に眼を向ける。
……平和だ。
愛する妹と平和な朝を迎えて、寝起きの妹の顔が見れて、今日は何をするかなー、とか話し合って……平和だ。
でも、この平和がいつまで続くかはわからない。
『七つの大罪』がいつ攻めてくるか……あいつらは協調性がないから、6人全員で攻めてくる事はないだろう。
だが、腐っても『七つの大罪』……個人の強さは俺と同じか……俺以上か。
特に、『暴食』と『傲慢』が強い。あいつら2人が同時に攻めてくれば……俺なんか簡単に殺られてしまうだろう。
「……できるなら、戦わないようにしないとな」
「アル兄!準備できたよ!」
「おし……んじゃ、とりあえずギルドに行くか」
「おー!」
―――――――――――――――――――――――――
「いらっしゃいませ……あらアルヴァーナ!シャルロット!いらっしゃい!」
「リオンさーん!お腹空いたー!」
開口一番、リオンさんに飯を要求するとは……やるな、シャル。
「はいはい、ちょっと待っててね」
「わーい!リオンさん大好きー!」
「おい……大好きって……嘘だろシャル」
「なんでアルヴァーナは本気でショック受けてんのよ!」
「大丈夫だよアル兄。一番はアル兄だから!」
なら良いや。
「……俺ちょっとクエスト行ってくるから、のんびりしててくれ」
「え?それなら私も付いていく!」
「シャルは飯食ってていいぞ」
「……でも……」
「大丈夫だって、な?」
乱暴にシャルの頭を撫で、安心させるように笑みを見せる。
……まったく……妹離れができていない俺が言えた事じゃないけど、いい加減お兄ちゃん離れしろよな。
……いやダメだ。シャルがお兄ちゃん離れしたら、俺ショックで立ち直れないわ。
「リオンさん。シャルの事、見ててくれ。もし怪しいやつが近づいたら、暴力的に引き離してくれ」
「別に良いけど……そんなに心配なら、一緒に連れていったら?」
「バカやろう。シャルを危険な所に連れていけるかっての」
「アル兄、行ってらっしゃい!」
「おう。行ってくるわ」
クエストボードに貼られた紙をリオンさんに渡し、俺はクエストに向かった。
―――――――――――――――――――――――――
『魔国』の反対側……東の森があった方の反対側を歩いている。
「……『ドラゴンの討伐』か……」
適当に受けたクエスト……どうやら『ドラゴンの討伐』だったらしい。
聞いた話だと、『人国』外の西側……平原にドラゴンが住み着いたとのこと。
「ま、普通の『人族』にとって、ドラゴンってヤバイ存在だしな……」
……お、ようやく平原に着いた。
さて……ドラゴンはどこに―――
「ギャオオオオオオオッ!」
「でりゃぁああああああっ!」
「……えぇ?」
空を飛ぶ大きな生物……間違いない、ドラゴンだ。
……そのドラゴンと戦っている男がいる。
右手に剣、左手に盾、そして豪華な鎧に身を包む、まさに騎士のような男が。
「くっ……!空を飛ぶなんて、厄介だな……!」
「ゴォオオオオオ……!」
ドラゴンの口に、赤い魔法陣が浮かび上がる。
「なんだ、あれ……?」
騎士のような男が、浮かぶ魔法陣を見て、目を見開く。
『なんだ、あれ』って……魔法陣を見たことがないのか?
「ゴォ―――ァアアアアアアアッ!」
『ゴッ!』という音と共に、ドラゴンの口から火の玉が放たれる。
男が盾を構え、その火の玉を受け止める―――寸前。
「『消魔の魔眼』」
「え……?!」
眼帯を外し、火の玉を『視』る―――火の玉が『ボシュッ』という音を立てて消滅した。
「あんた、大丈夫か?」
「え、あ……ああ」
「ガァアアアアアアアアアアアッ!」
吼えるドラゴンが、一気に急降下。
勢いをそのままに、俺たちに激突―――
「『憤怒の上昇』ッ!」
「ゴァアアアアアアアアアッ!」
「す、すご……ドラゴンの攻撃を、正面から受け止めるって……?!」
迫る顎に噛み潰されないよう、両手で押さえる。
「今だ!」
「あ、ああ!」
男が高々と跳躍―――落下の勢いを利用し、ドラゴンの眼に深々と剣を突き刺した。
「ガァアアアッ?!」
「暴れんじゃ、ねぇよ!」
「うおっ?!」
痛みに暴れだすドラゴンを、力で振り回す。
「おッ―――らぁあああああああああッ!」
「カッ……!」
ドラゴンの頭を、地面に叩き付ける。
短く鳴いたかと思うと、ドラゴンはピクリとも動かなくなった。
「うしっ……こんなもんか」
「……すまない、助かった」
「気にするな、普通ドラゴンなんて1人じゃ討伐できないからな」
この男……珍しい見た目をしているな。
黒髪に黒目……ここら辺じゃ見ない色だ。
「俺はアルヴァーナ・ミラードだ……あんたの名前は?」
「『剣ヶ崎 勇人』!よろしく!」
「ツルギガサキ・ユート……?」
「あ、剣ヶ崎が名字で、勇人が名前な」
名字……?家名の事だろうか?
「あ……もしかして、異世界には名字って、無いのかな……いいや、とりあえずユートって呼んでくれ!」
「……わかった」
……よく見れば、鎧の下の服も変だ。
俺みたいな動きやすい軽装ではなく……中途半端な正装、と言えばいいのだろうか?
よくわからないが、見たことのない服を着ていた。
「あ、ちょっとお願いしたい事があるんだけど、いいか?」
「ああ、なんだ?」
「俺って実は、ここじゃない世界から来てさ……だから、何がどこにあるとかサッパリでさ」
……え?今、え?ここじゃない世界?
「……どういう事だ?」
「何て言うかな……俺、実は1回死んでるんだよな」
「……その時点で色々聞きたいことがあるが、続けてくれ」
「おう。んで、死んだ後に女神に会って……『魔王の幹部の『七つの大罪』が内部崩壊を始めた。この隙を利用して、一気に魔王を倒してほしい』って頼まれてな」
内部崩壊……?もしかして、俺が『七つの大罪』を抜けたことを言ってるのか?
別に内部崩壊って言うより、俺が勝手にあいつらを敵にしただけなんだけど……
「魔王に対抗できるように、女神から『神器』っていうスゴい道具と、何個か『能力』ってのを貰ったから、ドラゴンとか勝てるだろー、って思ってたら……」
「ああなってたわけか……」
「まぁそんな感じで、今に至るって感じだ」
一通り話終えたユートが、楽しそうに笑う。
……いやいや。今の話のどこに笑える要素があったんだよ?
「えっと……さっき言ってた神器ってのが、その剣と盾と……鎧か?」
「ああ。この剣は『聖剣 エクスカリバー』。んで盾が『聖盾 アイギス』、鎧が『聖鎧 イージス』って名前……だったような気がする」
「適当だな」
……見たことのない鉱石で作られてる。
なるほど。女神に貰った神器ってのも、あながち嘘ではなさそうだ。
「なぁ、俺も色々と聞きたいことがあるんだけどいいか?」
「ん、なんだ?」
「俺が女神に貰った『能力』って……どんぐらいスゴいかわかるか?」
「……『能力』の名前によるな」
「えっと……『空間倉庫』と『守護者の祈り』と『全魔法操作』……ああ、あと『無限魔力』だったっけな?」
……えぇ?4つ?
「お前……『能力四種類持ち』なのか?」
「カルテット……ってなに?」
「『能力』が4つあるやつの事だ」
「ああそういう事。俺は『能力』が4つある……その反応だと、『能力』が4つあるのは珍しいみたいだな」
珍しいなんて者じゃない。『能力』が4つもあるやつなんて、この世界には魔王ぐらいしかいないぞ?!
俺の魔眼も一応『能力』だから、俺は『能力二種類持ち』と呼ばれる……それでもかなり珍しいのに。
「それに『空間倉庫』に『無限魔力』とか……使えるだけでヤバイ『能力』じゃねぇか」
「ははは!なんか俺、ヤバイやつみたいだな!」
「ヤバイやつなんだよ」
能天気なユート……いやヤバイ。こいつの『能力』、全部強力なやつばっかりだ。
カーテンから射す光に眼を細め、ベッドから起き上がる。
……ああそうだ。昨日、ギルドを出て……宿を借りたんだった。
「……ん?」
……俺の隣に、少女が眠っている。
おいシャル。一緒に寝るならベッドを2つ借りた意味ないじゃん。
「はぁ……さて、と」
ベッドから降り、服を着替え始める。
おっと、眼帯と手袋を忘れるところだった。
……今日は……どうしようかな?
7年前の『人国』と、今の『人国』がどんな風に変わってるか観光したい気分ではあるが……もしも、父や母に会ったら、どうすればいいかわからない。
「……シャルー、起きろー」
「うぅ……アル兄、早いよぉ……」
「何言ってんだよ。もう昼近いぞ」
「んん……もう少しだけ……」
……ま、良いか。もう少し寝かせておこう。
「……腹減ったな……」
昨日は残ってた野営食を食べただけ……ちゃんとした料理が食べたいな。
「……シャル、飯食いに行くぞ」
「ご飯!」
バッと跳ね起き、ボサボサの髪のまま外に出ようとする。
「待て待て、服着替えな。あと髪をちゃんとしろ」
「うー……わかった」
せっせと支度を始めるシャルを待ちながら、窓の外に眼を向ける。
……平和だ。
愛する妹と平和な朝を迎えて、寝起きの妹の顔が見れて、今日は何をするかなー、とか話し合って……平和だ。
でも、この平和がいつまで続くかはわからない。
『七つの大罪』がいつ攻めてくるか……あいつらは協調性がないから、6人全員で攻めてくる事はないだろう。
だが、腐っても『七つの大罪』……個人の強さは俺と同じか……俺以上か。
特に、『暴食』と『傲慢』が強い。あいつら2人が同時に攻めてくれば……俺なんか簡単に殺られてしまうだろう。
「……できるなら、戦わないようにしないとな」
「アル兄!準備できたよ!」
「おし……んじゃ、とりあえずギルドに行くか」
「おー!」
―――――――――――――――――――――――――
「いらっしゃいませ……あらアルヴァーナ!シャルロット!いらっしゃい!」
「リオンさーん!お腹空いたー!」
開口一番、リオンさんに飯を要求するとは……やるな、シャル。
「はいはい、ちょっと待っててね」
「わーい!リオンさん大好きー!」
「おい……大好きって……嘘だろシャル」
「なんでアルヴァーナは本気でショック受けてんのよ!」
「大丈夫だよアル兄。一番はアル兄だから!」
なら良いや。
「……俺ちょっとクエスト行ってくるから、のんびりしててくれ」
「え?それなら私も付いていく!」
「シャルは飯食ってていいぞ」
「……でも……」
「大丈夫だって、な?」
乱暴にシャルの頭を撫で、安心させるように笑みを見せる。
……まったく……妹離れができていない俺が言えた事じゃないけど、いい加減お兄ちゃん離れしろよな。
……いやダメだ。シャルがお兄ちゃん離れしたら、俺ショックで立ち直れないわ。
「リオンさん。シャルの事、見ててくれ。もし怪しいやつが近づいたら、暴力的に引き離してくれ」
「別に良いけど……そんなに心配なら、一緒に連れていったら?」
「バカやろう。シャルを危険な所に連れていけるかっての」
「アル兄、行ってらっしゃい!」
「おう。行ってくるわ」
クエストボードに貼られた紙をリオンさんに渡し、俺はクエストに向かった。
―――――――――――――――――――――――――
『魔国』の反対側……東の森があった方の反対側を歩いている。
「……『ドラゴンの討伐』か……」
適当に受けたクエスト……どうやら『ドラゴンの討伐』だったらしい。
聞いた話だと、『人国』外の西側……平原にドラゴンが住み着いたとのこと。
「ま、普通の『人族』にとって、ドラゴンってヤバイ存在だしな……」
……お、ようやく平原に着いた。
さて……ドラゴンはどこに―――
「ギャオオオオオオオッ!」
「でりゃぁああああああっ!」
「……えぇ?」
空を飛ぶ大きな生物……間違いない、ドラゴンだ。
……そのドラゴンと戦っている男がいる。
右手に剣、左手に盾、そして豪華な鎧に身を包む、まさに騎士のような男が。
「くっ……!空を飛ぶなんて、厄介だな……!」
「ゴォオオオオオ……!」
ドラゴンの口に、赤い魔法陣が浮かび上がる。
「なんだ、あれ……?」
騎士のような男が、浮かぶ魔法陣を見て、目を見開く。
『なんだ、あれ』って……魔法陣を見たことがないのか?
「ゴォ―――ァアアアアアアアッ!」
『ゴッ!』という音と共に、ドラゴンの口から火の玉が放たれる。
男が盾を構え、その火の玉を受け止める―――寸前。
「『消魔の魔眼』」
「え……?!」
眼帯を外し、火の玉を『視』る―――火の玉が『ボシュッ』という音を立てて消滅した。
「あんた、大丈夫か?」
「え、あ……ああ」
「ガァアアアアアアアアアアアッ!」
吼えるドラゴンが、一気に急降下。
勢いをそのままに、俺たちに激突―――
「『憤怒の上昇』ッ!」
「ゴァアアアアアアアアアッ!」
「す、すご……ドラゴンの攻撃を、正面から受け止めるって……?!」
迫る顎に噛み潰されないよう、両手で押さえる。
「今だ!」
「あ、ああ!」
男が高々と跳躍―――落下の勢いを利用し、ドラゴンの眼に深々と剣を突き刺した。
「ガァアアアッ?!」
「暴れんじゃ、ねぇよ!」
「うおっ?!」
痛みに暴れだすドラゴンを、力で振り回す。
「おッ―――らぁあああああああああッ!」
「カッ……!」
ドラゴンの頭を、地面に叩き付ける。
短く鳴いたかと思うと、ドラゴンはピクリとも動かなくなった。
「うしっ……こんなもんか」
「……すまない、助かった」
「気にするな、普通ドラゴンなんて1人じゃ討伐できないからな」
この男……珍しい見た目をしているな。
黒髪に黒目……ここら辺じゃ見ない色だ。
「俺はアルヴァーナ・ミラードだ……あんたの名前は?」
「『剣ヶ崎 勇人』!よろしく!」
「ツルギガサキ・ユート……?」
「あ、剣ヶ崎が名字で、勇人が名前な」
名字……?家名の事だろうか?
「あ……もしかして、異世界には名字って、無いのかな……いいや、とりあえずユートって呼んでくれ!」
「……わかった」
……よく見れば、鎧の下の服も変だ。
俺みたいな動きやすい軽装ではなく……中途半端な正装、と言えばいいのだろうか?
よくわからないが、見たことのない服を着ていた。
「あ、ちょっとお願いしたい事があるんだけど、いいか?」
「ああ、なんだ?」
「俺って実は、ここじゃない世界から来てさ……だから、何がどこにあるとかサッパリでさ」
……え?今、え?ここじゃない世界?
「……どういう事だ?」
「何て言うかな……俺、実は1回死んでるんだよな」
「……その時点で色々聞きたいことがあるが、続けてくれ」
「おう。んで、死んだ後に女神に会って……『魔王の幹部の『七つの大罪』が内部崩壊を始めた。この隙を利用して、一気に魔王を倒してほしい』って頼まれてな」
内部崩壊……?もしかして、俺が『七つの大罪』を抜けたことを言ってるのか?
別に内部崩壊って言うより、俺が勝手にあいつらを敵にしただけなんだけど……
「魔王に対抗できるように、女神から『神器』っていうスゴい道具と、何個か『能力』ってのを貰ったから、ドラゴンとか勝てるだろー、って思ってたら……」
「ああなってたわけか……」
「まぁそんな感じで、今に至るって感じだ」
一通り話終えたユートが、楽しそうに笑う。
……いやいや。今の話のどこに笑える要素があったんだよ?
「えっと……さっき言ってた神器ってのが、その剣と盾と……鎧か?」
「ああ。この剣は『聖剣 エクスカリバー』。んで盾が『聖盾 アイギス』、鎧が『聖鎧 イージス』って名前……だったような気がする」
「適当だな」
……見たことのない鉱石で作られてる。
なるほど。女神に貰った神器ってのも、あながち嘘ではなさそうだ。
「なぁ、俺も色々と聞きたいことがあるんだけどいいか?」
「ん、なんだ?」
「俺が女神に貰った『能力』って……どんぐらいスゴいかわかるか?」
「……『能力』の名前によるな」
「えっと……『空間倉庫』と『守護者の祈り』と『全魔法操作』……ああ、あと『無限魔力』だったっけな?」
……えぇ?4つ?
「お前……『能力四種類持ち』なのか?」
「カルテット……ってなに?」
「『能力』が4つあるやつの事だ」
「ああそういう事。俺は『能力』が4つある……その反応だと、『能力』が4つあるのは珍しいみたいだな」
珍しいなんて者じゃない。『能力』が4つもあるやつなんて、この世界には魔王ぐらいしかいないぞ?!
俺の魔眼も一応『能力』だから、俺は『能力二種類持ち』と呼ばれる……それでもかなり珍しいのに。
「それに『空間倉庫』に『無限魔力』とか……使えるだけでヤバイ『能力』じゃねぇか」
「ははは!なんか俺、ヤバイやつみたいだな!」
「ヤバイやつなんだよ」
能天気なユート……いやヤバイ。こいつの『能力』、全部強力なやつばっかりだ。
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