「異世界学園」って何なんですか!?
「異世界願望」と「異世界ゲート」〜1節
私の名前は、柳 美春
私はごくごく平凡な高校生。私の通っている学校は偏差値が標準くらいの普通の学校。
ちなみに私の趣味はアニメ鑑賞、ゲーム、ファッション。
私は「異世界」という言葉にとても興味を持っている。
いつか異世界に行けたらなぁ…なんて考えるのが私の日常。
けど、そんな考えは突然現実になった。
異世界へと繋げる扉の存在によって…
ここは、異世界に存在する魔術学院。人呼んで「異世界学園」。私はこの学院の2年生。まぁと言っても2年生になったのはこの春から。1年生の頃からこの学院にいるから学院の雰囲気には慣れてきた。でも私は、最初からこの学院にいた訳じゃない。
何せ私は……
「優くーん!」
「あっ、美春!」
「ごめん、待った?」
「僕もついさっき来たばかりだから待ってないよ」
「そっか、よかったぁ」
「うん、それじゃあ行こうか」
「うん!!」
この人は私の幼馴染の柏 優くん。
今日は私のお買い物に付き合ってもらっている。優くんは小さい頃から面倒見が良くて、私はそんな優くんの一面が好き。優くんは私のことをどう思ってるんだろう…
そんなことを考えながら歩いてたら目的地に着いた。着いたはいいけど私には全く分からない場所だった…
「ねぇ、優くん。私、迷子になりやすいから私から離れないでね!」
「知ってるよ。美春は小さい頃から方向音痴だったもんね(笑)」
「んもぉ〜!人が気にしてることをそうやって指摘するぅ〜」
「ごめんごめん、故意で言ったわけではないんだ」
「まぁ、優くんがそういう事を言わないって知ってるけど…」
とまぁ、そんなこんなで雑談をしていたら目的地に着いた。目的地は服屋さん。
そして時間が経ち気がついたら日が落ちていた。
そしてそれは突然起こった…
「ねぇ、優くん。何か揺れ?を感じるんだけど」
「そうかな?僕は何もないけど」
「私の気のせいかな?ってわわっ!」
「美春!?大丈夫?」
「あはは…足元見てなかったから転んじゃった…」
「何か考え事でもしてたの?」
「ま、まぁ…ね…」
「やっぱりさっき言ってた揺れ?」
「うん…」
そして、次の瞬間だった…
「な、なんだこの揺れは!?」
「さっき私が感じた揺れと同じのだよ!」
そして、地面が割れ、私はそこに落ちていった。優くん…ごめんね…
「美春ーーーーーーーーーーーーー!」
私は死を覚悟して目を閉じようとした時何か光るものを見た。それをよく見たら扉だった。そしてそれは開いた直後、異常な程の光を射していた。
それから私は目を閉じた。
そして目が覚めたのはそれから何時間か経過したあとだった。
そこで私が目にした光景。それがこの異世界学園だった。
そこから私の異世界学園での魔術の勉強が始まった…
「ここは…?私一体どうして…ってそうだあの時、地面に亀裂が走って落ちたんだ!」
「でもだとしたらどうして生きてるんだろう?しかもここ見たこともない場所だし…一体どうなってるのぉ〜!?」
「おいそこのお前!」
「はい、私ですか?ってえぇ!?」
「そうだ、お前だ。貴様どこの者だ?ここらでは見かけない顔だが?」
「そ、そんな事言われても私気がついたらここで倒れていてつい先程目覚めたばかりなので何がなんなのかさっぱり分からないんですが…」
「あのう、すみません。その方、僕の友人です」
「なんだ貴様は!っと。これはこれは学院の生徒であったか」
「はい。ご迷惑をお掛けしてすみませんでした」
「うむ。これからは気をつけるのだぞ」
「はい。ほんとにすみませんでした」
「君。大丈夫だった?」
「あ、はい。大丈夫…です」
「そっか、それならよかった」
「あの、助けていただいてありがとうございます」
「あぁ、いえいえ。人助けは当然のことなので、気にしないで下さい」
「あの、聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
「えぇ、どうぞ」
「ここは一体どこなんですか?」
「ここはルクセント魔術学院という場所ですがご存知ないですか?」
「えと私、元々ここの住民じゃないんですよ…って言っても信じてもらませんよね…」
「信じますよ」
「え、どうして?」
「あなたのような方がもう1人過去にいたので」
「そうなんですか…その方は今どうしておられるんですか!?」
「今は我が学院で熱心に魔法の勉強をしていますよ」
「あの、私もその学院で魔法の勉強をしたいのですが駄目でしょうか?」
「それは学院長聞かなければ分かりません」
「そうですよね。あの学院長の元まで案内してくれませんか?」
その時、彼は軽く微笑んでこう言った
「えぇ!もちろんです!」
私はふと思った。彼はこんなにいい顔で笑うんだ、と。
彼の一面を少しだけ見ることができた時、私は優くんと重ねてしまった。何せあまりにも優くんに似すぎていたからだ。
優くんに会いたい。そう思ってしまった。もう会えないのに。
このままじゃ駄目だ!しっかりしよう!
そんな感じで色々考えながら彼の話を聞いて明日彼にこの学院の学院長に会わせてもらうことを約束し、そして泊まる場所がないから彼の自宅にお邪魔した。
私が異世界学園に行くと決めたのには理由があった。
それは、私と同様にこの世界に来てこの学院に通っている人物を知りたいと思ったからだ!
こうして私の物語は始まる!
私はごくごく平凡な高校生。私の通っている学校は偏差値が標準くらいの普通の学校。
ちなみに私の趣味はアニメ鑑賞、ゲーム、ファッション。
私は「異世界」という言葉にとても興味を持っている。
いつか異世界に行けたらなぁ…なんて考えるのが私の日常。
けど、そんな考えは突然現実になった。
異世界へと繋げる扉の存在によって…
ここは、異世界に存在する魔術学院。人呼んで「異世界学園」。私はこの学院の2年生。まぁと言っても2年生になったのはこの春から。1年生の頃からこの学院にいるから学院の雰囲気には慣れてきた。でも私は、最初からこの学院にいた訳じゃない。
何せ私は……
「優くーん!」
「あっ、美春!」
「ごめん、待った?」
「僕もついさっき来たばかりだから待ってないよ」
「そっか、よかったぁ」
「うん、それじゃあ行こうか」
「うん!!」
この人は私の幼馴染の柏 優くん。
今日は私のお買い物に付き合ってもらっている。優くんは小さい頃から面倒見が良くて、私はそんな優くんの一面が好き。優くんは私のことをどう思ってるんだろう…
そんなことを考えながら歩いてたら目的地に着いた。着いたはいいけど私には全く分からない場所だった…
「ねぇ、優くん。私、迷子になりやすいから私から離れないでね!」
「知ってるよ。美春は小さい頃から方向音痴だったもんね(笑)」
「んもぉ〜!人が気にしてることをそうやって指摘するぅ〜」
「ごめんごめん、故意で言ったわけではないんだ」
「まぁ、優くんがそういう事を言わないって知ってるけど…」
とまぁ、そんなこんなで雑談をしていたら目的地に着いた。目的地は服屋さん。
そして時間が経ち気がついたら日が落ちていた。
そしてそれは突然起こった…
「ねぇ、優くん。何か揺れ?を感じるんだけど」
「そうかな?僕は何もないけど」
「私の気のせいかな?ってわわっ!」
「美春!?大丈夫?」
「あはは…足元見てなかったから転んじゃった…」
「何か考え事でもしてたの?」
「ま、まぁ…ね…」
「やっぱりさっき言ってた揺れ?」
「うん…」
そして、次の瞬間だった…
「な、なんだこの揺れは!?」
「さっき私が感じた揺れと同じのだよ!」
そして、地面が割れ、私はそこに落ちていった。優くん…ごめんね…
「美春ーーーーーーーーーーーーー!」
私は死を覚悟して目を閉じようとした時何か光るものを見た。それをよく見たら扉だった。そしてそれは開いた直後、異常な程の光を射していた。
それから私は目を閉じた。
そして目が覚めたのはそれから何時間か経過したあとだった。
そこで私が目にした光景。それがこの異世界学園だった。
そこから私の異世界学園での魔術の勉強が始まった…
「ここは…?私一体どうして…ってそうだあの時、地面に亀裂が走って落ちたんだ!」
「でもだとしたらどうして生きてるんだろう?しかもここ見たこともない場所だし…一体どうなってるのぉ〜!?」
「おいそこのお前!」
「はい、私ですか?ってえぇ!?」
「そうだ、お前だ。貴様どこの者だ?ここらでは見かけない顔だが?」
「そ、そんな事言われても私気がついたらここで倒れていてつい先程目覚めたばかりなので何がなんなのかさっぱり分からないんですが…」
「あのう、すみません。その方、僕の友人です」
「なんだ貴様は!っと。これはこれは学院の生徒であったか」
「はい。ご迷惑をお掛けしてすみませんでした」
「うむ。これからは気をつけるのだぞ」
「はい。ほんとにすみませんでした」
「君。大丈夫だった?」
「あ、はい。大丈夫…です」
「そっか、それならよかった」
「あの、助けていただいてありがとうございます」
「あぁ、いえいえ。人助けは当然のことなので、気にしないで下さい」
「あの、聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
「えぇ、どうぞ」
「ここは一体どこなんですか?」
「ここはルクセント魔術学院という場所ですがご存知ないですか?」
「えと私、元々ここの住民じゃないんですよ…って言っても信じてもらませんよね…」
「信じますよ」
「え、どうして?」
「あなたのような方がもう1人過去にいたので」
「そうなんですか…その方は今どうしておられるんですか!?」
「今は我が学院で熱心に魔法の勉強をしていますよ」
「あの、私もその学院で魔法の勉強をしたいのですが駄目でしょうか?」
「それは学院長聞かなければ分かりません」
「そうですよね。あの学院長の元まで案内してくれませんか?」
その時、彼は軽く微笑んでこう言った
「えぇ!もちろんです!」
私はふと思った。彼はこんなにいい顔で笑うんだ、と。
彼の一面を少しだけ見ることができた時、私は優くんと重ねてしまった。何せあまりにも優くんに似すぎていたからだ。
優くんに会いたい。そう思ってしまった。もう会えないのに。
このままじゃ駄目だ!しっかりしよう!
そんな感じで色々考えながら彼の話を聞いて明日彼にこの学院の学院長に会わせてもらうことを約束し、そして泊まる場所がないから彼の自宅にお邪魔した。
私が異世界学園に行くと決めたのには理由があった。
それは、私と同様にこの世界に来てこの学院に通っている人物を知りたいと思ったからだ!
こうして私の物語は始まる!
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