異世界転移した俺がやることは?

Arata

第7話 ダンジョン攻略開始!

今回はようやくダンジョンに行きます!創魔の作戦は上手くいくのか?では、7話です。どうぞ!


次の日、今日はダンジョン攻略の日である。みんなそわそわしているようだ。初めての実践で緊張しているもの、ダンジョンに行けることを喜んでいるもの、よく分かってないけどとりあえず周りに合わせているものetc…。そう言ってる俺だが俺はどうなのかって?フッ、もちろん楽しみに決まっているだろ?異世界の定番じゃないか!まぁ皆みたいにそわそわしてはいないけどな。お?なんか騎士団長が言うみたいだ。ちゃんと聞いとかないとな。

「今日はダンジョンへ行く!みんな、死なないようにな!」

・・・え?終わり?なんかもっとあるんじゃないの?注意事項とか心構えとか。ま、ダラダラ話されるよりはいいか。

「興毅、お前からも一言なんか言ってやれ」

「ぼ、僕ですか?」

「あぁ、そうだ。」

「わかりました。」

「みんな!今回は初めてのダンジョンだ!緊張しているもの、うかれているものもいるだろう。だけどみんな!今回は訓練じゃなくて実践だ!気を引き締めていこう!」

「「「おぉぉぉぉぉ!」」」

(興毅の言葉でどうにかなったな。正直あの状態でダンジョンに行っても死人が出るだけだしな。さすがリーダーって所かな。)

正式に決まっている訳では無いがなんとなくこのクラスのリーダーは興毅って感じがする。

「では、出発だ!」

〜移動中〜(特に何も無かったのでカット)

「ここがダンジョンだ!」

(おぉ、ここがダンジョンか。めっちゃでかいな。ん?移動中の話?ほんとに何も無かったんだって。)

「ここからはチームに分かれてもらう。1チーム3人~5人だ。チームはそっちで勝手に決めてもらって構わない。」

騎士団長がそう言うと仲良しのヤツらでかたまり始めた。

(俺は友達があんまりいないからそいつらと組むか)

「おーい!創魔!一緒に組もうぜ!」

「あぁ、俺からも頼むよ。でもあと一人はどうする?」

「空いてるなら私を入れてくれない?」

そう言って来たのはクラスのいや、学校のマドンナ星野 菜々美ほしのななみだ。実はこいつは俺の幼馴染だったりする。

「ん?別にいいけどお前を入れたがるやつならいっぱいいるだろ?」

「そうだけど、全部断ってきたのよ。創魔と一緒にいたいし...ボソッ」

なんかよく分からないが断ってきたみたいだ。俺達が足りてないのを見たから断って俺たちのところに入ってきたのかな?まぁそれはどうでもいいか。

「正直助かった。人数が足りなくて困ってたんだ。」

「そ、そうなんだ。」

「あぁ、これから宜しくな!」

「えぇ、宜しく。ついでに京介くんも」

「俺はついでかよ!まぁいいか」

(みんな組み終わったみたいでそれを確認した騎士団長<もう騎士団長って呼びづらいからアークって名前で呼んでいいかな?いいよね?>
アークさんがなにか話している。ちゃんと聞くか。)

あ、ちなみに俺のクラスは全員で37人いる。どんな分け方になっているのかというと、5人チームが4つ、4人チームが2つ3人チームが3つだ。ん?俺は誰に説明してるんだ?まぁいいか、とりあえずアークさんの話聞かなきゃ。

「しっかり分かれたようだな!じゃあそろそろダンジョンの中に入っていくぞ。」

「「「はい!」」」

俺達はダンジョンに入っていく。アークさんと魔法士団長(こっちもルーナさんでいいか)が先頭でその後から俺たち勇者がついていく。ちなみに俺たちのチームは1番最後だ。

「みんな止まれ!ちょっと先にゴブリンが3体いる!まずは興毅たちのパーティでやってみろ!」

「わかりました!みんな!俺が注意を引くから魔法で倒してくれ!」

「「「わかった!(よ!)」」」

「よし!いくぞ!」

そう言うと興毅が的に突っ込んでいった。ゴブリンたちは興毅に気づいたようでこちらを警戒している。

「グギャギャギャ!」

「うぉぉぉぉ!」

ゴブリンが持っていた棍棒で攻撃してきた。その攻撃を興毅が剣で受け止めている。

「みんな今だ!」

「ファイアーボール!」

「ウィンドボール!」

「アースボール!」

それぞれが色んな魔法で攻撃した。ボール系は初級魔法だが、ゴブリンぐらいだったら余裕である。

「グギャ...」

「グギギ...」

「ギギィ...」

「よくやった!いいか、こんなふうにゴブリンぐらいだったら簡単に倒せるが、強くなっていくと簡単にはいかなくなる。そこのところを注意してくれよ!まぁ今回は初めてにしてはよく出来ていた。及第点ギリギリってところだけどな!」

「あはは...な、なかなか厳しいですね...」

「ハハハ!まぁこれからどんどん戦っていけば次第に良くなるさ!」

「よし、今日は1階層で魔物を狩るぞ!危なくなったら逃げろ!それだけだ!じゃあ解散!」

次第にみんなチームごとに分かれて散らばっていく。

「俺達も行くか。」

「あぁ、そうだな!」

「リーダーは創魔ね。」

「なんでだよ....そんなめんどいことしたくない。」

「だって、京介くんはそういうのに向いてなさそうだし、私もそういうの苦手だし、消去法?」

「確かにそうだな!てことで創魔、よろしく頼む。」

「はぁ...分かったよ。じゃあ俺の指示に従えよ。」

「ラジャー!」

「OKよ!」

「じゃあ、行くか」

こうして俺たちのダンジョン攻略が始まった。




どーも作者ッス!今回はおそらくヒロインになるだろうと思われる子が出てきましたね!ヒロインが何人になるかまだ決めてませんがそれなりに沢山になると思います。幼馴染枠は外せないよね!今後もどんどん増やしていこう!ゲフンゲフン...ちょっと興奮してしまいました。気を取り直して、今回も見てくださってありがとうございます!今度も見てくださいね!いつ更新するか分からないので通知はONにしていてくださいねw

コメント

  • おれんじーまん

    にたまご先生頑張って

    0
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