ただの小6のバーサーカーが異世界で暴れまくる

ノベルバユーザー214062

初戦闘見事勝利のバーサーカー

聖徒の後ろにいる異形は、死角から、安全に聖徒に攻撃できる時を待っていた。
「ぬん?敵対反応を感知?真後ろ?」
スキル、『バーサーカーの感知力。』
が、発動したらしく。
死角の後ろを振り返ることなく、見える。
「・・・・ほう?スライムか、今は雑魚に構っている暇は・・・ヌゥ!?」
目を閉じていると見えるらしく、目を閉じて、青色のスライムから逃げようとした瞬間に、
心臓が、ドクンッ、と大きく高鳴る。
スキル、『バーサーカーの呪い』
効果は、
『体力が常人の100倍と化すが、一日一回、何かを殴り倒さないと、死ぬ。』
100倍だったのか・・、って!
「このスキル、俺のバーサーカー禁断症状じゃねぇか!?」
地球では、犯罪になりかねないため、サンドバックで我慢していた。
が、死んだことはない。
「ニュー!」
俺が大きく動揺したのを狙い、スライムが、体に似合わぬスピードで地を這い近づいてくる。
「チッ、砕け散れ!」
横に動くと、スライムは止まりきらずに滑る。その間を使い、拳を固める。
そして、速攻で立て直すスライムのど真ん中に拳を打ち込む。
「ニューガッ!」
スライムのど真ん中に体の半分、下手すればそれ以上の風穴があく。
が、微かだが、息があるので、蟻を潰すようなフォームで足を叩きつける。
今度こそ、ぐちゃりと潰れ、絶命する。
「フゥフゥ、初勝利だ、な。」
素手でモンスターを殴り殺し、その拳を掲げ、草に寝そべり、今までの疲労のせいで、明るいが眠りに落ちた。

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