先輩と交換日記

結衣

3話

高野side


沫也「颯翔やべーな!」

そう言ってきたのは山田沫也―yamada matuya―

俺「だろ?お前には出来ねぇだろ?」
沫也「うっせーな笑」
俺「日記書くから黙ってろよ」
沫也「(/・ω・)/ホイホイてかそれ何冊目?」
俺「さぁな。50冊は超えてんじゃね?」

女子生徒「あのー。」
藍「どしたん?」
女子生徒「私1年の前田って言います。高野先輩にこれ渡して下さい!」

そう言って中野に渡したのは交換日記

藍「自分から渡さなくていいの?」
女子生徒「緊張して渡せないです…」
藍「分かった。」
女子生徒「ありがとうございます!」

そう言って女子生徒は去っていった。

藍「はい。高野くん。」
俺「おぅ。アザっす!」
藍「(〃•ω•〃)」

中野は廊下側の席やから、俺関係になるといつも相手してる。

このクラスの決まりだけどw
『廊下側の一番前になった人は、俺関係の用事に対応すること』

それを中野は忠実に守ってる。

俺「さ、見るか!」


表紙には『交換日記』
と書かれてて、名前の欄には
2年4組34番 紺野梓希
と書かれてた。

俺はその下に
3年1組15番 高野颯翔
と書いた。

1頁目を開くと自己紹介文になっていた。

『交換日記をして下さり本当にありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!
自己紹介させて下さい。
名前  紺野梓希
年齢  17
誕生日 4月7日
趣味  読書 LIVE
好きなアーティスト  King&Prince、ジャニーズWEST
よろしくお願いします!』

となっていた。

俺は2頁目に俺の自己紹介文を書いた。
『逆に俺と交換日記してくれてありがとう
俺もするわ。

名前  高野颯翔
年齢  17歳
誕生日  1月31日
趣味  テニス
好きなアニメ  テニスの王子様←知ってるか?
こちらこそよろしくな!』

と書いて紺野の下駄箱に入れた。

教室まで行くと、迷惑だからな←誰だよw

沫也「もう書いたんだ」
俺「おぅ。」

紺野からどんな返事か来るか密かに楽しみにしてる俺がいた。

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