男装テクニック☆
国王陛下サイド
国王自室にて
ベッドで寝ている老人がいる。
彼はこの国の国王ジェイコブ・オスカー。毎日の仕事づくめな毎日にとうとう病となり数日前に倒れてしまう。
それからというもの、国王の仕事は次期国王であるメイソンに任せ、自分は侍女や、執事たちに看病されながらたまに命令をしたりしていた。
ジェイコブ「ゴホゴホッ」
ジェイコブ心の声《段々と酷くなる。わしももう年だ。そろそろ迎えが来る頃なのかもしれぬ。》
ジェイコブがそんなことを思っていると
コンコン
とノックする音がした
ジェイコブ「ゴホゴホッ。誰だ。」
ロベルト「国王陛下。メイソン王子の事でいくつかお話があります。体調が優れないのは分かっておりますが、緊急に報告すべきだと思い、来た次第です」
ジェイコブ「メイソンだと?わかった入れ」
ジェイコブがいうとロベルトは慎重に入ってきて、ジェイコブの側による
ジェイコブ「ゴホゴホッ。何かあったのか」
ジェイコブは座ろうとする
だがロベルトにそれを阻止された
ロベルト「いけません。お体にさわります。どうか横になってください。」
ロベルトはそういうと深呼吸をしてゆっくりと報告していった。
ジェイコブは表情1つかえずに、ロベルトの話をせきこみながらきいた
ロベルトがすべての話を終えるとジェイコブは笑いながら
ジェイコブ「メイソンも困ったものだ。あれは優秀なのだがたまに抜けている。やれやれどうしたものか…」
ジェイコブはしばらく考えた
ジェイコブ「そのブラウンとはどんなものだ。」
ロベルト「はい。少し男にしては小柄で、メイソン王子と話されているのをみた限りでは、メイソン王子と気が合うようです。」
ジェイコブ「そうではない。もっと心の問題だ」
ロベルト「心ですか?少しも本人とは話しておらずわかりかねますが、メイソン王子の話を聞く限りでは、綺麗なもののようです。ですが、信用すべきかどうか…」
ジェイコブ「…良かろうわしが直々に話す。そのブラウンをここに呼べ」
ロベルト「ですが陛下はご病気でございます。話があるならわたくしが伝えて参ります」
ジェイコブ「いや、わしはじかに話したいのだ。呼んでくれ」
ロベルトは少し黙ってから、
ロベルト「承知いたしました」
と答えながらお辞儀をして部屋を去った
ジェイコブ「…さて。どんなものか楽しみだのぉ。」
ベッドで寝ている老人がいる。
彼はこの国の国王ジェイコブ・オスカー。毎日の仕事づくめな毎日にとうとう病となり数日前に倒れてしまう。
それからというもの、国王の仕事は次期国王であるメイソンに任せ、自分は侍女や、執事たちに看病されながらたまに命令をしたりしていた。
ジェイコブ「ゴホゴホッ」
ジェイコブ心の声《段々と酷くなる。わしももう年だ。そろそろ迎えが来る頃なのかもしれぬ。》
ジェイコブがそんなことを思っていると
コンコン
とノックする音がした
ジェイコブ「ゴホゴホッ。誰だ。」
ロベルト「国王陛下。メイソン王子の事でいくつかお話があります。体調が優れないのは分かっておりますが、緊急に報告すべきだと思い、来た次第です」
ジェイコブ「メイソンだと?わかった入れ」
ジェイコブがいうとロベルトは慎重に入ってきて、ジェイコブの側による
ジェイコブ「ゴホゴホッ。何かあったのか」
ジェイコブは座ろうとする
だがロベルトにそれを阻止された
ロベルト「いけません。お体にさわります。どうか横になってください。」
ロベルトはそういうと深呼吸をしてゆっくりと報告していった。
ジェイコブは表情1つかえずに、ロベルトの話をせきこみながらきいた
ロベルトがすべての話を終えるとジェイコブは笑いながら
ジェイコブ「メイソンも困ったものだ。あれは優秀なのだがたまに抜けている。やれやれどうしたものか…」
ジェイコブはしばらく考えた
ジェイコブ「そのブラウンとはどんなものだ。」
ロベルト「はい。少し男にしては小柄で、メイソン王子と話されているのをみた限りでは、メイソン王子と気が合うようです。」
ジェイコブ「そうではない。もっと心の問題だ」
ロベルト「心ですか?少しも本人とは話しておらずわかりかねますが、メイソン王子の話を聞く限りでは、綺麗なもののようです。ですが、信用すべきかどうか…」
ジェイコブ「…良かろうわしが直々に話す。そのブラウンをここに呼べ」
ロベルト「ですが陛下はご病気でございます。話があるならわたくしが伝えて参ります」
ジェイコブ「いや、わしはじかに話したいのだ。呼んでくれ」
ロベルトは少し黙ってから、
ロベルト「承知いたしました」
と答えながらお辞儀をして部屋を去った
ジェイコブ「…さて。どんなものか楽しみだのぉ。」
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