出会いは夕日。別れは朝日。

しっキー

1-1.最悪な日々の幕開け 後編

   最悪な日々は続きます。なぜなら日々なのですから。いつか光が灯ることを願って。
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いつも通り、学校を終え帰宅に勤しむ今日この頃。腹でも減ったし、行きつけのラーメン屋でもいくか! 

ラーメン屋に行く途中奇妙なものを見た。まんま光。光としか言いようのない丸いような四角いような。比喩ではない事実なのです。

「俺の人生おかしくなってしまったか、流石に幻覚が見えるほど終わっていたとは。」

流石にショック!
もうこんなこと忘れてさっさとラーメン食べよう。
ラーメンラーメンラッラッラーメン!
学校1の不良がこんなルンルン気分でスキップしてるのをみたら、人はどんな反応をするのだろうか?
検証してみたい気持ちも少し、そう少しあるが………………いやいやいやいや
無理無理無理無理無理。想像しただけで吐き気がして来る。おえっ、きもぢわるぃ。
そんなこんなで、ラーメン屋についた。
(らぁめんヤシイ)
それが、行きつけのラーメン屋の名前だ。ガラガラガラと戸を開けると、
油くせぇ煙が充満する。今日は何にしようか?塩?みそ?醤油?豚骨?うーん
悩むなぁ。
よし決めた!

「店長!塩ラーめっ『ちょっとそこのおにいさん』

俺のオーダーが何者かによって遮られる。振り返ると、フード帽を被り紺色の長髪の美少女がいた。
あまりの美しさに見とれかけた。
あぶねー、俺年上好きなのに。あと少しでロリコンになるとこだったわー。

「んで、なに?」


『なんで私のこと無視したの?』



                                            は?

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