出会いは夕日。別れは朝日。

しっキー

1-1.最悪な日々の幕開け 前編

プロローグ


7月23日

なんだか憂鬱だ。授業中にもかかわらず俺はそう思ってしまう。
いや、授業中だからこそ思うのか
学校なんてなくなってしまえ!!    
そんなことを考えていると、担任に当てられた。立って文章読んでいる時のクラスメートの視線が痛い。
あーあ、やっぱあんなことしなきゃよかったなぁ。


入学式の日、俺は自己紹介の時に
少しでも中学のboch(ボッチ)生活を
抜け出すべく、なるべく皆んなに印象付くような紹介の仕方をした。

「俺の名前は南島工<みなみしまこう>特技は空気になること!だが空気といっても毒ガスだから気をつけろよ〜〜」
   
というようなことを言った気がする。だが持ち前の 迫力のある声、緑縁の目、筋肉質な体 のせいで完全にヤベェやつだと思われている。しかし、それに気づかないのが俺!好かれていると思い込んでしまったのだ!あー思い出すだけでめまいが。クラッ
最初は視線が来るたびに、人気者だなぁ俺とか誇らしげに思い、道端のど真ん中を堂々と歩いてしまった。オ    ワ     タ。哀れなものだよほんとに。我ながら本当に頭が痛い。あー痛い痛い。
それのせいで完全孤立!(悲)この学校のボスたる位置についてしまった。はぁ、もうなるようになれ………。むかつくむかつくむかつくむかつく。 

そこから先はもう覚えてなかった。気づいたら学校中から恐れられていた。
                        そして今に至る。

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どうも、初めて書きました。
なるべく日常っぽく書いているつもりですが何かあれば是非ともアドバイスよろしくお願いします。

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