話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

ずっと前から好きでした

ぺりん

奈々と颯太

奈々が拓真に告白した日
「颯太!」
靴箱で待っていた颯太が顔をあげる。
「あ、奈々」
「私、、、振られちゃった」
「そっ、そっか、、、」
「うん、、、」
「あ、それで俺に言いたいことって?」
「颯太の告白の返事をしようと思って」
「そっそうなんだ」
「私ずっと拓真のことが好きだった。」
「うん」
「真奈美ちゃんにも改めて振られたらちゃんと諦めるって言った」
「うん」
「でもやっぱり振られてすぐに颯太と付き合うのは切り替えができないから、、、」
「、、、」
「ごめんなさ、、、」
「まって!」
ずっとうつむいていた颯太が顔を上げて言った。

「そっ颯太?」
「たのむから、、、、ごめんなさいとか言うなよ、、、」
「えっ」
「まだ、俺のこと振るの待ってくれよ、、、」
「でもやっぱ振られてすぐにって言うのは、、、ずっと待っててくれた颯太にまた待たせるのも申し訳ないし、、、!?」

奈々がそう言っているあいだに颯太は奈々のことを抱きしめた。
「俺は多分奈々が思ってるよりずっと奈々のことが好きだ。だから、そんなのいくらでも待つから。」
「でも、、、」
「待たせてください。」
「え?」
「お願いだから待たせて。」
「、、、」
「待たせてくれないんだったらここで俺の事嫌いだって言って。」
「そんなこと、、、」
「じゃないと俺奈々のこと諦めらんねぇよ、、、」
「分かった、そこまで言うんなら、、、」
「これで俺もお前のこと諦められ、、、」
「待ってもらおうかな」
「え?」
「だって、颯太のこと嫌いとか言えるわけないじゃん!!」
「でっでもさっき俺の事振ろうとして」
「それは!颯太が嫌いなんじゃなくて、私が未練がましいからすぐに颯太に切り替えるのは無理ってだけで、、、」
「よかった」
颯太がホッとしたように言った。
「え?」
「俺奈々に嫌われたかと思った。」
「嫌いなわけない!」
「それ聞けて安心した。じゃあ、待っててもいいってこと?」
「颯太がそれでいいんなら、、、」
「何度も言ったように俺はいくらでも待つから」
「分かった。でも、必ず颯太に気持ちがいくとは限らないよ?それでもいいの?」
「今振られるくらいならそっちの方が何倍もいいよ」
「そっか分かった。じゃあ、今日はもう遅いし帰ろ!」
「おう!」

「ずっと前から好きでした」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く