どう考えても彼女は俺を避けている

のあ。

~プロローグ~


俺は【神崎 奏多かんざき かなた】宝賀高等学校の2年生になったばかりだ。
勉強も運動もそこそこ、友達の数もそこそこという普通の高校2年生なのだが



そんな俺には春休み前から付き合っている彼女がいる。


彼女の名前は【清水 伊織しみず いおり


伊織は容姿も良ければ、成績も優秀、運動神経も抜群というスペックの高さ

普通に周りから見れば羨ましいという言葉に尽きるだろう
それもそうだ、こんなスペックの高い彼女なかなかできるものではない
しかもこんな【The 普通】の男に彼女ができるだけで幸せでもう心残りはないくらいかもしれない


が、しかし...だ



この伊織、どう考えても俺を避けている!!!!



学校生活では話しかけても完全無視を決め込まれ
SNSのLIMA(ライマ)では既読無視、未読無視、返信が帰って来ても送った日に一件返ってきたらいいレベルだ。



そもそもこんな避けられているのになんで付き合っているのかというと
その話は春休み前までさかのぼる...





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