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神様育てませんか?

クルーソ

11話 空気を読まなきゃいけない時ってあるよね

『私のこと、、好き?』
『好きだよ。決まってるじゃないか!』
『私も大好き!でも、ダメだよ、、』
『なんで?僕達は愛し合ってるじゃないか!』
『わかってるでしょ、、、私はこの星の人間じゃないの』
『関係ない!どんな障害があっても君と乗り越えて愛を育みたいんだ!』
『拓郎くん、、、ありがとう』


、、、良かった。
買って良かったよ。
「きらメモ」の続編は期待を裏切らない面白さだった。前作のコンセプトはそのままにシナリオやシステムを発展させた素晴らしいできだ。
まさかアリフィアがピッピポパリステ星人だったとは、、、突拍子のないように見せて計算し尽くされたシナリオだ。
不満はない、、、不満は全くないよ。

「なんか話が無理やりすぎない?いきなり宇宙人って言われてもねー」
「やはりすべては愛なんですね〜」

2人に見られながらの羞恥プレイじゃなければな!!

「あのー、まだ進めなければいけないでしょうか?これ以上は精神的に厳しいものがあるんだけど、、」
「えぇ!?まぁ興味あんまりないけど途中でやめるのは何となくスッキリしないんですけど!、、、ぐずぅ」
「あれ?ちょっと泣いてる?」
「私はこのお2人の物語を最後まで見守りたいです〜」
「そうですか、、まぁ仕方がないか」

気は進まないが、先に進めよう。
まぁこれからがクライマックスだろうしな。

『じゃあ、、本当の私を見ても好きでいてくれる?』
『もちろんだ!変わらず愛するに決まってるよ!』
『、、、わかった』

、、ボギャッ!ボギボギ!ビシャッ!フシュー!!フシュー!!

『え?』
『ピッピポ!ポポルニファンポルピニ!!パルピ!!』

えぇーー!!
なんか変形したよ!?怖!見た目怖!!
シンゴジラ第二形態にも引けをとらない造形だよ!!
最後なんて言ったの!?

■選択肢
1.もちろん!愛しているよ!!
2.ごめん、、やっぱり受け止めきれないよ
3.え?ごめん、、なんて言ったの?えっと、、その、、、

どうしよう、、凄く3を選びたい。
でも流れ的に1以外は正解じゃない気もビンビン感じる、、、
俺が正論と感情の狭間で悩んでいると、

「あの〜、まさか1以外は選びませんよね〜」
「え!?えっとあのー、、」

まさかのヘメットさんからの圧力を感じる!
正直に言うべきなのだろうか?

「えっとでも、、流石に言葉も分からないことにはー、、、」
「愛は全てのことに勝ると考えます〜。言葉、ましてや見た目の違いなんかで揺らぐものではありませんよね〜」

、、、怖くて言えないよ!目のハイライトが消えてるもん!!
ヘメットさんの新たな一面も受け止めきれるか自信ないよ!!

「えー、でも流石にこれはキツくなうッ!!、、、うぅ、、」
「あらあら〜、ミユカはおねむの時間ですか〜」

ミユカー!!
し、手刀って本当に気を失うんだな、、
漫画以外で初めて見た。

「選択するのは1ですよね〜」
「、、、はい」

身の危険を感じ、俺は1を選択する。

『ピッポポ!パルステ!ポポルンピ!!』
『え?や、やめ、、!うぎゃああぁぁ!!』

なんか主人公食い殺されたんですけど、、
見た目通りの凶暴性なんですけど、、、
俺がヘメットさんを横目にみると、

「、、、これが宇宙規模の愛なんですね〜」
「いや無理がありますから」

「きらメモ」は超展開ゲーとして話題を欲しいままとしたのだった。

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