ポジティ部!!

サーターアンダギー

彼女との出会い②

「では、これより脊山学園入学式を始めます。」


「あー。疲れたー、にしても校長の話めっちゃ長かったなw」
「そんなこと言わないの!ま、でもやっぱり校長の話が長いのはどこの学校でも一緒ねw」
入学式が終わり佳奈と一緒に教室に向かう。
俺と佳奈のクラスは別々だった、俺はA組で佳奈がE組だった正直一緒がよかったがこの機に友達でも作ろうと思う。
途中で佳奈と別れ自分のクラスに向かう。
俺の席は窓側の後ろから2番目の席だった、ラッキーだぜ
しばらくすると一人の女性が教室に入って来た。
「はーい!みんな席についてー!HR始めるよ!今日からこのクラスの担任なります花宮香織です、1年間よろしくお願いしまーす!それじゃ次は順番に自己紹介お願いしまーす!じゃあ最初は一番前の君から!」
「はい。出席番号1番、樫木涼也です。よろしくお願いします。」
「はい、次!」
「はい、出席番号2番⋯⋯
と、まぁこんな感じで自己紹介が始まりいよいよ俺の番が来た
「はい!次!」
「はい。赤地蒼です、よろしくお願いします!」
やっぱ自己紹介って結構恥ずかしいなw
こうしてクラスの自己紹介が終わった。
「はい!では、今日はもうこれでおしまいですので、明日から普通の授業に入っていきます。くれぐれも遅れを取らないように!あ、あと!部活動の入部届けは今週までに持ってきてくださいね!では、かいさ〜ん!」
(うしっ。帰るとするか〜)
そう思いそそくさとカバンを取り教室を出ようした時、教室の前に1人の少女が立っていた。(ん?なんかどっかで見たことある子だな?)そんなことを思ったときその少女と目が合った、その瞬間少女は嬉しそうにこちらに近づき俺の首根っこを掴みそのまま引っ張って行った。
「え?は!?ちょ、ちょぉぉぉぉ!!!!」
(え?なになに?ちょどこ行くの!てか、痛てぇよ!)
少女に引っ張られるがままついて行くと急に少女が足を止めた。
「痛てて、いきなり何すんだよ、てかここどこだよ」
蒼は少女に理由を聞くべく質問をした。
すると少女は満面の笑みを浮かべ
「歓迎するぞ新入生!今日からお前は晴れて我がポジティ部!!の部員だ!」




「はぁぁぁぁぁっっ!?!?!?!?」


















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お読み下さってありがとうございます!
出来るだけ毎日更新していく予定ですのでよろしくお願いします。

コメント

  • ノベルバユーザー602527

    とても読み易い洗練した文章でそれぞれの人物目線で書かれているので世界感にどっぷり浸かってしまいました。

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