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愛する人

ウミネコ

初めてのキスは図書館で

秋の土曜日

まだ夏を引きずるような暑さでも。図書館はクーラが聞いてるとためカーディガン羽織っての格好で居る。
ぼんやり本を眺めながら
どんなの読もうかとワクワクさせていた。

その中で視界の端に見覚えのある人がいた。
児童書の読書コーナーの机に目次開いて寝てる人なのだが、まつげは長いしわたしと同じくらいの背丈で優しそうな顔つき。肌はアトピーで赤くぼろぼろなものの地肌の色は白い。

わたしの初恋の菅谷孝也という人だ。
本なんて目次で寝るとかいうくせに最近ここに来るのだ。
何がしたいのかわからないが…わたしが本を読んでると隣で読み終わった本開いて気がつけば寝てるのだった。風邪引くだろう思って起こそうとするも起きず、触れた彼は体がクーラでが冷えていた。
仕方なしにカーディガンを掛けてあげてそっとしてあげる。

もう一度読みたいと思った借りる予定の5冊と返却するための辞書のような本の積まれた山ができる。

夢中になり読み終え満足した時、伸びをするわたしに合わせて彼は起きる。
寝ぼけ顔がなんとも幼いように見える。
わたしはその顔が好きなのだ。
無防備な寝顔といい…見てて可愛いと思う。

片付けてるとムクッと起きて手伝ってくれるその彼はたまに何かいいかけるのだった。

九月のはじめのある日、その日はちょっと違った

図書館の人たちが見えづらい死角なる場所に行って最後の本を二人で戻した時だった、手を引き私を抱き寄せて一瞬で私の唇を奪った。

「好きだよ」ほっぺ指でかきながら照れて目をそらす彼…私はわけわからずぽかんとしてた。

「ユイア」ボヘーとしてる私に優しい声で名前呼んで何されたかわかって恥ずかしくなった。
顔が熱い。

「孝也くん…私達まだ小6だよ?」
「俺は…そんなの関係ないと思う。ユイア来年俺ら別の中学だから来年度もずっと側いて欲しいんだ。」
「私もよくませてるて言われるけど…孝也君もませてるね」
「別にませてない、好きなだけだよ。」
「そう…で、私にどうして欲しいの?」ゆっくりとわざと言った。
「彼女でいて?」教科書に乗りそうなほど期待するかのような反応に笑いそうなった
「一週間後この時間にはいるわ、そのときに返事するね、後片付け手伝ってくれてありがとう、またね!」
「え?」
「返事すぐにしちゃって後悔したくないから笑」笑いこらえきれず少し顔が笑ってしまった。
嬉しかったけどすぐ返事しない。
よくこんなの考えたがいいとお母さん常にゆってたから。

図書館の外は暑く道路がずっと続く。蜃気楼がもやもやとする中で私は全力で自転車漕いで風を思いっきり感じた。

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