異世界転生思い出したら彼女を探そう。

ノベルバユーザー48014

放課後!①

授業が全て終わった途端に教室の扉が開いてメイが部屋に入ってきた。「レオン君?こちらはどなたですか?」「こいつはメイだよ。僕の専属のメイドだよ。」「レオン!この方はどなたですか?」「この子はアリサ。僕達の領地に住んでるんだって。」「そうですか。私はレオンの専属のメイドをしているメイと言います。レオンを呼び捨てにするのは学校の中だけですからね。普段は「様」をしっかりと付けていますからね。」「そこは言わなくてもいいだろ。」「わ、わ、わ、私はアリサと言います。よろしくお願いします。将来はレオン君の近くにいられるようになりたいです。」「レオン君はまだ許婚を増やすつもりですか?」「メアリー!」「はじめまして私はメアリー・マリーアンです。よろしくね。えっーと」「アリサだよ。メアリー!」「そうでした。アリサちゃんよろしくね。」「よろしくお願いしますメアリー様。」「そういう堅苦しいのは辞めてください。この学校に身分は関係ありませんよ。」「わかりました。ではメアリー先輩と呼ばせていただきます。」「それでいいわよ。それとレオンの近くにいられりゅ」僕はついメアリーおでこにデコピンをしてしまった。「そういうのは聞かなくてもいいよ。メアリー」「そうだな!メアリー。」「お兄様」「メア様!!!」「君がアリサさんだよね。」「はい!何故メア様が私のことを?」「僕はレオンと違って魔法がずば抜けて得意ではなかったからね。よく実家の騎士団の訓練に参加していたんだよ。それで今年の休みに帰ったついでに騎士団の訓練を受けてきたんだけどね。その時にイースと言う槍使いの僕の師匠の子供が今年ここに入学するからよろしくと言われてね。」「そんな事があったんですか。」「だからという訳では無いけどアリサも僕の事はメアでいいよ。」「ではメア先輩と呼ばせていただきます。」「それでいいよ。それと今日はレオンとエリオット、メイに用があって来たんだよ。アリアはもう研究室にいるから付いておいて。他の子も一緒にどうぞ。」「はい!」僕達はメアの言葉に返事をしてついて行った。「この部屋が今日からレオン達の研究室になる部屋だよ。僕の剣士の研究室は隣にあるからいつでもおいで。」「はい。では早速、何をすれば委員ですか?」「そうだね。それは中にいるアリアとクラリス先生に聞いてよ。」「はい!」僕はそう言って扉を開けた。「レオン君!メイちゃんエリオットちゃん久しぶり!それと後ろの可愛い女の子はアリサちゃんだよね。私はメイの姉でメア先輩の専属のメイドをしているアリアです。よろしくね。そしてその後ろにいる男の子は?」「初めまして!マルタと言います。今まで忘れられていたのでどうしようかずっと悩んでいたところです。」「そこまで言わなくていいぞ。マルタ君だねよろしく。」僕もすっかり忘れていたけどマルタがいたよ。ごめんね。マルタ。「アリアさん僕達は何をすればいいんですか?」「クラリス先生に聞いてね。」「ここで出番だ。研究室は言わば・・・なんだっけ。」「しっかりしてよ先生!!!」アリアの言葉を聞いて先生は「冗談だよ。えーとね。研究室はいわゆるテーマを持って研究する場だよ。」「どういうことです?」「簡単に言うとレオン君!君の精霊の卵を作る魔法がその一つだよ。それは魔道書の魔法では無いよね。」「はい。」「魔法で命を作るのははっきりいって難しいでは済まされないんだよ。」「それで?」「だからそういうのを作ろう!じゃないけど新しい魔法を作ってみよう的な。出来なくてもいいんだけどね。いくつかの研究室は既にお茶会の部屋になってるからね。」「とりあえず、この部屋で新しい魔法を作れるかをいくつかの試せばいいんですね?」「そういう事。それじゃあ明日から頑張って。バイバイ!」そう言われたので僕達も帰ることにしたのだ。

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