異世界転生思い出したら彼女を探そう。

ノベルバユーザー48014

魔法学校!入試!呼び出し?

10歳になりました!さぁいよいよ魔法学校の入試です。とは言っても落ちることはありません。順位を付けてクラスや寮の部屋を決める為のものです。ここは王族も貴族も平民も関係ありません。その立場を使って他人を脅したりすると牢屋行きです!・・・・・・・・・・・・「レオン!エリオット!メイ!明日は入試で朝が早いんだから勉強も修行も程々にね。」「「「はーい!」」」そうだ。僕達は試験の前日に王都の貴族の宿にお母様と泊まっているのだ。それと1つ気づいて貰いたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・完全にエリオットが僕の兄弟のように扱われている。だって、ずっと一緒にいるからって事で一緒に生活してるんだもん。たまにエメラルド家にも行くけどね。翌朝!「それではお母様行ってきます。」「「行ってきます」」「はい!行ってらっしゃい!頑張ってSクラスに入るのよ!」「はーい!」Sクラスとは各学年の各学科の最高クラスである。簡単に言うと上から順にS→A→B→C→D→Eまである。Sクラスは10で他のクラスはだいたい30人程だがその年によって多少前後する。ちなみに魔法学校は9年間通う必要がある。貴族の大半は学生の間に結婚している。何故かって?そんなのは知らないよ!こんな説明をしているうちに僕達は学校に到着した。するとメアお兄様とメルシーが校門に立っていた。「レオン君!久しぶり!」「レオン久しぶりだな!」「はい!メルシー!メアお兄様!久しぶりです!」「今日は試験だろ!頑張れよ!俺は何とかSクラスに入ったからよ!今年もレオンも頑張れよ!」と言って僕の頭を撫でてきた。「お兄様。辞めてくださいよ!僕だってもう子供じゃないんですよ。アレ?アリアさんは?」「アリアならメイの後ろにいるよ!」「アリアお姉ちゃん!!!」「メイ!久しぶり!」そう言ってアリアはメイに思いっきり抱きついた。「アリアお姉ちゃん!辞めてよ!私だってレオン様と同じで子供じゃないんだよ!」「いいでしょ!久しぶりなんだから!」そう言われてメイは何も出来なくなった。「それではお兄様!入試に行ってきます!」「頑張れよ!レオンの事だから心配はしてないけどな!」「はい!行こう!エリオット!メイ!」そう言って3人で会場の教室へ走ったのだった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・エリオットの影が薄かったのは気にしないで貰いたいな。
各々が机に着いてから少ししてから試験が始まった!まずは筆記試験だ!簡単な魔道書を使わずに使う魔法の魔法式を記入、記入、記入!・・・何とか解けたかな!筆記が終わったらまずは剣の実技だ!これは先生と一対一で戦って成績を付ける!でも僕とエリオットに関してはお父様の稽古をやっていたから先生は余裕?かなり危なかったけどとりあえず僕は勝ったぞ!エリオットは・・・惜しいな。負けた!最後は魔法の実技だ!一番得意な魔法をあの水晶にぶつけた時の数値で点数が出されるようだ!「25番!レオン・ルビー!」「はい!」「一番得意な魔法は?」「メテオです!」「わかりました。ではあの水晶に当てて下さい。」「はい!」僕は右手を前に出して狙いを絞ってメテオを発動した!数値は・・・・・・・・・2万だ!この数値には先生達も驚いていた!ヨシ!「80番エリオット・エメラルド」「はい!」「得意な魔法は?」「ブリザードアローです。」「あの水晶に当てて下さい。」「はい!」そう言ってエリオットは左手を前に弓を構える格好をして氷の矢を飛ばした。数値は・・・・・・・・・12000だな!後で知ったことだが、僕とエリオットのこの数値は異常らしい。
翌日!順位が学校の掲示板に張り出された!えっと。僕は何位だ?「レオン!」「どうしたの?エリオット?」「レオンが1位で僕が2位!Sクラスだよ!」「ホントに!やった!」2人で喜んでいると先生が近づいてきた。「レオン君とエリオットさんですか?」「そうですけど。」「1度校長室まで来ていただいても宜しいですか?」「「はい。」」僕は何かをやらかしたのだろうか?悩んでいるうちに校長室の扉の前に到着した。「校長!レオン君とエリオットさんを連れてきました。」「入れ!」返事が帰ってきたので中に入る。するとそこにはメイもいた。「何でメイがいるの?」「レオン様にエリオット様まで何で来たんですか?」「「「それは後ろの先生に連れてこられたから・・・」」」お互い何も言われずに先生に連れてこられたらしい。「いいかね。」校長が声をかけてきた。「「「はい。」」」「まずはSクラスに合格おめでとう。」「ありがとうございます。何で僕達は呼ばれたんですか?」僕が代表して校長に質問した。「それはな。お前さんたちの力が異常だからだよ。」「どういう事ですか?」「お前達3人は水晶に魔法を当てる試験で1万を超えた3人だ。Sクラスに入るのは毎年千あれば足りるのにおかしいから呼び出させて貰った。」「それで。」「ハッキリと言おう!君達に私達から教えられる事が無いのだよ。ハッキリ言って、レオン君。」「はい。」「君のお兄さんもお兄さんのメイドも許婚のメルシーちゃんも能力が異常だったんだよ。」「それはいいことではないですか。」「確かに素晴らしいことだが!こうなってしまうと私達は何もおしえられない。むしろ教えて貰いたいくらいなんだよ。だからね。君達にも教師をやってもらいたい。お兄さん達と同じように。Sクラスの在籍は変わらないけどね。」「僕達はまだ10歳です。先生なんて出来ないですよ。」「メア君にも同じことを言われたよ。だから君達にも研究室を与えようと思う。授業に参加をしてもらっても構わない。だけど魔法に関しては教えられることが無い。だから君達で研究室でサークルを作って貰いたい。もちろん許可をするし顧問の先生も付けよう。」「わかりました。なら、顧問の先生は誰になるんですか。」「そうだね。クラリス先生。この子達のサークルの顧問をお願いできるかな?」「わかりました。他の生徒が入りたいと言った場合はどうしますか?」「レオン君!どうしたい?」「僕はいても構いません。」「クラリス先生。入れてあげなさい。」「はい。」・・・しばらくしてやっと校長室から開放された。授業は明日からだ。早く1度宿に戻って寮に行く準備をしないと。

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