異世界転生思い出したら彼女を探そう。
魔道書を読む!レオンが凄い
メイがレオンの専属のメイドになってから今日で一年になりレオンが4歳になった。4歳になるとルビー家では、魔道書を読むように言われるのだ。なぜ読むかってそんなの僕にも分からない。「レオンよ!おいで。」「はーい」と言いメイを連れて走ってやって来た。そして「お爺様?何?」と聞いた。「今日から一緒に魔道書を読んでみようか。」「うん。」と言いレオンはメイの手を繋ぎ直してお爺様に付いていくのだった。お爺様はこの国では有名な魔導師である。本名はレン・ルビー。100の魔法を使える唯一の魔導師である。書庫に着いたら、お爺様が魔法で本棚から本を取り出した。そしてレオンを膝に乗せて魔道書を開いたのである。「お爺様?」「なんだ?」「お兄様は魔法をどのくらい使えるの?」「そうだな。まだ、3つくらいだな。」「読むの大変なの?」「そうだな。読めない者はいつまでたっても読めないんだよ。読めても半年は短くてもかかるかな。」「半年ってどのくらい?」とレオンが聞いて「そうだな。いっぱいだ!」と言ってお爺様は誤魔化したのだった。「それじゃあ本を見せて。お爺様!」とレオンが言うとお爺様は「良いぞ!良いぞ。」と言ってレオンとメイドのメイの前に魔道書を開いた。するとレオンが「お爺様次のページはまだ?」と言い出した。「まさかレオンはもう読み終わったのか?」と驚いた顔でレオンを見た。するとレオンが「うん!!」と元気に答えた。「なら、レオンよ。この本を1人で読んでみるか?」と聞くとレオンが「いいの!やったー」と言いお爺様から、本を受け取った。そしてレオンはこの魔道書を楽しそうに読み始めた。その後でお爺様はメイにおいでと手招きをして近寄ってきたメイを膝の上に乗せて魔道書を読んでいた。すると10分くらいでレオンがやって来て。「お爺様!これ、読み終わったよ。」と言ったのを聞いてお爺様がすごくビックリした。「本当か?」「本当だよ。」「なら、付いておいで。」と言いレオンとメイを連れて家の広い中庭にやって来た。「レオン。あの的に向かってファイヤーアローを撃って見て。」「はーい!見ててねお爺様!」と言うと右手を的に向けて大きな声で「ファイヤーアロー!」と言った。すると右手からとても大きな火の槍が出てきた。その瞬間お爺様は感じたのだ。この子は魔法の天才だ!と。
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