ひまっ!そうだ、使い魔になってみよう!

狼牙and狼牙

07 ルキside

「え?えぇ?どうしよ?」

「……クロト……」

なんで怒ってたんだ……

「もしかして嫉妬かな?」

嫉妬?俺が姉貴と手を繋いでたからか?

クロトは姉貴が好きだった……ってことか?

俺はクロトが好きなのに……

「ルキ?多分あの子は私とルキが手を繋いでたのに嫉妬したんじゃない?」

「姉貴にはもう会わせない」

「ん?何か勘違いしてると思うよ?私、あの子と初対面だからね?嫉妬してたのはルキじゃなくて私にだと思うよ?私がルキと手を繋いでたから。でも多分あの子自分の気持ちに気づいてないと思うの……知識としては知ってるけどどういうものなのかは分からないって感じじゃない?」

「……そうなのか?クロトが帰って来たらいってみる。それより姉貴何のようだよ」

「ん?えーなんかルキが恋人といるような気がしたから邪魔しようと思って……でもあのタイプの子はあまり邪魔しない方がいいかもしれない……ってことでばいばい!」

姉貴は帰っていった……

一週間後

まだクロトが帰ってこない

遅い

あの日から天気もそのままで学園は休みになってる

暴龍ってのがやってきたせいらしい

ピンポーン

誰だよこんな時に

扉を開けると黒いローブで身を包んだ人?がいた

「人間、混沌様はどこだ!」

「知るか」

「お前の使い魔にされたと知れ渡っている!出せ!」

「嫌だ……がっ」

ドラゴンの様な尻尾が右の太ももに突き刺さる

部屋の中に入ってきやがった

ローブはドアの鍵を閉める

「出させるまで拷問でもするか」

「ぜってぇ言わね……ぐっ」

次は左肩に

意識飛びそ……

次は腹に

痛みに備えようと目を閉じた

中々痛みが来ない

「…………何してるわけ」

やっと帰って来た……

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