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白い悪魔と愛した人達へ

白い悪魔との出会い


17歳の春、私は白い悪魔と出会う。
この一瞬が全てを壊すとは何も考えていなかった。

当時私は、チンピラの廣瀬と付き合っていた。
廣瀬とはSNSを通じて、薬物関係で出会い、廣瀬と会うたびMDMAをキメ、ラブホテルで決めセクに没頭していた。

廣瀬は根っからのポン中で、そんなおもちゃみたいなMDMAじゃ楽しくなさそうだった。

5月のある日、ラブホテルにいると廣瀬がカバンから透明のビニール袋と袋に入った注射器を出してきた。そして手慣れた作業でペットボトルから水を注射器に白い粉を詰めた中に吸っていく。

一瞬、人間やめますか?の文字が頭をよぎる
ケミカルは平気でも覚醒剤はなんだか怖かった。

でもなんかもうどうでもよかった。
薬物さえあればよかった

「髪の毛より、針細いから痛くねえからな。目瞑ってな、すぐ終わらせるから」

震える私。しっかり腕を縛る。
肘の裏にチクっという感覚。

「はい、終わり〜」
廣瀬の声。

?????
ん?なんも変わらないや、とタオルを解いたその時、ドカーンと足先から頭まで何かが突き抜けた。髪の毛が逆立ち体が軽くなった。喉に冷たい何かが通る。

「う、やば…」
一瞬にしてスーパーマンになった気分になり、私は3日間寝ずに喋り倒していた。
覚醒剤をやると人それぞれカタという、癖というかハマる事というかそういうものがあって私は喋る人間だったので入れると常に喋っていた。

気づけば3日たっていた。



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