女神に拾われた俺は女神の為に頑張ろうと思う

熊きち

第20話ダンジョン攻略

シトネルの家に戻ってきた俺たちはこれからどうするか話合っていた

「これからどうするか…」

「シロさん的には何がしたいんです?」

「とりあえずダンジョンとかあったら行ってみたい!」

「ダンジョンですか?ありますよ?」

「本当か?!凄い行きたい!」

「この街から少し離れた所にルーキーダンジョンって呼ばれてる所があるんですよ、行きます?」

「行くに決まってるでしょ!あとこのギルドカードの名前の横に書いてあるDって何だ?」

ずっと気になっていたこれはやっぱりランク的なものなのだろうか

「はぁ…受付の人の話聞いてなかったんですか?」

「すいません…冒険者になった事が嬉しすぎて何も聞いてませんでした…」

「じゃぁ簡単に説明しますからちゃんと聞いて下さいよ!」

「はーい」

シトネルから冒険者ランクの事について説明を受けた
簡単に言うと実績を上げればランクが上がるらしい
Dがルーキー
Cが中堅
Bがベテラン
Aが化け物
Sが人外
って感じらしいほとんどの人は良くてB止まり
魔族と最前線で戦ってるのがA
勇者まで来るとSらしい
この世界にも勇者はいるっぽいなそりゃそうだよな魔王いるんだん

「Sランクの奴ってどの位いるんだ?」

「そんな人外勇者だけですよー強さで言ったら魔王もSですかねー」

「なるほどなー、今は勇者に関わってもやられちゃうなコツコツ実績を上げないと」

「シロさん角でちゃってますよ」

「まじかよ危ない危ない」

こんなに長く人間化したのは初めてだからなまだ人間化のスキルはよく分からないから人間化もマスターしないとな

「とりあえずダンジョン行こうぜ」

「いきましょう」

俺達はダンジョンに向かって歩いたシトネルと話しながら来たので割と早く着いた
ダンジョンは洞窟みたいな感じだった

「なんか想像よりしょぼいな」

「まぁ、雑魚しか出てこないので…」

ルーキーダンジョンだもんなぁ…
とりあえず入ってみるか
俺達はダンジョンに足を踏み入れた、割と中はしっかりしていて灯りもあり中々楽しそうである

「割としっかりしてるんだな」

「ダンジョンってまだ謎が多いんですよね〜、あちこちにあってまだ未発見のダンジョンとかもありますし、最深部にはお宝ありますし、けどルーキーダンジョンにはもうお宝無いと思いますよ色んな人がで入りしてるんで」

「そんなもんなのか、とりあえず進もう」

道具袋から木刀を取り出して進んだしばらくすると
スライム?がでてきた
ヒスイ以外のスライムを見るのは初めてだけどヒスイとは違って青かった

「ただのスライムですね」

シトネルがスライムに向かって風の魔術を打っていた

「スライム相手に容赦ねぇ…」

「魔物全般憎いのでどんなに雑魚でも手は抜きません」

凄い笑顔なのが凄く怖い
シトネルは怒らせない方がいいなこれは…

その後もゴブリンやらなんやらがでてきたけど今の俺達は余裕だった
ナイトウルフが出てきた時は焦ったが割と難なく倒せてしまった

「ほんとに雑魚だな」

「ルーキーダンジョンですもん、それにシロさんは既に中堅位の実力あるんですから余裕なはずですよ」

「そんなもんかー」

最深部辺りまで来ると叫び声が聞こえてきた

「なんでコイツがこんな所に居るんだよ!」

どいつだよ!と思いながら声の方まで行くとそこにはシトネルに絡んでいたハゲたおっさんとゴブリンロードが居た

「おっさん逃げろ!おっさんじゃ無理だ!  」

するとおっさんは物凄いスピードで逃げって行った

「ヒスイ並に速かったな今の」

「そんな事言ってる場合ですか!ゴブリンロードですよ!ゴブリンロード!逃げましょうよ!無理ですよあんなの」

確かに前はヤバかったけど今の俺なら行ける気がする!

「何とかなるって前戦ったやつより一回り小さいしな」

「戦ったことあるんですか?!」

「ある!そしてギリギリ勝った!とりあえず誰も来ないようにしといてくれ!俺が何とかする!」


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