女神に拾われた俺は女神の為に頑張ろうと思う

熊きち

閑話1 ピース視点

「暇〜、そうだあの地球とか言うせまっ苦しい世界でも見てみるか」

と、ピースが呟いた

「なにあの子!可愛いいじゃないの!」

それは産まれたての"シロ"だった、それからと言うもののその子の観察をずっと続けていた

「今日も可愛いわね私が見込んだだけあるわ」

小学校、中学校、高校でのイベントも見ていた、入学式に体育祭、卒業式まで卒業式に関しては一緒に泣いていたのである

「卒業おめでとう…ぐすっ」

高校の卒業式の後に事件は起こった、
車に轢かれそうな女の子を助けて変わりに轢かれてしまったのである…

「ちょっ!人生これからって所でしょ?!なんでよ!こんなのあんまりじゃない…でもさすが、女の子助けるだなんて…やっぱり私が見込んだだけあるわ!」

するとずっとダラダラしてきたピースが初めて他人の為に動いたのである

「出来るかどうかは一か八かだけど、やるしかない!」

ピースが何かを唱えると体が光り始めた、数分経ったあと光は消える

「ふぅ…行けたっぽいけど1部の記憶が欠損しちゃった…どう説明しよう…説明してる時の私任せた!!」




「ん、ここは?」

ヤバ!目覚めちゃった近くで見るとやっぱり可愛い!違う違う説明しないと

「ようこそ、ここは天界です。」

わわわ、めっちゃ混乱してない?そうだよねいきなり天界って言われてもねなんか言わないと!

「貴方は私が拾いました。」

違うでしょー!なにやってるの私!

「えっ、拾ったってどうゆうこと?」

そうですよね!とりあえず説明しよう

「私はずっと貴方をみていました産まれてからずっとです」

言う順番絶対間違えた…死んじゃったこと説明しよう

「私はあなたがあちらの世界で死んでしまったのです。だから拾いました」

「えっ、死んだってどうゆうこと…」

「貴方は人を助けて死んだのです」

「えっ、マジで?」

マジです、見てたもんそう言えばゲームとかアニメ好きだったよな、これで私の世界で生きてもらおう

「えぇ、本当ですよ。そこで貴方には別の世界に行ってもらおうと思うのです。貴方ゲームとかアニメは好きでしよう?」

「分かったよ、どうすればいいの?」

そう言えば今魔王が人間に戦争吹っかけたんだっけ、平和にして欲しいって言えばやる気出してくれるかな?

「世界を平和にして欲しいのです。魔族も人間族も平等に暮らせるようなそんな世界にして欲しいのです。」

「ん、けどチート勇者は嫌だな」

「何なら俺は魔族がいい、魔王になって平和にしたい、その方がロマンがあっていいでしょ?」

知ってた!君が魔王が大好きだって!ずっと見てたもん!

「えぇ、貴方ならそう言うと思いました」

とびきりの笑顔でそう言った…
その後も自分の正体を明かして、名前付けてくれって言われた時はびっくりしたけど魔族になっても白くて清らかな心を持って欲しかったからシロって名付けた、そろそろ送ってあげないと
そうして私の世界に送って見ていたら気付いた

「あっ、ステータスの事言ってない!」

しょうがない、これ結構力使うんだよな〜でもやるしかない

『そうそう、シロ君分かりやすい様に自分の強さを数値化したステータスを見れる様にしておいた!心の中でステータスと唱えるとステータスが見れるからねー!それじゃぁ!』

あぁ〜しんどい、暫く使えないなこれは
ステータス見てる見てる…クスクス
あ゛!!魔法力加えてない!今は無理だから魔術の事教えて貰った所でステータス更新してあげないと

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