全ての才能を一瞬で得た者

帝而17

幼馴染みの思い

突如現れたモンスターが死んでから一週間たった。死者数約二万人、重傷者数約四万五千人、軽傷者数約八万人合計約十四万五千人にも及ぶ甚大な被害となった。

「リリアさん少しは休まれた方がよろしいのでは」

「そうだぞリリア最近まともに食事も睡眠も取って無いじゃないか」

「私は大丈夫だよ。それよりも早くロードを探さないと」

「確かにロード君を早く探さないと行けませんが、ここの所ずっと魔力関知されていて魔力も無くなりかけてるは無いですか」

「私は本当に大丈夫だよ。それに魔力も無くなっても少し寝たら回復するから良いよ」

「なぁリリア」

「なに?」

「その言いづらいだが、ロードは生きてるのかな?ロードさ急に現れたモンスターを倒しに行ったけど、モンスターの魔力量どう考えても以上な量だったし、あのモンスターに勝てる奴なんてこの世にいる訳がない」

「でもあのモンスターは跡形も無く消えていたでしょ。誰かか倒したのよ。だからロードも生きてるはずよ」

「でもあの爆発に巻き込まれて死んでしまったかもしれないじゃないか」

「今回のモンスターによって死んだ人の名簿重傷者の名簿、軽傷者の名簿にはロードの名前は無かった、だからロードはまだ生きてる」

今回の被害に有った人の名前は全て名簿に乗って記載されているのだが、唯一ロードの名前だけどの名簿に記載されていないのだ。だからリリア必死にロードを探しているのだ。

「ですがリリアさんこの当たりは調べ付くしましたが、ロードさんは見つかってません。シリアさんの言うとうりロード君は」

「絶対にロードは生きてる!何と言われてもロードを絶対に探しだす。私が生きてるのはロードのおかげだから」

「なら力をあげようか?」

「「「?!」」」

突如現れた男に誰も対象が出来なかった。

「君達の望みを僕が叶えてあげるよ。その代わり僕のお願いも聞いて貰うけど」

「貴方は誰?」

「僕の名前はねシンだよ。それでどうする?力はいる?」

「急に現れた奴に力を貰う程ウチ等は弱く無いよ」

「どうやら信用されて無いみたいだね。でも僕が力をあげないとロード君を見つける事は出来ないよ」

「「「!」」」

「貴方から力を貰えばロードを見つける事が出来るの?」

「勿論。約束するよ。でもタダで渡す事は出来ないよ」

「何をすれば良いの?」

「僕の仲間になってよ。そしたら力をあげるよ」

「良いわよ貴方の仲間になってあげる。だからさっさと力を寄越しなさい」

「そんなに焦らないでよ。二人はどするの?」

「私も仲間になって差し上げます。なので力を下さい」

「ウチも仲間になってやる。友達のコイツらが仲間になるってのに、ウチたけ仲間にならない訳にはいかないし。それにロードを見つかるなら別に構わないし」

「そうか三人とも仲間になってくれるんだね。それは良かった。なら三人には力を渡すね」

「これは何?」

三人がシンから貰ったのは果実だった。

「それは僕お手製の果実なんだ。それを食べたら強くなれるよ。力はねリリアが嫉妬、シリアが傲慢、クリスタが色欲だよ。どんな効果かは食べたら分かるよ」

「二人とも準備は良い?」

「いつでも良いですよリリアさん」

「ウチも大丈夫だよ」

「なら食べるわよ」

リリアがそう言った瞬間に三人は同時に果実を食べた。

「ようこそ九つの枢要罪へ。これで後さ六人だね。でも憤怒はロードが持ってるだよな。早く会いたいな~ロードに。会ったらどんな顔するか楽しみだな~」

「これが果実を食べる事によって有られる力か。待っててね私が見つけてあげるねロード」

三人が果実を食べた事によってロードの見た夢にまた少し近づいたのだった。

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