世界最強が転生時にさらに強くなったそうです

白狼

異世界で初の出会い

 転生から1週間ほど経ち魔法もある程度できるようになった。それと、スキルも色々と入手した。
 魔法練習や自分の力が劣らないように毎日修行していたがその修行内容は魔物を使っての実戦形式の修行だったのでだいぶレベルも上がった。
 よし、久しぶりにステータスを確認してみよう。
 ステータスオープン

鳴神 真

 16歳

 Lv45

人間族

HP30000000

MP15000000

攻撃力10000000

防御力5000000

俊敏性8000000

知力3000000

 【称号】
  <全基本魔法を使える者> <超級魔法を使える者> <神級魔法を使える者> <竜殺し(ドラゴンスレイヤー)> <勇者> <人間を超越した存在> <神にも近き存在>

【魔法】
  火魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  水魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  風魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  光魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  闇魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  土魔法 初級 中級 上級 超級 神級
  無属性魔法

【スキル】
  《敵感知》《身体強化S》《五感強化》《自動回復S》《無詠唱》《複数魔法》《言語理解》《飛行》《魔法封じ》《ワープ》《回復術》《鑑定》

 いつ見ても思うな。・・・やばいなと。
 多分この力を存分に使ったら1つの国ぐらいは滅ぼせそうだ。
(マスターの考えている通りその力は国の一つや二つ軽く滅ぼせるでしょう。でも、怖いのでやめてくださいね。)
(安心しろ、俺も国なんか滅ぼす気はない。)
(やっぱりマスターは優しいお方です。)
 確かに普通の人ならこんな力があれば世界征服を考えてもおかしくないだろう。だが、俺はそんなことのために力をつけた訳では無い。誰かを守りたいから、誰かを救いたいから俺は力をつけたのだ。もし、昔の俺がこの力をつければ世界征服を考えたのかもしれないが俺はあのことがあったから世界征服なんて考えようと思うことがないのだ。
 


 そろそろ旅に出て異世界を見てみたいな。
 俺はこの家の遠くにはまだ行ったことがないのだ。せっかくの異世界なのに街や村を見ずにはいられない。それにこの世界の人達はどれくらい強いか知りたいのだ。まぁ、【称号】を見る限り余裕そうなのだかな。

【称号】というのは条件をクリアしたら勝手に入手出来るらしい。
<勇者>の【称号】はレベルが40以上なったら入手出来るらしい。
 ここの成人(16歳)の人達はLvが5くらいになっとけばいい方だろう。強くても8か9くらいで2桁の人はそういないらしい。なら、今の俺は普通にやばいな。


数十分歩いて3キロくらいは移動した。
(マスター東に2キロくらい離れた場所で魔物とお姫様とその護衛の人が出会いまして魔物の数が多いので助けに行ってあげてはどうですか?)
(分かった。教えてくれてありがとう。よし、助けに行こう!)
 初めてこの力を人のために使うことが出来る。前の世界でも武力による行動は非人道的なのでとても役に立たなかったがこの世界は魔物がおるので別にこの力を使っても何も言われないだろう。


 2キロくらい離れたと言うので走って行っていたのだが1分もかからずつくことが出来た。そこにはゴブリンの魔物と4人くらいの護衛の兵士が戦っていてお姫様と思われる人はゴブリンに追い詰められていた。

 俺はお姫様を追い詰めていたゴブリンを足で蹴り飛ばした。そのゴブリンは数十メートル先まで行き多分死んだ。
 お姫様の方を見ると目をまん丸にしていた。何が起きたか分かっていないのだろう。

「危険そうだったので助太刀に入らせてもらいます。」
 俺がそう言うと兵士の1人から感謝を言われた。
「ありがとう、助太刀感謝する。」
 そう言うと兵士は対戦モードに再び切り替えた。

 さて、俺もやりますかな。
 

「世界最強が転生時にさらに強くなったそうです」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • スライム好きなスライム

    出オチゴブリンw

    0
  • 神弥

    剣...刀などを使った戦闘も
    見てみたいです!

    0
  • Kまる

    ゴブリンかわいそうw

    6
コメントを書く