始創終焉神の俺、異世界を満喫する!

メコルデグス

始まりの反逆者 決裂

俺は覇神魔王 竜鬼(はしまの りゅうき)。ここは神界。 なぜ俺がそんなところにいるのかというと、俺が神だからである!
、、、まぁ、いいか。俺は始創終焉神という神で始まりを造り、終わりを導くのが仕事だ。だが、俺の仕事には、全世界、全次元の管理をしている神からの報告を受け、指示を出すというものがある。これがとても面倒くさい!!!しかもつまらなすぎる!
俺がこんな重要な仕事を任されている理由は、俺が最古の神であり、他の神を造り上げたからだ。
そんなわけで、今日もいつもどうりのつまらない毎日を過ごす。 そう思っていたが今の俺はまだ知らない。この後、初めてこの身体に刃が通り俺の神生に新しい道が与えられることを,,,

「ふぁ~ぁ、眠いな。」

「竜鬼、仕事中だぞ。頂点に立つ者がそんな態度じゃ、上級神たちに示しがつかないぞ。」

「そんな固いこと言うなよ、終兜。」

こいつは神虎犠 終兜(みこぎ しゅうと)。俺が最初に造り上げた神だ。まだ俺が小さい時に造り、親友として同じ時を過ごした。今では俺の右腕として秘書をやってもらってる。時空と暗黒と戦の神として働いている。冷静沈着であまり感情を出さないから、何を考えているのか分からないのが残念な所だ。

「お前、そんな固いんじゃ一生独身だぞ。」

「余計なお世話だ。それに、私達神に一生はない。基本的には死なないのだからな。そもそも、お前だってそうだろう?」

「ぐっ!、痛いところを突いてくるな。」

「いいから、仕事だ。
それにお前、また人間界を観察しに行ってただろ。」

明るかった空気が一変、重苦しい空気の中、終兜が冷たい刃物の様に鋭い目で睨みながら、そう言ってきた。

「ああ、そうだがそれがどうかしたか?」

「っ!、そういうのをやめろと何度言ったら分かる!あの程度の分際で常に争い続ける。あんな醜い物と関わりあって何になる!」

「終兜!言葉が過ぎるぞ。人間は確かに醜く争い続ける生き物だ。だがな、それでも奴らはお互いの手を取り合うことが出来ると信じているんだ。これでこの話は終わりだ、いいな?」

人間をバカにされて、頭に血が上った俺は若干の殺意を込めてそう言った。終兜は納得してない表情を隠すことなく、一言残していった。

「分かりました。失礼します。」

乱暴に扉を閉め出ていったあと、俺は溜息をついた。

「はぁー、あとちょっとで反抗してくれたのに。少し強く言い過ぎたかな?
、、、いやでも、あのくらいの殺意を受けた中で反抗してくれなきゃ意味がない!」

俺の造り出した神は全て、反抗しない真面目な奴しかいない。(性格は一癖も二癖もある奴ばかりだが,,,)それが逆に俺にとっては嬉しくないのだ。俺の意思どうりにしか動かないような気がしてならない。だから、自分の意思を持って発言や行動してほしいのだ。そして俺はもう一度、
溜息をついたのだった。

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乱暴に扉を閉めたあと私は他の神にテレパシーを送り呟いた。
「計画を実行に移せ。やはりあいつとは永遠に分かち合えない。今日の夜、
あいつを,,,殺す!」
テレパシーが終わった後、終兜は一人憎悪にまみれた狂気の笑顔で笑いだした。
「クフフフフフ。今日があいつの終わりだ。楽しみにしていてくれよ、竜鬼。」
,,,反逆の神々が今動き出そうとしていた。

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