Umbrella

高嶺

ドロップ 【2】

ねえ、

あなたたちにここまで傷つけられるくらい
私は悪いことをしたの?

それでも泣いちゃいけない魔法をかけられて

私の思いはいったいどこへ行けばいいの?


心が真っ黒に染まっていくのが分かるんだ。

みんなのことを好きになりたいのに
そうできないのは、私が私を嫌いだからで

消えていく希望を掴むことができないのだ。


苦しい、

苦しいの。

こんな気持ち、出ていって。






1年生の夏、彼は来た。

彼、青くん。

私は青くんが、ずっと、ずっと怖かった。





私に深い傷をつけたのは、いじめじゃない。


青くん、私はあなたが怖いの。






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