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日本守護神戦記

土御門桜

第弐拾弐話 悲劇ノ幕開ケ

「くっ…」

















荒川大将から頂いた有給を使わずに部隊の訓練に明け暮れる中で突然かぐやが部隊長を勤める月読部隊を解散すると上層部が宣告なされた。











しかし理由も教えてくれない上層部に我々は反抗しようとしたが反抗すれば逆賊とみなされ此方が不利になってしまうため、大人しくしなければいけなかった。













「中院かぐや准士官、いやこれからは中院かぐや少尉だな。中院少尉にはこれより大和撫子隊に所属してもらう。」








「はい…」













大和撫子隊。女性だけの部隊で出現する兵の三角兵舎や基地周辺で食事・洗濯・軍服の裁縫など 身の回りの手伝いをするのが主な仕事だ。










今まで戦争に出て突撃していた部隊とは全く違う。つまり上層部は自分に後方任務をやれと?…自分は国の為に!!









最悪だ。
















「どうして、今まで国のためにと戦ってきたのにっ…!」













後方任務なんてやりたくない。しかし命令に逆らうことなど出来やしない。









零れ落ちる涙がかぐやの軍服に湿っているのにも関わらずかぐやは涙を流し続けて何故なのかと問い続け、それを見つけた荒川大将は共にいた同じ大将の人を放置して急いでかぐやの元に駆け付けた。










荒川大将は何事かとかぐやを見たがその状態で何となく察する。















「荒川、大将…私はどうすれば良いのか分かりかねます!」










「中院少尉」











「私はお国の為にと戦場に立ち、仲間と共に血や汗を流して尊い命を奪いました!



私は…私は…何も理由も言い渡されず、不当な部隊の解散に心を痛めております!」 















「…かぐや」自身の軍服に皺が出来るの程の力で握り締めるかぐやの手にそっと手を重ねると荒川大将はかぐやの名前を呼ぶ。


















「…辛かったな」














雨が降る中、泣き叫ぶかぐやを抱き締め慰める荒川大将にただかぐやは身を預け悲しみにくれていた

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