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日本守護神戦記

土御門桜

第玖話 我、部下ノ育成ス?

皆様おはようございます。私は中院かぐや見習士官から准士官に昇格致しました中院かぐや准士官と申します。








通常ならば国立防衛学校の見習士官はそれ以上の階級は取れないというのだが只それは見習士官の者達があまり実力がないというのが現実なんだが、かぐやは国立防衛学校に所属し階級を貰った人物を知っている。







それが荒川校長先生。ではなく荒川大将。







かぐやが受けている通常授業や訓練ではもはや学ぶことがないと教師に泣かれたので、今年で国立防衛学校を卒業すると同時に少尉への昇格となる。まさにスピード出世だ。








「私の部下でありますか?」





「そうだ。」










昇格祝いに欧米で人気の半径二十センチくらいの丸型のチョコレートと、国産の桜の香りがする入浴剤に祝い金三十万に、自身のお手製の和菓子を抱えて女子寮のかぐやの部屋に来た荒川大将を部屋に入れて話していると部下の話題になった。






荒川大将のお手製の和菓子は美味しいなと思ったら荒川大将の実家は江戸時代後期からやっている和菓子屋さんらしく、子供の時に跡取りとしてしごかれたらしい。






本人は継ぐ気満々であったが霊力が通常より高かったため国立防衛学校に入学させられたらしいが今でも継ぐ気があるらしく引退したら和菓子屋さんを継ぐと荒川大将は言う。











「しかし私に部下は必要ありません。居ても私の力が大きく戦闘に巻き込む恐れがあります故に一人で行動する方が良いと考えます」






「だが通常は組織で動くものだ。これを言えば中院准士官の忠誠心を疑う事になるが言っても言いか?」






「どうぞ。」






「政府は怖がっているのだ。中院准士官がもしかしたら我々を裏切る事があるかもしれないとな、故に…」





「成る程。上は私が怖いのですね。」





「そういう事だ。」








かぐやは一呼吸置いてこう言った。








「なれば彼等が月読部隊から辞退したいと申し入れれば潔く彼等を辞退させて下さい。」







「分かった」












彼女はとても優しい心を持っているのだなと思っている荒川大将の思いとは裏腹に、かぐやは祖国の為に満足に働きたいから一人で良いと言っているのに!!と心が荒ぶっていた。







ならばわざと辞退させたくなるような訓練方法を考えよう、まるで悪魔の様に頬笑むかぐやだが何故か荒川大将はその表情を美化してまるで部下の為に訓練方法を考えている様に見えた。

















「良いか。軍事練習は戦闘中に求められる規律や勇気を養う為に行われていると私は思う。」
 








目の前にいる見習士官から伍長までの士官三十人を目の前にして淡々とかぐやは語る。






かぐやの見た目は体が細く、まだ十六才だが大人の女性に近づいている。そのため男性の諸君の目線が顔とアレに目が行っているが女性陣からは冷たい瞳で見られているため、まぁ良いだろう。







「訓練方法は幾らでもあるがそれはもう過酷である故に辞退はいつでも受け付けよう。」







かぐやは笑う。








「ではこれより軍事練習を行う!!」

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