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日本守護神戦記

土御門桜

第陸話 我、校長ノ威厳ヲ見ス

「我々は軍人だ。貴様等も見習士官とは云えども軍人、自身に課せられた任務は完遂し、集団の中の一人として絶望的な状況下に化せられたとしても自身を見失うな!」






入学式。我々新入生は在校生の何人かに連れられ学校の体育館に入場させられ、私含めて約百人程の新入生の名前を呼ばれた後で荒川校長先生が挨拶をした。




荒川校長の顔も雰囲気も怖い為か、体育館中の雰囲気も荒川校長色に染まっており新入生も在校生の殆どの人が顔を青く染める。それほど此処にいる人達は荒川校長を恐れているのだ。
だが私は普通の表情で荒川校長を見ていると荒川校長と目が合う。げ、小さな声を漏らしてしまったが周りに聞こえてはいない様でホッとする。




顔文字で表すなら恐らくΣ(・∀・)だ。





「しかしこの国立防衛学校。防衛と名が付いているがただ防衛について学ぶだけでなく、医学や工業について等選択すれば学べたりするが、成績が悪い者や規則を守らぬ者は即刻退学処分とする。」






「流石、若き大将の迫力は違う…」新入生の一人が呟き、隣の赤髪は「へ~、凄いんだなー。」と瞳を輝かせながらそう言う。




というかあの髪色は良いのか?染めてるのなら将来禿げそうだな。しかしあの赤髪何処かで見たことある奴だな。







「訓練は辛いものだ。だからこそ俺は貴様等に警告する!」





荒川校長の威厳のある声が木霊する。



全身に鳥肌が立つ、それだけ荒川校長のオーラが凄まじさが分かるのだ。更に荒川校長はその無表情の顔を少し変えた。





「…!」




誰もが息を飲む。





「俺達、教師は貴様等を最高の軍人に育て上げる為に教育方を変え、更に厳しさが増す。故に逃げたい者は逃げるが良い、今なら罰は与えない。」




「国に、政府に、国民に、忠誠を誓い従順で戦場を駆け抜ける覚悟がある者だけが残れ!!」




静寂に包まれる体育館を見渡す荒川校長先生はニヤリと口角を上げて私の斜めにいる赤髪を睨みながら…。





「新入生諸君、我々は貴様等を歓迎しよう。」








「ようこそ、我が学校へ」

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