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真祖への転生

MooN

協力者


ミルシェ「そろそろいい?話したい事があるんだけど」

武神(設定)ことミカヅチが巨大魚を食べ終わるのを座って見ていたミルシェは問いかける

ミカヅチ「あぁ、モブな俺に出来ることは限られるが、何の話だ?」

ミルシェ「ハァ~・・・話しを聞いてくれるだけで良いよ・・・あ~、けどその前にミカヅチが魔物を執拗に狩ってたのはやっぱりレベル上げだったの?」

ミカヅチ「まぁ、それもあるけど主なのは食えるかどうかだ、二日前オークを見かけたから豚だと思い込んで食おうとしたけど、無理だったしな、グロいんだよ本当、でも腹が減ってたからとにかく色んな魔物を狩って、精神衛生上大丈夫なのを探してたって訳だ」

ミルシェ「あー、成る程それは死活問題だね、だから執拗に見えたのか・・・じゃあここから本題!まずミカヅチの種族は人間?」

ミカヅチ「おう、それに真祖って付いてるな!」

ミルシェ「それなら!いっぱい人を探しだして、村を作ってそこの村長になってよ!それで先祖代々の決まりごとを作って、その中の一つにあることを加えて貰いたいの」

ミカヅチ「お、おう、唐突過ぎて面食らったが、将来的には考えなきゃいけない事だよな、子孫を安全に残す為だしな、んで?その加えて欲しい家訓はなんだ?」

ミルシェ「うん・・・えっと私はこっち来て直ぐに心優しいドラゴンとエルフに会ったの・・・でもその直後に、自分以外の真祖を根絶やしにすると言うフェンリルが現れて、応戦したんだけど駄目で」

ミカヅチ「ルナリアさんがいたのに?」

ミルシェ「その時はヴァンもルナリアもまだ居なかったの、それで私は・・・自分の命惜しさに・・・違う、単純に怖かったんだと思う、前世いままでとは違う環境が安全じゃない不安が・・・だから私は二人の血を吸ったの・・・強くなる為だけに」

ミカヅチ「それは・・・仕方なくないか?だってそんな奴を野放しに出来ないし、さ?」

ミルシェ「ありがとう・・・とまぁ、そんなフェンリルとの戦闘の前にエルフから夢を聞いたの、そのエルフは前世ではハーフエルフで、散々な目に会ったらしいの、だから今世はどんなハーフも虐げられない、差別も迫害もないそんな世界にしたいって言ってた・・・ちょっと大袈裟に言ったけど、とにかくハーフを守りたいって事!」

ミカヅチ「そっか・・・良くわかった!でも露骨に言い伝えても良くない事もある、だから俺は他の種族と友好を深める事にするよ、ここは始まりの世界だ、始まりから仲が良ければ、余程の事がない限り大丈夫だろ?・・・数が増えたら流石にわからないけど」

ミルシェ「うん!ありがとう、それと、この事を会った人達に伝えて欲しいの!知識も一緒に」

ミカヅチ「知識か、そりゃそうだよな、中々に根気が必要だな」

ミルシェ「ふぅ~、話せて少し気が楽になったよ、本当にありがとうねミカヅチ!」

ミカヅチ「良いってことよ!将来を考えたら何だか楽しみになって来たしな!だからまずは嫁さん探しからだ!」

ミルシェ「あはは!頑張ってね」

「さて」とミルシェは立ち上がる

ミカヅチ「もう行くのか?」

ミルシェ「うん、早めにこの事を広めたいんだ、争いが起きる前にね」

ミカヅチ「この世界がどれ程大きいかにもよるな、何十年掛かるか、モブな俺に出来る事はやっぱり限られてるみたいだ」

呟くミカヅチに苦笑しながらミルシェは言う

ミルシェ「また言ってる・・・じゃあまたね、いつになるかも会えるかもわかんないけど」

ミカヅチ「俺の子供達には、ミルシェ・ルグレンの名前を延々と語り継がせてやるよ!困ったら頼れってな、だからお前は有名になれよ?子供達がお前を見つけられるようにさ」

ニヤリと笑うミカヅチ

ミルシェ「うん!わかった、ギルドを作ってくれたら真っ先に登録して直ぐに高ランクになるよ!」

ミカヅチ「おっ!それは面白そうだな!よっし!直ぐに村、いや!俺の王国を作って見せる!そんでギルドを作る!・・・って何年掛かるんだ?」

ミルシェ「さぁね?でも楽しみしてる」

ミカヅチ「おう!任せとけ!」

握手をして別れる二人

ルナリア「あっ!お嬢様!お話しは終わったんですか?」

魔法で服を水着に変え湖で魚を取っていたルナリアが気づき話し掛ける

ミルシェ「うん!終わった!ルナリアはお魚取れた?」

ルナリア「はい!お嬢様の為に大量に!」

ミルシェはミカヅチが魚を食べるのを見て自分も食べなくなった為、ミカヅチと話している間に取って貰おうとルナリアにお願いしていたのだ。

ヴァン「幾つかは保存しておきましょうか」

そう言うとヴァンは魔法で魚を凍らせて、かと思ったら魚を何処かへ消した

ミルシェ「ふえっ?ヴァン!なに今の?」

ヴァン「お嬢様も知っての通り魔法ですよ?」

ミルシェはろくに魔法の実験をしてないことを思い出す

ミルシェ「これは旅をしながら覚えていこうかな、本当にやることがいっぱいだよ」

それでも楽しみになってきたミルシェは急に自分も水着になり、湖を見た時から泳ぎたいと思っていた気持ちを発散した。


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