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真祖への転生

MooN

同郷の武神


ミルシェ「って!そう言う話をしてたんじゃ無いでしょ!危険じゃないなら会って話して見ないと!」

ルナリア「それではご案内致しましょう」

ミルシェ「さっきまでの警戒心は何処へいったのよ」

ルナリア「少しでもお嬢様に危険があるなら、排除しておきたい、そんな私の我が儘ですよお嬢様」

ミルシェ「そ、そう・・・あ、ありがとうルナリア」

顔が赤くなるミルシェ、ルナリアが男性なら今のは惚れていたかもしれない

ルナリア「お嬢様、お顔が赤いですよ?はっ!さては私に惚れましたね?」ニヤニヤ

ミルシェ「ほ、惚れてない!」

ニヤニヤ顔のルナリアをぽかぽか叩くミルシェ、ヴァンは微笑ましい光景だなと、うんうん頷いていた。

ミルシェ「ルナリア!案内して!」

ルナリア「はいお嬢様、それでは付いて来て下さい」

歩くこと数時間、結構歩くなぁ、と考えていたらルナリアの足が止まる

ミルシェ「この近くに居るの?って!うわぁ~すごい!・・・けど」

目の前にはかなり大きい湖が存在していた・・・だがそこでは一人の男と一匹の巨大魚が戦闘を繰り広げていた。

ミルシェ「あの二人がいなければもっと良かったかな」

ルナリア「ただちに排除します」

ミルシェ「ストーップ!ステイ!ステイだよルナリア!」

本当に排除しそうな気配がしたので急いで止めるミルシェ

ルナリア「私は犬ですか?いえ!私はお嬢様の犬ですが」

ミルシェ「ちょっと焦っただけ!犬とかそう言うのいいから!排除は無し、わかった?」

ルナリア「お嬢様の御心のままに」

取り敢えず、戦闘を観察する事にした。

観察していて驚いたのは、男が武器を取っ替え引っ替えしていた事だ、なんと男は何もない空間から色々な武器を取り出しては使ってを繰り返していたのだ!

ミルシェ「魔法かな?違うスキルかな?見た目は普通の人間見たいだし、言葉を教えれば何とかなるよね?」

そうこう考えている内に男が巨大魚を倒し巨大魚を担ぎながら湖から出て来た、そして近くに居たミルシェ達に気づく

男「ん?何だお前ら、魚はやらんぞ?」

ミルシェ「っ!いらないよ!」

‘’日本語‘’で話し掛けられたが、唐突だったのと卑しい勘違いをされた事に怒って、咄嗟に返すミルシェ

男「・・・言葉がわかるのか?」

ミルシェ「へっ?あっ!・・・日本語・・・」

男は成る程と言いながら近づいて来る

男「俺は・・・そうだな・・・ちょっと待ってな」

ミルシェ「?」

なにが良いかなとぶつぶつ一人で考え出す男・・・数分後考えがまとまったのか再びこちらを向く

男「俺は武神!歳は18って事になってる、前世では享年22だ名前はミカヅチ!ヨロシクな」

ミルシェ「なにを考えてるのかと思えば・・・設定って・・・」

ヴァン「だいたいの男は自分を強く見せたいものなのですよ」

ルナリア「救えない馬鹿ですね」ニッコリ

まぁ、わからないでもないとミルシェは思いながら返答する

ミルシェ「私は真祖の吸血鬼、歳は同じく0、前世では享年17よ、名前はミルシェ・ルグレン!ミルシェって呼んで」

ミカヅチ「なんだ?お前は前世からその設定なの?」

ミルシェ「設定じゃない!本当に吸血鬼だし名前には深~~い事情があるの!それに自分で設定言うな!」

ミカヅチ「あっははは!面白い奴だな、冗談だよ冗談、まぁ俺の設定は冗談じゃないから設定通りでヨロシク、話せる奴に会ったの初めてだし丁度良いしな、それでそっちの二人は?」

ヴァン「私はお嬢様の眷属です、歳は4013になります、名前はヴァンと申します」

ルナリア「同じくお嬢様の眷属のルナリアと申します・・・ちなみにお嬢様に手を出したらピー殺しますよ?」

最後の言葉でミカヅチから冷や汗が溢れる、それほどの殺気をルナリアは放っていた

ミカヅチ「重々承知しました・・・もう本当に、はい」

ミルシェがルナリアを叩く事で殺気は収まったが、ミカヅチはどちらが上かを完全に理解させられた

ミルシェ「え~と、ミカヅチで良いかな?今はお互い0歳だし」

ミカヅチ「はい!気にしませんお嬢様!」

ミルシェ「やめて!普通にミルシェで良いから・・・同じ世界からの人には私も初めて会ったから嬉しいよ!設定なんて考える位だからラノベとかも読んでたんでしょ?」

ミカヅチ「まぁね、チートが貰えて正に主人公!・・・って思ってたんだけど・・・ミルシェ達に会って俺は平凡なんだなって思い知らされたよ」

遠い目をしたミカヅチに何の事かわからないミルシェはヴァンとルナリアを見たが二人も首を横に振る

ミカヅチ「ふっ、自分の事は中々見えないものなのさ」

チートを貰っておきながらそう呟くミカヅチ

ミルシェ「その話しはもういいや、チートってさっきの武器を出してたやつ?」

ミカヅチ「武器召喚と武神の加護の二つさ!武器召喚は文字通り思った武器を召喚出来るスキル、武神の加護は称号で全武器の扱い方がわかるし、攻守を100上げてくれる」

ミルシェ「全然良いじゃん、主人公っぽいじゃん!」

ミカヅチ「どうだか、じゃあミルシェはどんなチート持ってるのさ?」

ミルシェ「チート持ってる前提なの?・・・まぁ持ってるけど」

そう言いスキルを話すとミカヅチはまた遠い目をして「ほらねっ」と言い空を見上げた

ミルシェ「あっ!でも、私の今のレベルが31何だけどレベルが上がるとスキルは増えるみたいだよ?」

その一言でミカヅチは更に遠い目・・・ならぬ白い目で空を見上げてボソッと呟く

ミカヅチ「俺は今35だけどスキルは増えてないよ・・・」

ミルシェ「・・・いや、ほら!レベルが100になれば凄いスキルが貰えるかもしれないし!・・・そ、それに凄いじゃん!レベル35なんて!今なら結構上位のレベルなんじゃないかな?」

ミカヅチ「ミルシェと4しか変わらないだろ?それに・・・そのルナリアさんのレベルは?」

ミルシェ「え~と」

ルナリア「100ですよ」ニッコリ

ミルシェ「ちょっ!ルナリア!」

ルナリア「気遣い戸惑うお嬢様も可愛いです!」

ルナリアから爆弾を投下され項垂れるミカヅチ

ミカヅチ「俺は魚を食べて寝るからもう放っといてくれ」

ミルシェ「打たれ弱い人だなぁ」

これから色々と話しをしたいので放って置くわけにもいかず機嫌が直るのを待つことにしたミルシェだった。



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