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声を失った少年の物語

響夜

15.ギルド内にて

 最近暑いですね。
 なろうと投稿時間遅れてすみません。
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ギルドの中へ入った瞬間感じたのは大勢の人の笑い声そして、お酒の匂い。



周りを見渡すとどの人も熟練の雰囲気を出している。



「俺がよぉ、あそこで魔物に止めを刺してさぁ!」



「はぁ...分かった分かった、お前その話何回目だよ。」



「ガハハ!何回だっていいだろ!俺は仕事終わりで気分がいいんだよ!」



近くを通った時に2人組の男性が喋っているところに目が行った、よほどお酒が回っているのか少し気性が荒くなっている。



「あの人は、いつもはいい方なのですがお酒を飲むとどうも荒っぽくなってしまって…」



「お、ナリィじゃねぇか!今日はどんな用事でここに来たんだ?」



びくっとナリィはゆっくりと先ほどの男性の方を振り返る。



「サドンさん、お疲れ様です。私は森の中まで薬草を採取に行ってましてその報告としてここに来ました。」



「そうかそうか、でその近くにいるフードの男はなんだ?」



ちらっと俺の方を向きその眼を見ると、少し怖かった。



「この方はクロさんと言って、私が採取をしている時に魔物に襲われている所を助けてくださったんです。」



「へぇ、さっきはお前さんの方を向いて少し睨むような真似をしてすまなかったな、俺も含め皆ナリィの事を大事にしているんだ。」



ナリィはこの町では人気があるんだな、少し羨ましい。



「サドンだ、よろしくな。」



『クロです、こちらこそよろしくお願いします。』



サドンさんが手を差し伸べてきたのに対し俺も手を差し伸べたら、サドンさんは手を戻した。



「おいおい、俺が自己紹介をしたんだお前もするのが礼儀じゃねぇのか?」



『えっ?』



俺は驚愕を隠せなかった、念話が通じない人が現れたからだ。



「サドンさん、クロさんはちゃんと自己紹介はしましたよ?」



ナリィが代わりにサドンさんに伝えてくれている。



「だってよ、喋ってもねぇのにしたって言われてもな。」



サドンさんは飽きれた様子でこちらを見ている。



『魔法適正未所有者か…』



『師匠なんだって?』



ふと呟いた師匠に対して俺は思わず聞き返した。



『言葉の通りさ、魔法の適性が無い者の事を言う。その者は魔法を行使する事や感じることが一切出来ない。今まで出会った人は少なからず魔法の適性があったという事だ。』



この町に入るまでに俺が会話した人は門番の人とナリィの2人だ、この人達も魔法が使える可能性があるという事か、もしかしたら使えるかもだけど。



「じゃ、私がクロさんの通訳をします。それをサドンさんに伝える形でいいですか?」



「ま、まぁいいだろう。」



『お願いするよナリィ。』



「じゃ、早速聞くぞ。お前は喋ってないのに何故ナリィには言葉が伝わっているんだ?」



そのことに関して俺はナリィを通じてサドンさんに無詠唱魔法の事と魔法適正について説明をした。



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なろうの方でも書きましたがここにも。
魔法適正がない人と話すときに、通訳の人がそばにいる場合は一括してクロック視点『』で表現します。
面白かった&気になるという方がいれば評価&感想よろしくお願いします。








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