新しい世界で今度こそ幸せをつかみたい

ゆたぽん

19話

女神様からの説明は簡単なものだった。
先ずは、***スキルについては祝福された際に解放される。
そのスキルは世界知識というセルディに関するあらゆる知識が入っていて、情報が多いため、ある程度大きくならないと発動させられなかったとの事。
ちなみにそのスキルをもっているのは私だけだから使い方に気をつけるように言われた。

最後に、私には特に使命はないので自由に生活していいそうだ。
因みに、私が産まれたあの土地はケットッシーが居なくなったのでこれから荒れるから手を出さないでほしいとの事。
荒れたら神託を出してどうするか見たいそうだ。
酷な話だか、セルディの世界では、増えすぎると間引きされるようにある程度なっているとの事。
まぁその場の対応の仕方で助かる場合もあれば多くを失う場合もあるのだけどね!と言われた。

「そうなのよ!増えたり減ったりの調整が必要なのよ!だからと言って貴方に何かしてほしいとかないから!折角だからセルディを満喫して自由に暮らしなさい!」

と、笑顔で私に女神様が言った。
…自由な生活を送る。ある意味では私には家族がいない。これからゆっくり家族を探せば良い?
そう思うと今までになくワクワクしてきた。
地球に未練がないわけじゃない。育ててくれた両親や家族に愛情がないわけでもない。
ただ、何かが違ったのだ。その何かは女神様の話を聞いて心にストンと落ちた。

これからどんな未来があるか分からないが、自分のペースでゆっくりと生活して行き、番いを探そうと思った。

「わかりました。これからの時間はゆっくり過ごそうと思います。今日から生まれ変わった気持ちで過ごして行きます。ただ、1つお願いがあるのですが、私の名前を変更する事は出来ますか?」

「名前は本来なら変えれないけど折角生まれ変わったのだから良いわよ!名前くらいなら私が付けてあげるわ!えっ?男女共有出来そうな名前が良いの?あぁ、貴方の、固定スキルがそれだものね。そうね〜、カミーユなんてどうかしら?」

私が頷くと女神様が私に手をかざし、私には聞き取れない呪文を唱えてた。

「ふう、変えたわよ。後でも良いからステータスを確認すると良いわ!それと、世界知識を習得するのは貴方が寝てる時になるわ!時間が少しかかるから注意してちょうだい!」

そう言うと女神様は私に向かい、

「ようこそセルディへ!貴方にとって良き出会いがありますように!」

すると、急に周りが騒めき始めた。どうやら教会に戻っていたようだ。私はお礼も言えなかったと思い、心の中でお礼を言い教会のシスターに声を掛けた。
祝福を、受けた後にギルドに行こうかと思っていたが、世界知識のスキル習得するために先ずは宿屋を決めないといけない。
部屋さえ取ればその中でマジック空間に入り安全にスキルを習得出来ると考えたからだ。

教会のシスターに宿屋の事を聞くと、教会でも質素だが部屋を貸し出ししているそうだ。なんでも祝福を受けても直ぐにお金を稼ぐことが出来ない人にある程度の期間安く提供しているとの事。
お金には困っていないが、教会であれば安心と思い一部屋借りることにした。
食事は携帯食料もあるので要らないと説明し、ここに来るまでに疲れたので暫く休みたいと話した。
実際、色々ありすぎて疲れていたので早く休みたかったので、直ぐに部屋まで案内してもらった。

それに一泊500ゼルと言われかなり安いと思ったが、とりあえず1週間分渡した。
素泊まりだとこの値段で、食事が付くと倍になるそうだ。料金は初めの1週間が500ゼルで、1週間ごとに500ゼル追加されていくと説明された。
何でも初めは働いても安いので泊まれるところがないので安く提供しているとの事。

部屋に案内してもらい、結界を作りマジック空間に入った。食事をとり身体を綺麗にした後布団に入り寝る体制になるといきなりピロン!と音がして膨大な量の知識が流れて混んできて私はそのまま意識を失った。

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