欠陥魔力騎士の無限領域(インフィニティ)

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学年無差別トーナメント⑭| 決勝戦⑤天通美龍の天下無双②

欠陥魔力騎士63

学年無差別トーナメント⑭ 決勝戦⑤天通美龍の天下無双②

「す、す、す、凄まじい強さです。天通美龍選手ッ!!」

「まさか、ここまでとはな……」

「西城選手を倒したフォワードを瞬殺したかと思えば、続いて現れたミドルスの中島永戸なかじまながと選手も瞬殺ッ!! 現在はレンジャーである金瀬光かなせあき選手へと向かっています」

「チーム反転の星リバーシステラがこのまま終わるとは思えないが、これは決着がわからなくなったぞ」

「引き続き、天通美龍選手に注目ですッ!!」

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「あんた、なかなかやるね」

「あなたごときに誉められてもまったく嬉しくはありませんが、一応ありがとうございますと言っておきますね」

 今わたくしが対峙しているのは、相手チームのレンジャーである金瀬光先輩。
 裏巫流の使い手で、こちらの術式を防ぐなかなかの手練れ。

(しかし、術式を使わないわたくしにとっては、あまり関係ない能力ですわね……)

「一撃でしとめさせていただきますね?」

「はっ、なかなかの自信だねッ!!」

「天通流十指創解……夜魔打乃示払群雲やまたのしふつむらくもッ!!」

 九つの首を持つ龍を作り、そこからその龍を四散。
 それにより生じるすべての点を用いての面攻撃。
 ご主兄様の教えでは、相手は術式だけでなく発動した技にも干渉できるらしい。

「これだけの多段面攻撃。防げるなら防いでみてくださいませ」

「くっ……ぐっ、うわぁぁぁぁッ!!」

「またご主兄様の敵くだらないものを倒してしまいました。本当に時間の無駄ですわね」

 これで残るはバックスの流鏑馬陵先輩のみ。

「あなたはわたくしと戦ってくださるのでしょうか?」

(Let's GET yourself(レッツゲットユアセルフ)……強者との戦いは、いつでも心踊りますわね)

 わたくしは今倒した金瀬光先輩が復帰しない事を横目で確認してから、流鏑馬陵先輩へと向けて歩き始めた。


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