欠陥魔力騎士の無限領域(インフィニティ)
学年無差別トーナメント③| 一回戦最終戦と王者の風格
欠陥魔力騎士47
学年無差別トーナメント③ 一回戦最終戦と王者の風格
「さぁ、いよいよ本日のクライマックスッ!! 学年無差別チーム戦一回戦最終戦。前年度王者である反転の星の登場ですッ!!」
「チーム戦では負けたことがないこのチームは、やはりなんと言っても流鏑馬陵による、圧倒的なディフェンス力が見所だ。他の選手も軒並み優秀だが、このチームは彼女あってこそと言っていい。それだけ彼女の実力は抜きん出ている」
「戦法としては、初戦を戦ったチームグリットと似ていますよね。ただ違うのは、流鏑馬選手は攻めることはしないところです」
「1対2だろうが1対3だろうが、彼女が守るリーダーを脅かすことはできない。難攻不落の要塞。それが流鏑馬陵と言う女だ」
「相手をするのは一年生チーム。チーム名はニューフェイス。学年内順位の高い選手で構成された正統派のこのチームは、はたしてどこまで反転の星に対抗できるのか!?」
「一年生チームは毎年、2チームが参加する。そしてその2チームは必ず、三年生の上位チームと当たる。これは酷かもしれないが、この学園でそれだけ上を目指せると言うことを知ってもらうためのものだからな。あまり気負わずに戦ってほしい」
「さてさて、会場内の空気も暖まってまいりました。実況は私、流蓮」
「解説は私、学園長でお送りするぞ」
「それでは、選手の準備が出来たようです。審判の九条先生、お願いしますッ!!」
────────────────────────
「両チーム、準備はいいな? ではカウントを開始する」
5、4、3、2、1………Let's GET yourself(レッツゲット……ユアセルフ)!!
「相手一年生には申し訳ないですが、一瞬で終わらせますよ? 全員、よろしくて?」
「問題ないでーす。やっちゃってくださぁーい」
「俺は楽できるにこしたことはねぇからな。あんたが決めるなら、それで構わんさ」
「リーダーとして許可します。一年生に格の違いと言うものを見せてあげましょう」
開始早々、先ほどの紹介では守りの要となるはずの流鏑馬選手が前に出る。
「反転の星、発動……」
流鏑馬選手がそう宣言した瞬間、相手である一年生チーム全員が次々と倒れていく。
「そ、そこまでッ!! 勝者チーム反転の星ッ!!」
────────────────────────
「開始早々の速攻ッ!! 何がなんだかわからない間に、一年生チーム全員が倒れてしまったぁぁぁッ!!」
「あれが反転の星。彼女たちのチーム名ともなっている技。彼女の産み出すフィールド内にとらえられた瞬間、相手は彼女の思い通りになる……」
「これが王者ッ!! これが三年生最強ッ!! 圧倒的な実力差で初戦突破ですッ!!」
「これは今年も彼女のチームが優勝となるのかの? できれば去年の三年生のように、彼女と拮抗してくれることを期待しよう」
「それでは会場の皆様、本日の予定はこれにて終了です。また明日の同じ時間にお会いしましょう」
学年無差別トーナメント③ 一回戦最終戦と王者の風格
「さぁ、いよいよ本日のクライマックスッ!! 学年無差別チーム戦一回戦最終戦。前年度王者である反転の星の登場ですッ!!」
「チーム戦では負けたことがないこのチームは、やはりなんと言っても流鏑馬陵による、圧倒的なディフェンス力が見所だ。他の選手も軒並み優秀だが、このチームは彼女あってこそと言っていい。それだけ彼女の実力は抜きん出ている」
「戦法としては、初戦を戦ったチームグリットと似ていますよね。ただ違うのは、流鏑馬選手は攻めることはしないところです」
「1対2だろうが1対3だろうが、彼女が守るリーダーを脅かすことはできない。難攻不落の要塞。それが流鏑馬陵と言う女だ」
「相手をするのは一年生チーム。チーム名はニューフェイス。学年内順位の高い選手で構成された正統派のこのチームは、はたしてどこまで反転の星に対抗できるのか!?」
「一年生チームは毎年、2チームが参加する。そしてその2チームは必ず、三年生の上位チームと当たる。これは酷かもしれないが、この学園でそれだけ上を目指せると言うことを知ってもらうためのものだからな。あまり気負わずに戦ってほしい」
「さてさて、会場内の空気も暖まってまいりました。実況は私、流蓮」
「解説は私、学園長でお送りするぞ」
「それでは、選手の準備が出来たようです。審判の九条先生、お願いしますッ!!」
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「両チーム、準備はいいな? ではカウントを開始する」
5、4、3、2、1………Let's GET yourself(レッツゲット……ユアセルフ)!!
「相手一年生には申し訳ないですが、一瞬で終わらせますよ? 全員、よろしくて?」
「問題ないでーす。やっちゃってくださぁーい」
「俺は楽できるにこしたことはねぇからな。あんたが決めるなら、それで構わんさ」
「リーダーとして許可します。一年生に格の違いと言うものを見せてあげましょう」
開始早々、先ほどの紹介では守りの要となるはずの流鏑馬選手が前に出る。
「反転の星、発動……」
流鏑馬選手がそう宣言した瞬間、相手である一年生チーム全員が次々と倒れていく。
「そ、そこまでッ!! 勝者チーム反転の星ッ!!」
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「開始早々の速攻ッ!! 何がなんだかわからない間に、一年生チーム全員が倒れてしまったぁぁぁッ!!」
「あれが反転の星。彼女たちのチーム名ともなっている技。彼女の産み出すフィールド内にとらえられた瞬間、相手は彼女の思い通りになる……」
「これが王者ッ!! これが三年生最強ッ!! 圧倒的な実力差で初戦突破ですッ!!」
「これは今年も彼女のチームが優勝となるのかの? できれば去年の三年生のように、彼女と拮抗してくれることを期待しよう」
「それでは会場の皆様、本日の予定はこれにて終了です。また明日の同じ時間にお会いしましょう」
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